だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

月に魅せれて…

2010-02-26 21:38:16 | 映画
SF映画史に燦然と輝く、名作「2001年宇宙の旅」(68)。今はなきテアトル東京のシネラマ・スクリーンで見た感動は今も覚えています。スタンリー・キューブリック監督(1928年7月26日~1999年3月7日)の代表作。

この映画の主役は、木星探査船ディスカバリー号の船長デビッド・ボーマン(ケア・デュリア)ですが、やっぱり“人工知能HAL(ハル)9000型コンピュータ”。ハルの声を担当したのは、ダグラス・レイン。

万が一未見なら、とにかく見て欲しい。続編の「2010年」は、ピーター・ハイアムズ監督、ロイ・シャイダー、ジョン・リスゴー、ヘレン・ミレン、ボブ・バラバン主演。前作よりストーリー性が高く内容もわかりやすいです。

宇宙船の人工知能がトラブルになるというパターンは、その後の作品に影響を及ぼしました。「月に囚われた男」(09)でも、人工知能が登場。近未来、宇宙飛行士サム・ベル(サム・ロックウェル)は月にいます。

彼の仕事は世界最大の燃料生産会社ルナ産業との契約で、ヘリウム3を採掘すること。1日1回“ルナローパー(月面車)で採掘後、抽出・精製し地球に送る…。月に派遣されて3年になろうとしていました。

月面基地“サラング”で、話し相手は人工知能を搭載したロボット“ガーディ”(声:ケヴィン・スペイシー)だけ。唯一の楽しみは、妻テスとのTV電話。しかし会社との契約が後2週間となった時…おかしなことが起こりはじめます。

自分と同じ顔をした男がいる!なぜ自分は地球に帰れない?幻覚なのか、いったいどうなっているのか…。初監督のダンカン・ジョーンズ(デヴィッド・ボウイの息子)が、彼のために書いた脚本で、撮影期間わずか33日。

サムの熱演を見たスペイシーが、ガーディの声の出演を即決。主演のサム・ロックウェルは、1968年11月5日カリフォルニア出身。ジョージ・クルーニーが初監督を務めた「コンフェッション」(02)の主役チャック・バリス役。

「ウェルカム トゥ コリンウッド」(02)でも組んでます。私は「キャメロット・ガーデンの少女」(97)がお気に入り。他にも「ギャラクシー・クエスト」「グリーンマイル」(99)「銀河ヒッチハイク・ガイド」(05)「ジェシー・ジェームズの暗殺」(07)

「フロスト×ニクソン」(08)などに出ています。なにしろ本作ではたった1人の主演。見ます!
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