だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

フェルメールの地理学者

2011-01-12 20:36:10 | 展覧会
コリン・ファースのファンなので…というわけではないのですが、彼がフェルメールを演じた「真珠の耳飾りの少女」(03)は、とってもよく似合っていましたね。今ではコリン以外のフェルメールなんて考えられません。

17世紀オランダで活躍したフェルメールの代表作には、『マリアとマルタの家のキリスト』(1654~55頃)『ディアナとニンフたち』(1655~56頃)『取り持ち女』(1656)『窓辺で手紙を読む女』(1657頃)『小路』(1657~58頃)

『士官と笑う娘』 『牛乳を注ぐ女』 『紳士とワインを飲む女』 『ワイングラスを持つ娘』(1658~60頃)、『デルフトの眺望』(1660~61頃)『青衣の女』(1663~64頃)『天秤を持つ女』(1664頃)『水差しを持つ女』(1664~65頃)

『リュートを調弦する女』 『真珠の首飾りの女』(1664頃)『手紙を書く女』(1665頃)『真珠の耳飾の少女(青いターバンの少女)』(1665~66頃)『絵画芸術』(1666~67頃)『天文学者』(1668)『地理学者』(1669)

『レースを編む女』(1669~70頃)『ギターを弾く女』 『手紙を書く婦人と召使』 『ヴァージナルの前に座る若い女』(1670頃)など。なにしろフェルメールの作品は、真贋の疑問作を含めても30数点しか現存していません。

日本でも大人気のフェルメール、これまでも展覧会で見ることができました。この春のザ・ミュージアムでは、「フェルメール< 地理学者>とオランダ・フランドル絵画展」が開催。あの『地理学者』が東京初公開です。

他にも、ヤン・ブリューゲル(子)『楽園でのエヴァの創造』(1630年代後半)、ヤン・ブリューゲル(父)『ガラスの花瓶に生けた花』(1610~25頃)、フェルディナント・ボル『若い男の肖像』(1644)

レンブラント・ファン・レイン『サウル王の前で竪琴を弾くダヴィデ』(1630~31頃)、ペーテル・パウル・ルーベンス『竪琴を弾くダヴィデ王』(1616頃)、ヘラルト・テル・ボルヒ『ワイングラスを持つ婦人』(1656~57頃)

フランス・ハルス『男の肖像』(1638)、ルーカス・ファン・ファルケンボルヒ『凍ったスヘルデ川とアントワープの景観』(1593)などのフランドル絵画も。シュテーデル美術館のコレクションをぜひ見ましょう!
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