だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

アルゼンチンの怪しい家族

2016-08-14 20:51:38 | 映画
マイブログにたびたび登場するスペインの映画監督、ペドロ・アルモドバル。初期の作品は、タイトルは知っていても当時は見ていませんでした。

アメリカ映画を見てましたからねぇ~。ようやく、劇場で見た作品が「オール・アバウト・マイ・マザー」(98)でした。カンヌ国際映画祭でパルムドールに初ノミネートされ…

同じく監督賞を初受賞しました。「トーク・トゥ・ハー」(02)、「バッド・エデュケーション」(04)、「ボルベール <帰郷>」(06)、「抱擁のかけら」(09)、

「私が、生きる肌」(11)、「アイム・ソー・エキサイテッド!」(13)と見続けるファンと化しました。プロデューサーとしても活躍するアルモドバル。

前作のダミアン・ジフロン監督「人生スイッチ」(14)は、大ヒットしました。パブロ・トラペロ監督のアルゼンチン映画「エル・クラン」(15)も、プロデュース作品です。

トラペロ監督は、ベニチオ・デル・トロが初監督した作品を含むオムニバス映画「セブン・デイズ・イン・ハバナ」(12)で、日本でも紹介されています。

1983年のアルゼンチン。近所からの評判もよく、裕福なプッチオ家。父アルキメデス(ギレルモ・フランセラ)、母エピファニア(リリー・ポポヴィッチ)、

アレハンドロ、ギジェルモ、マギラの3人の息子たち。シルビア、アドリアナの2人の娘たち。ある日、アレハンドロが通う学校の生徒が誘拐され、姿を消します。

それ以降、周りでは金持ちだけを狙った身代金誘拐事件が多発。近所の住民は、不安を募らせるのでした。そんな時でも変わらない生活を送る、プッチオ家。果たして?

実はこれ、アルゼンチンで実際に起きた事件を映画化。第72回ベネチア国際映画祭で、銀獅子賞に輝きました。うむ、アルモドバル好みですね。見ましょう。
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