軍歌劇団員のラブストーリー

中国北京市出身のフォン・シャオガン監督作品は、ドナルド・サザーランドとグォ・ヨウ主演「ハッピー・フューネラル」（０１）が、最初。

すっかり気に入り、製作総指揮を務めたグォ・ヨウ主演、ルー・シュエチャン監督「わが家の犬は世界一」（０２）も見ちゃいました。

チャン・ツィイー主演「女帝 エンペラー」（０６）、チャン・ハンユー主演「戦場のレクイエム」（０７）、アンディ・ラウ主演…

「イノセントワールド 天下無賊」（０４）、１９７６年７月２８日に起きた地震を描いた「唐山大地震」（１０）などがあります。

未公開作品もありますが、久々に劇場公開されるのが、「芳華 Ｙｏｕth」（１７）です。時は、１９７６年のこと。

１７歳のホー・シャオピン（ミャオ・ミャオ）は、歌や踊りで軍の兵士たちを慰労し鼓舞する歌劇団＜文工団＞に入団します。

農村出身で、周囲と馴染めないシャオピンにとって唯一の支えは、模範兵のリウ・フォン（ホアン・シュエン）でした。

しかし、時代が大きく変化する中で起きたある事件をきっかけに、２人の運命は非情な岐路を迎えるのでした。果たして？

ホアン・シュエンは、チェン・カイコー監督「空海 ＫＵ―ＫＡＩ 美しき王妃の謎」（１８）で白楽天を演じた人。覚えてます？

本作は、何十年にもわたる２人の関係を描いているそうです。文化大革命の時代に生きた、若者の青春とラブストーリー。ぜひ。