だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ヴェネツィア国際映画祭ユニセフ賞受賞作

2020-08-11 20:50:55 | 映画
当初、6月12日公開予定だった本作。予告編を見た時の感想は、うむ、169分。約2時間50分。長い。でも、劇場再開の時に見た…

中国映画、ワン・シャオシュアイ監督「在りし日の歌」(19)は185分。3時間5分。長い映画には慣れています。ポスターでも分かるように…

本作は白黒映画で、ヴァーツラフ・マルホウ監督「異端の鳥」(19)。原作はポーランドの作家イェジー・コシンスキの同名小説。

1965年に発表され、ポーランドでは発禁書となった問題作。監督は11年もかけ、映像化。さらに舞台となる国や場所を特定されないよう…

インタースラーヴィク(スラヴ諸語を基に作成された特定地域の国際補助語)という人工言語が使われた初の映画とか。よくわかりませんが。

それはともかく、出演者には、馴染みが深いです。第2次世界大戦中、ナチスのホロコーストから逃れるため、少年(ペトル・コラール)は…

東欧のある村の叔母のもとにたった1人で疎開します。しかしある日、叔母が病死し、火事で叔母の家も焼失してしまいます。孤児になった彼は…

差別と迫害に抗い、想像を絶する大自然と格闘しながら強く生き抜くのでした。果たして?ペトル・コラールは、監督に偶然見出された普通の子。

共演はウド・キア、ポーランド人俳優のレフ・ディブリク、ステラン・スカルスガルド、ハーヴェイ・カイテル、ジュリアン・サンズ、バリー・ペッパー。

第76回ベネチア国際映画祭であまりの残酷さに途中退場者が続出。しかし上映後には、10分間のスタンディングオベーション。貴方はどちら?
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