中国版「ハドソン川の奇跡」

間違えちゃいました。香港の映画俳優アンディ・ラウ（劉 徳華）の監督作品かと思いました。アンディ・ラウは、チョウ・ユンファ主演…

ＴＶ「カンフーレジェンド 蘇乞児 外伝」（８２）で映画デビューして以来、俳優とプロデューサー、歌手として活躍。監督はまだでした。

間違えちゃった作品とは、アンドリュー・ラウ（劉 偉強）監督「フライト・キャプテン 高度１万メートル、奇跡の実話」（１９）です。

本作は、中国で実際に起きた飛行機事故を描いています。２０１８年５月１４日、中国の重慶市からチベット自治区のラサ市に…

向かう四川航空３Ｕ８６３３便は、リュー機長（チャン・ハンユー）ら９名のクルーと１１９名の乗客を乗せて出発します。

フライトは順調でしたが、地上１万メートルの高空を飛行中、操縦室のフロントガラスにひびが入り、瞬く間に窓が大破！

副操縦士のチェンの体が、外に投げ出されます。辛うじてチェンの体を掴んだリュー機長。氷点下３０度の冷風が前方から…

激しく吹き込み、圧力を失った操縦室は自動操縦も不可能に。激しく揺れる機体。パニックに陥る乗客たち。さらに事態は悪化していきます。

果たして、３Ｕ８６３３便の運命は？出演者はオウ・ハオ、トー・チアン、ユアン・チュアン…と知らなくてごめんなさい。

それにしても、監督は１９６０年生まれの６０歳。アンディ・ラウは１９６１年生まれの５８歳。年も近かったんですね。