だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

誕生75周年、天井桟敷の人々

2020-09-29 20:52:33 | 映画
かつて日曜日の夜、TV朝日で放送されていた『日曜洋画劇場』の解説者、映画評論家の淀川長治さん。知らない方もいると思いますが…

映画を大好きになったのもこの番組のおかげ。淀川長治さんのおかげ。あの頃は小森和子さんや双葉十三郎さん、水野晴郎さん、木村奈保子さん、

おすぎ、品田雄吉さんなどテレビなどで活躍する評論家がいっぱい。中でも淀長さんは当然古い映画に詳しく、チャップリンやジョン・フォード、

ルキノ・ヴィスコンティ、オーソン・ウェルズなど、監督や俳優、女優、そして映画の素晴らしさをたくさん紹介していました。

その中に、マルセル・カルネ 監督「天井棧敷の人々」(45)も。でもこの作品は未だに未見。今思えば、フランス映画は未開の地。

『午前十時の映画祭』でも上映してたけど。作品誕生75周年を記念した「天井棧敷の人々 4K 修復版」(45)が公開されます。

本作は白黒映画、第1部:犯罪大通り/第2部:白い男、上映時間190分の大作。物語は…19世紀半ばのパリの芝居小屋。

パントマイム役者のバチスト・ドビュロー(ジャン=ルイ・バロー)は、ガランス(アルレッティ)という女性に恋をするのですが…。

脚本家ジャック・プレヴェールと監督のマルセル・カルネは映画史上、屈指の名コンビと言われたそうで、本作はドイツ軍によるパリ占領下の…

1945年、ニースの撮影所に全長400mの巨大オープンセットを建て、製作されたとか。そうだったんですね。まずは予告編から。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする