ジャン＝ポール・ベルモンドをご存じ？

１９６０年代のフランス映画界で大活躍し、日本での人気をアラン・ドロンとほぼ二分していたのが、ジャン＝ポール・ベルモンドです。

ドロンは１９３５年１１月８日生まれ。ベルモンドは１９３３年４月９日生まれの２歳違い。ドロンは、イヴ・アレグレ監督…

「女が事件にからむ時」（５６未）で主役デビュー。次がミシェル・ボワロン監督「お嬢さん、お手やわらかに！」（５８）でした。

一方のベルモンドは、モーリス・デルベス監督「歩いて馬で自動車で」（５７未）でデビュー。こちらも主役スタート。ジャン＝リュック・ゴダール監督…

「勝手にしやがれ」（５９）は、彼の代表作の１本です。そのベルモンドの作品を紹介する「ジャン＝ポール・ベルモンド傑作選」が開催されます。

フィリップ・ド・ブロカ監督「大盗賊」（６１）、ジェラール・ウーリー監督「大頭脳」（６８）、ロベール・アンリコ監督「オー！」（６８）、

アンリ・ヴェルヌイユ監督「恐怖に襲われた街」（７５）、フィリップ・ラブロ監督「危険を買う男」（７６）、クロード・ジディ監督…

「ムッシュとマドモアゼル」（７７）、ジョルジュ・ロートネル監督「警部」（７８）と「プロフェッショナル」（８１未）。共演する美しい女優たちは…

クラウディア・カルディナーレ、レア・マッセリ、ジョアンナ・シムカス、ラクエル・ウェルチ。ファンはもちろん、初めての方もぜひ。

ドロンとの共演作「ボルサリーノ」（７０）と「ハーフ・ア・チャンス」（９８）は入っていません。念のため。残念でした。