だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ボタニカルアートとは…

2005-06-29 20:46:50 | 展覧会
久しぶりに芸術の森、上野に行ってきました。目的は国立科学博物館の「恐竜博2005」だったのですが、ちょうど初日を迎えた「ドレスデン国立美術館展」にも、足をのばしました。こちらは、6月23日のブログにも書きましたので、見てくださいね。

で、上野に着いてから開催を知った「植物画 世界の至宝展」に、大感激しました!場所は、東京藝術大学 大学美術館。英国王立園芸協会(RHS)創立200周年記念とあり、本当に素晴らしい作品ばかり!RHSは、現在エリザベス女王が総裁を務め、創立は1804年になります。RHSリンドリー図書館所蔵の植物画、約2万数千点のうち、書籍を含め129点が展示されています。

16世紀から今日まで、500年にわたる植物画の大系を一望できるのです。古代から文様などに使われていた植物のモチーフが、やがてルネッサンスを迎え、自然観察と共に詳細に、緻密に描かれるようになりました。英国の大航海時代に入り、世界中から持ち帰った植物たちは、18世紀の英国に園芸ブーム(ガーデニング)を巻き起こすのでした。

展示されている植物画(ボタニカルアート)は、見事!としか言いようがないくらい素晴らしいもので、いつもは「重い」と敬遠してしまう図録を買ってしまいました。チューリップ、蘭、パンジー、バラ、ヒアシンス、椿、ユリ、りんご、キノコ…などなど。どの作品も手元に残しておきたかったのです。もし、私が画家になるなれるのなら、植物画家になりたかったです。

展覧会は7月18日までですので、興味のなる方は急いでお出かけください。美しすぎる植物たちを、ぜひどうぞ!お勧めします♪
コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 歴史は繰り返す… | トップ | どっちのメリンダ? »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
植物画 (totto200511)
2005-06-30 19:17:30
是非 時間を作りみたいです。大好きです。

それをみて また書いてみたくなるでしょうか。すこし この頃 ご無沙汰してますので。時間は作ろう!作って出かけよう。
返信する

コメントを投稿

展覧会」カテゴリの最新記事