アカデミー賞の常連といえば、まずメリル・ストリープが浮びます。受賞2回、ノミネート12回!ちなみに歴代の最多受賞者は、キャサリン・ヘップバーンの主演女優賞4回。どうも女優ばかりが浮んでしまいますが、男優なら主演と助演を合わせての3回受賞が最多だそうで、ジャック・ニコルソン、ウォルター・ブレナンがいます。(2回の人は多数)
そしてもう1人、常連の女優がジュディ・デンチです。1934年12月9日英国ヨーク出身で、BAFTA(英国アカデミー賞)でのノミネート&受賞もあるので、アカデミーと合わせるとメリルを上回るかも…。確かにデンチが出演している映画は、それだけで良質って思ってしまいますね。“007”シリーズも!
私もデンチの大ファンで、「眺めのいい部屋」(86)あたりから欠かさず見ています。今や貫禄も十分で、大女優の風格。88年には“デイム”に称号も受けています。そのジュディ・デンチの最新作が、「あるスキャンダルの覚え書き」です。しかも共演が、これまたアカデミー&BAFTA常連のケイト・ブランシェット!ただし彼女は、オーストラリア人。
1996年の冬、ロンドン郊外のセントジョージ総合中等学校。歴史のバーバラ・コヴェット(デンチ)は、厳格なベテラン教師。私生活でも孤独を感じているバーバラは、ある月曜日の朝、新任の美術教師シーバ・ハート(ケイト・ブランシェット)に出会います。美しいシーバを自分の理想の友人(?)として、密かに日記に書き記していくのです。
ある暴動をきっかけにシーバは、バーバラを心から信頼し、自宅に招くまでになります。しかし、さらに事件は起こります。15歳の生徒スディーヴン・コナリー(アンドリュー・シンプソン)の積極的なアプローチに揺らぐシーバ。バーバラは、彼女の秘密を知ることで優位に立ち、すべてを日記に記すことでシーバを支配するのです。
そこにあるのは、優越感?支配感?それとも嫉妬?映画のナレーターを兼ねたデンチは、かわいい、そして悪意を滲ませるかのようなバーバラを最高の演技で見せてくれます。対するブランシェットの巧みな感情表現も見逃せません!監督は「アイリス」(01)で、デンチにBAFTAの主演女優賞を与えたリチャード・エアー。うれしいのは、シーバの夫役にビル・ナイが出演。必見!
そしてもう1人、常連の女優がジュディ・デンチです。1934年12月9日英国ヨーク出身で、BAFTA(英国アカデミー賞)でのノミネート&受賞もあるので、アカデミーと合わせるとメリルを上回るかも…。確かにデンチが出演している映画は、それだけで良質って思ってしまいますね。“007”シリーズも!
私もデンチの大ファンで、「眺めのいい部屋」(86)あたりから欠かさず見ています。今や貫禄も十分で、大女優の風格。88年には“デイム”に称号も受けています。そのジュディ・デンチの最新作が、「あるスキャンダルの覚え書き」です。しかも共演が、これまたアカデミー&BAFTA常連のケイト・ブランシェット!ただし彼女は、オーストラリア人。
1996年の冬、ロンドン郊外のセントジョージ総合中等学校。歴史のバーバラ・コヴェット(デンチ)は、厳格なベテラン教師。私生活でも孤独を感じているバーバラは、ある月曜日の朝、新任の美術教師シーバ・ハート(ケイト・ブランシェット)に出会います。美しいシーバを自分の理想の友人(?)として、密かに日記に書き記していくのです。
ある暴動をきっかけにシーバは、バーバラを心から信頼し、自宅に招くまでになります。しかし、さらに事件は起こります。15歳の生徒スディーヴン・コナリー(アンドリュー・シンプソン)の積極的なアプローチに揺らぐシーバ。バーバラは、彼女の秘密を知ることで優位に立ち、すべてを日記に記すことでシーバを支配するのです。
そこにあるのは、優越感?支配感?それとも嫉妬?映画のナレーターを兼ねたデンチは、かわいい、そして悪意を滲ませるかのようなバーバラを最高の演技で見せてくれます。対するブランシェットの巧みな感情表現も見逃せません!監督は「アイリス」(01)で、デンチにBAFTAの主演女優賞を与えたリチャード・エアー。うれしいのは、シーバの夫役にビル・ナイが出演。必見!