■簡易被覆栽培ぶどう講習会 2008年5月20日(火曜日)記

今日は、昨日の雨が、嘘のように晴れ上がり、
清々しい気分で、講習会に参加する事が出来た。
5月のこの時期の講習会も、2回目の参加となった。
今までは、専門用語が解らず、聞いていてもチンプンカンプン。
(例えば、新梢しんしょう・芽かぎ・摘心・摘穂てきすい・花ぶるい等・・・)
これらが、今までより、だいぶん理解できる様になった。(と思う・・・)
去年の講習会時にUPしたブログ内容を見ると、
とても詳しく書いてあり、それの通りにすれば、間違いがなっかったはず。
ところが、自分のものになっていない為、読んでも解らず、
今までにやらなければならない作業ができていなかったり、
やり過ぎていたりと、滅茶苦茶な事をしていたものだと、反省する事ばかり。
そこで、来年の為にも、今日頂いた資料の纏めをしておきたいと思う。
簡易被覆栽培ぶどう講習会資料より・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.気象概況
気温:平年と比べて1月下旬は低温で推移し、3月中旬は高温だった。
日照:平年と比べて1月中旬から2月上旬までは日照時間は少なかったが、
それ以降は平年並みかそれ以上だった。
降水:平年と比べて1月中下旬は降水量が多く、2月は少なかった。
それ以降は定期的に降雨があり、平年より降雨量は多い。
2.本年の生育状況
平年より、少し早まっている様子。
(我が家は、去年より10日ほど早いと思われる。)
3.当面の管理について
今年の管理の注意点として
昨年の夏秋期に高温・少雨傾向が続いたことから、以下のような園地では、
樹体の貯蔵養分が少ない状態であることが考えられる。
・収穫後のかん水が不十分
・早期落葉がみられた(我が家は落葉が遅かった)
・二次伸長した枝の管理が不十分
⇒初期生育を良好にするための栽培管理
(芽かぎ、摘穂、岐肩の切除等)を、積極的に行っていきたい。
(我が家の場合は芽かぎができていない)
(1)新梢の管理
①芽かぎ
目的:不要な芽を取り除き、貯蔵養分の有効管理と
新梢の初期育成を促す。
時期:発芽後、できるだけ早めに実施する。
方法:極端に発芽の早い芽、弱い芽、花梢の着生していない芽、
発生方向の悪い芽をかぎ取り、中庸な芽を残す。
1か所に2本の新梢が出ている場合は1本にする。
②誘引、ねん枝
目的:新梢の日当たりを均一にする。生産性の向上
時期:全体の4割程度の新梢が棚付けを行えるようになったら、
生育が早く強い新梢から行う。
展葉8枚程度の新梢で作業性が良い。
方法:強い新梢や発生方向が悪い新梢は、軽くねん枝し、誘引する。
誘引は、晴天日の日中に行うとやりやすい。
(早朝などに行うと、水分が多いため折れやすい)
■目標新梢本数の目安・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
主枝3mあたりの新梢数(両側) 30~32本
10aあたり新梢数 5000~6000本
片側新梢間隔の目安 約20cm
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
③新梢の摘心
目的:新梢の生育を揃え、養分を花穂に集中させ結実を促す。
時期:開花10日前から始め、開花前までには終えるように
※摘心が遅れると、花ぶるいする場合がある。
方法:強い新梢・・・・房先6~7葉残して摘心する。
中庸な新梢・・・房先8~9葉残して摘心する。
弱い新梢・・・・行わない。
④副梢の管理
方法:本葉基部から発生する副梢は、棚面2~3葉、棚先1葉残す。
摘心節から発生する副梢については摘心せず、
しばらく伸長させる。
チョッとここで、強い新梢の摘心の方法を、動画でどうぞ。↓

《 詳しくは、こちらをクリック♪ 》
【 開花期の理想的な枝の状態 】
結実を良くするためには、開花期には枝が伸長していない状態が望ましい。
■生育ステージごとの枝管理のポイント・・・・・・・・・・・・・・・・・・
開花直前~開花始め
・新梢の勢力に応じて摘心する。
強い新梢:房先6~7葉残して摘心する。
中庸な新梢:房先8~9葉残して摘心する。
弱い新梢:必要に応じて摘心する。
・強い副梢は2~3葉残して摘心する。
開花期~2回目ジベ処理時
・開花期頃から旺盛に伸び始める副梢は適宜摘心する。
2回目ジベ処理時後~果粒軟化前
・果房着生部近くから発生する副梢は摘心するか、
棚下に引き下げて伸長を抑制する。
※この時期に摘心を繰り返さない。
果粒軟化始め
・葉の繁り具合を考慮して、副梢を摘心する。
果粒軟化~
・副梢を摘心は控える。
着色開始2,3週間後
・強く再伸長する副梢を適宜摘心する。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(2)花穂の管理
①摘穂
目的:不要な花穂を切除し、栽培に必要な花穂の発育を促す。
着果過多の防止、着果量の調整
時期:新梢の強さに応じて摘穂時期を変える。
・強い新梢・・・・開花前までに摘穂し、1新梢1花穂にする。
・中庸な新梢・・・新梢誘引時に摘穂し、1新梢1花穂にする。
・弱い新梢・・・・新梢誘引時に摘穂し、空枝にする。
②岐肩と不要な大きい車の切除
目的:明らかに不要な上位の車を切除し、
栽培に必要な花蕾の発育を促す。
時期:岐肩が確認できるようになり次第、早めに行う。
方法:新梢の強さに応じて岐肩と肩に近い大きな車を切除する。
・強い新梢・・・・早い時期に小さく切り込まないように注意する。
・中庸な新梢・・・早めに岐肩と不要な大きい車を取り除く。
・弱い新梢・・・・早めに岐肩と不要な大きい車を取り除く。
※新梢生長に応じた花穂管理が望ましい。
③花穂整形
時期:花穂の残す部分が開花3日前~咲き始めまでに行う。
方法:不要な車を切除し、先端の長さが3~3.5cmとなるように
しっかりと切り込む。

④房づくり
時期:1回目ジベレリン処理3日後から房づくりを始める。
2回目ジベレリン処理までに終わらせる。
方法:房肩(特に肩の巻き)を良くするために、肩の位置を早く決める。
先端が良好な果房や、上部を使うと胴が張りすぎるような果房は、
先端を使う。
先端が伸びている花房や、先端を使うとボリューム感には欠ける
果房については、先端を切り落とす。
果軸の長さは5~6cmを目安にする。
果粒の大きさを揃え、障害や傷のある果粒、内向き、下向きの
果粒を除去する。
《 この時期までに行う作業はこちらを クリック♪ 》

■省力的な房づくりについて
開花前の花穂整形時に、肩の位置を決めるくらいの気持ちで切り込んでおき、
開花期以降の粒間引きで肩を切らないようにすることが大切。
こうすることで、省力的になるだけでなく、良い房型の果房(肩の巻きの良い)
の生産が可能となる。
(3)ホルモン処理

一度にUPできない為、ここまでにしておいて、
随時、追記・変更という形で、UPしようと思う。

今日は、昨日の雨が、嘘のように晴れ上がり、
清々しい気分で、講習会に参加する事が出来た。
5月のこの時期の講習会も、2回目の参加となった。
今までは、専門用語が解らず、聞いていてもチンプンカンプン。
(例えば、新梢しんしょう・芽かぎ・摘心・摘穂てきすい・花ぶるい等・・・)
これらが、今までより、だいぶん理解できる様になった。(と思う・・・)
去年の講習会時にUPしたブログ内容を見ると、
とても詳しく書いてあり、それの通りにすれば、間違いがなっかったはず。
ところが、自分のものになっていない為、読んでも解らず、
今までにやらなければならない作業ができていなかったり、
やり過ぎていたりと、滅茶苦茶な事をしていたものだと、反省する事ばかり。
そこで、来年の為にも、今日頂いた資料の纏めをしておきたいと思う。
簡易被覆栽培ぶどう講習会資料より・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.気象概況
気温:平年と比べて1月下旬は低温で推移し、3月中旬は高温だった。
日照:平年と比べて1月中旬から2月上旬までは日照時間は少なかったが、
それ以降は平年並みかそれ以上だった。
降水:平年と比べて1月中下旬は降水量が多く、2月は少なかった。
それ以降は定期的に降雨があり、平年より降雨量は多い。
2.本年の生育状況
平年より、少し早まっている様子。
(我が家は、去年より10日ほど早いと思われる。)
3.当面の管理について
今年の管理の注意点として
昨年の夏秋期に高温・少雨傾向が続いたことから、以下のような園地では、
樹体の貯蔵養分が少ない状態であることが考えられる。
・収穫後のかん水が不十分
・早期落葉がみられた(我が家は落葉が遅かった)
・二次伸長した枝の管理が不十分
⇒初期生育を良好にするための栽培管理
(芽かぎ、摘穂、岐肩の切除等)を、積極的に行っていきたい。
(我が家の場合は芽かぎができていない)
(1)新梢の管理
①芽かぎ
目的:不要な芽を取り除き、貯蔵養分の有効管理と
新梢の初期育成を促す。
時期:発芽後、できるだけ早めに実施する。
方法:極端に発芽の早い芽、弱い芽、花梢の着生していない芽、
発生方向の悪い芽をかぎ取り、中庸な芽を残す。
1か所に2本の新梢が出ている場合は1本にする。
②誘引、ねん枝
目的:新梢の日当たりを均一にする。生産性の向上
時期:全体の4割程度の新梢が棚付けを行えるようになったら、
生育が早く強い新梢から行う。
展葉8枚程度の新梢で作業性が良い。
方法:強い新梢や発生方向が悪い新梢は、軽くねん枝し、誘引する。
誘引は、晴天日の日中に行うとやりやすい。
(早朝などに行うと、水分が多いため折れやすい)
■目標新梢本数の目安・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
主枝3mあたりの新梢数(両側) 30~32本
10aあたり新梢数 5000~6000本
片側新梢間隔の目安 約20cm
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
③新梢の摘心
目的:新梢の生育を揃え、養分を花穂に集中させ結実を促す。
時期:開花10日前から始め、開花前までには終えるように
※摘心が遅れると、花ぶるいする場合がある。
方法:強い新梢・・・・房先6~7葉残して摘心する。
中庸な新梢・・・房先8~9葉残して摘心する。
弱い新梢・・・・行わない。
④副梢の管理
方法:本葉基部から発生する副梢は、棚面2~3葉、棚先1葉残す。
摘心節から発生する副梢については摘心せず、
しばらく伸長させる。
チョッとここで、強い新梢の摘心の方法を、動画でどうぞ。↓

《 詳しくは、こちらをクリック♪ 》
【 開花期の理想的な枝の状態 】
結実を良くするためには、開花期には枝が伸長していない状態が望ましい。
■生育ステージごとの枝管理のポイント・・・・・・・・・・・・・・・・・・
開花直前~開花始め
・新梢の勢力に応じて摘心する。
強い新梢:房先6~7葉残して摘心する。
中庸な新梢:房先8~9葉残して摘心する。
弱い新梢:必要に応じて摘心する。
・強い副梢は2~3葉残して摘心する。
開花期~2回目ジベ処理時
・開花期頃から旺盛に伸び始める副梢は適宜摘心する。
2回目ジベ処理時後~果粒軟化前
・果房着生部近くから発生する副梢は摘心するか、
棚下に引き下げて伸長を抑制する。
※この時期に摘心を繰り返さない。
果粒軟化始め
・葉の繁り具合を考慮して、副梢を摘心する。
果粒軟化~
・副梢を摘心は控える。
着色開始2,3週間後
・強く再伸長する副梢を適宜摘心する。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(2)花穂の管理
①摘穂
目的:不要な花穂を切除し、栽培に必要な花穂の発育を促す。
着果過多の防止、着果量の調整
時期:新梢の強さに応じて摘穂時期を変える。
・強い新梢・・・・開花前までに摘穂し、1新梢1花穂にする。
・中庸な新梢・・・新梢誘引時に摘穂し、1新梢1花穂にする。
・弱い新梢・・・・新梢誘引時に摘穂し、空枝にする。
②岐肩と不要な大きい車の切除
目的:明らかに不要な上位の車を切除し、
栽培に必要な花蕾の発育を促す。
時期:岐肩が確認できるようになり次第、早めに行う。
方法:新梢の強さに応じて岐肩と肩に近い大きな車を切除する。
・強い新梢・・・・早い時期に小さく切り込まないように注意する。
・中庸な新梢・・・早めに岐肩と不要な大きい車を取り除く。
・弱い新梢・・・・早めに岐肩と不要な大きい車を取り除く。
※新梢生長に応じた花穂管理が望ましい。
③花穂整形
時期:花穂の残す部分が開花3日前~咲き始めまでに行う。
方法:不要な車を切除し、先端の長さが3~3.5cmとなるように
しっかりと切り込む。
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④房づくり
時期:1回目ジベレリン処理3日後から房づくりを始める。
2回目ジベレリン処理までに終わらせる。
方法:房肩(特に肩の巻き)を良くするために、肩の位置を早く決める。
先端が良好な果房や、上部を使うと胴が張りすぎるような果房は、
先端を使う。
先端が伸びている花房や、先端を使うとボリューム感には欠ける
果房については、先端を切り落とす。
果軸の長さは5~6cmを目安にする。
果粒の大きさを揃え、障害や傷のある果粒、内向き、下向きの
果粒を除去する。
《 この時期までに行う作業はこちらを クリック♪ 》

■省力的な房づくりについて
開花前の花穂整形時に、肩の位置を決めるくらいの気持ちで切り込んでおき、
開花期以降の粒間引きで肩を切らないようにすることが大切。
こうすることで、省力的になるだけでなく、良い房型の果房(肩の巻きの良い)
の生産が可能となる。
(3)ホルモン処理

一度にUPできない為、ここまでにしておいて、
随時、追記・変更という形で、UPしようと思う。
■採れたて野菜 2008年5月21日
毎日、これ位は採って食べていて、
よく飽きないなあと、自分でも思うし、夫も何も言わない。

下↓のえんどう類もね・・・。
今夜は、こんな 『 採れたてメニュー 』 に変身~。
■えんどう 2008年5月21日
あまいえんどうと赤花絹さやが、
本数が少なくても、採る時間もなく、
こんなに大きくなってしまった。

昨日、葉を見ると、スティックセニョールについていた虫と同じ虫(葉ダニ?)が、
絹さやの葉先の方に、たくさん這っていたので、
直ぐに、期限切れのとろみがつきかけた牛乳をスプレーし、
今日見ると固まっていた。&いなくなっていた。
私は、ダニもアブラムシも、晴れた日の午前中に、
牛乳をスプレーして退治している。
そうすれば、動けなくなって、牛乳が乾燥すると同時に、
虫も干からびてしまうみたいだ。
週に1~2度の、竹酢液・万田酵素などの、
希釈液散布は、行っているが、
虫が寄り付かなくなることはない。
あまいえんどうと赤花絹さやが、
本数が少なくても、採る時間もなく、
こんなに大きくなってしまった。

昨日、葉を見ると、スティックセニョールについていた虫と同じ虫(葉ダニ?)が、
絹さやの葉先の方に、たくさん這っていたので、
直ぐに、期限切れのとろみがつきかけた牛乳をスプレーし、
今日見ると固まっていた。&いなくなっていた。
私は、ダニもアブラムシも、晴れた日の午前中に、
牛乳をスプレーして退治している。
そうすれば、動けなくなって、牛乳が乾燥すると同時に、
虫も干からびてしまうみたいだ。
週に1~2度の、竹酢液・万田酵素などの、
希釈液散布は、行っているが、
虫が寄り付かなくなることはない。
■水キムチ 2008年5月19日
昨日、立派な白菜をいただいたので、
今朝、畑で栽培している方の、味いちばんを、間引いて、
漬物を作ることにした。
大根が、思ったより大きくなっているわ。

いつも、コメントを入れていただいている、
ばってんさんから教わった、水キムチ。
まず、塩をして半日おけばいいのね・・・。

あっ、ここで唐辛子を入れてしまったわー。
失敗したかな?(まあ、少しだけだからいいか。)
夕方には、水とにんにくを入れ、唐辛子をもう少し加えよう!
楽しみ
昨日、立派な白菜をいただいたので、
今朝、畑で栽培している方の、味いちばんを、間引いて、
漬物を作ることにした。
大根が、思ったより大きくなっているわ。

いつも、コメントを入れていただいている、
ばってんさんから教わった、水キムチ。
まず、塩をして半日おけばいいのね・・・。

あっ、ここで唐辛子を入れてしまったわー。

失敗したかな?(まあ、少しだけだからいいか。)
夕方には、水とにんにくを入れ、唐辛子をもう少し加えよう!
楽しみ

■128穴種蒔き 2008年5月18日
性懲りもなく、128穴ポットに種蒔き。

畑が有り余っているわけでもないのに・・・。
ついつい、128穴ポットに種蒔き。
有り余っているのは、種の方・・・。
蒔き時を見ては、次々と・・・。
流石に、今日は、80穴でぐっと我慢した。
↓のイタリアンパセリの記事に、
蒔く事にしたと書いているが、
勘違い。
昨夜、既に、プランターに蒔いた事を忘れて、
種の袋を、大探し。(苦笑)
何だか、最近忘れっぽい。(やばい)
128穴ポットに蒔いたものは、
サクサク王子・きゅうり(北進:性懲りもなく去年の種)・
わさび菜・おかひじき・アスパラ菜・チマサンチ(最左列:書き忘れ)。
