きのうの
ソーちゃんの叡王戦は、
視聴者数170万というから、
オリンピック中継より
盛り上がったようである。
そして、
宿敵トヨピーを相手に
堂々の初戦勝利を収めた。
王位戦を含めて
この三連勝で用いたのは、
29連勝していた時の
得意戦法である
「角換わり」である。
これまで、
その常勝戦法を封印したかのように
「合い掛かり」という
難しい戦法を研究して採用していたが、
ここにおいて
「伝家の宝刀」を抜いた。
「ソータの角換わり」
といわれるほど
その切れ味は鋭い。
それにしても、
王位戦二戦目での
逆転負けから
トヨピーが変調で、
らしからぬ棋風で
メンタルに迷いが生じてるのか
苦戦を強いられている。
まるで
「ソータ毒」に
中ったかのようでさえある。
それでも、
まだ、公式戦では
4勝7敗の対戦成績で、
非公式戦を交えても
「5勝8敗」と負け越している。
それでも、
ここにきて
苦手意識や相性悪感も
なくなってきたような気がする。
もっとも、
彼の場合、目の前の相手より、
「盤上がすべて」
と言うが。
アンチ・ソータ派や
トヨピー派は
これからの巻き返しを
期待しているだろう。
思うに、
現在、賞金ランキングでトップの
文字通り棋界№1の強敵と
相対しているからこそ、
そこから吸収するものがあって
彼の「伸びしろ」がドンドン
急成長しているのかもしれない。
棋界最強の「魔王」こと
渡辺名人に対しては
8勝1敗という
"お得意様"状態だから
凄い事である。
彼の礼儀正しさ、
節度ある物言い、
そしてあどけない笑顔・・・と、
まともな日本人なら
誰もが好感を持ってしまう、
まさしく「令和の国民的スター」に
なってきた感がある。
それを殺害するという
強迫した輩(やから)がいるのだから、
世の中、狂ってる奴が
いるものである。
京アニ犯や
「やまゆり園」犯なぞは
そのたぐいであろう。
いつの時代でも、
バケモノより怖いのは
ニンゲンなのかもしれない。
【馬鹿は隣の火事より怖い】
という談志家元の
至言がある。
夏休みに入ってから、
早朝の涼しいうちに
階下の書室にて
半時ほど中国古典の
臨書に勤しんでいる。
書を嗜んでいるとはいうものの、
学校の手書きの執務記録を
自分で見てみると
まだまだヘタッピな字で
うんざりする。
もっとも、
小学校時代に
年間180日も
喘息で休んだりしてたのだから、
ろくろく字が書けないのも
仕方ないことかもしれない。
なので、
上手くなるよりも
楽しんで書く、ということが
何より大事だと心得ている。
敬愛する碧水先生は
能書家であられたので、
その御歌も多い。
よいモデルに会ひ
懸命にかきゆけば
モデルさんが絵をかかしてくれると
同じけいこくりかへしつづけゐる
今日のわれは
昨日のわれにはあらず
くりかへし
くりかへしつづけゆく稽古
おのづから生むか
楽しんでする稽古
わが今のいのちと
筆と墨硯紙ともにあり
ありがたきかも
紙のべて筆と遊べばわがこころ
ほのぼのとして
ひとりたのしき
下手な字もまたおもしろし
おかしな字出来たものよと
つぶやき笑ふ
筆と遊ぶわが幸せよ
その出来のよしあしはおきて
ただたのしき
世話になりしお礼いひつつ
筆と硯こころしづかに
洗ひ了へにけり
震度6の余震で
落下したテレビが
映らなくなったものの、
音声部は壊れていなかったので、
CDプレーヤーの
スピーカー代わりに用いている。
書の稽古や、
隣室での執筆仕事の時に
BGMの役に立ってくれている。
去年、
従妹のミキティからもらった
ミニ温度計は
茶室の臨時書斎の
温度計測に役立っている。
中生ジョッキと
枝豆のイラストが
いかにも盛夏らしく
季節を感じさせてくれる(笑)。
棋戦の昼休(ちゅうきゅう)中に、
遠くない蕎麦屋に出向いて
「天せいろ」をやってきた。
すっかり
"蕎麦っ喰い"になった
この夏だが、
なんだかワクワクするという
自分のちょっとした高揚感を
大事にしたいと思っている。
なかなか、
暮らしていて
プチ・マイブームというのは
それ程ちょいちょいは
訪れないものである。
20年近く続けていた
グルメサイトも閉鎖したので、
毎日来られていた
200人あまりのビジターには
気の毒したが、
ひと様の為の有益情報の執筆や
分析的、評論的に食べるのは
もういい加減面倒くさくなった。
好き勝手に
好きなように食べてるのが
半隠遁老人には
気が楽でいい。
古楽器製作では、
出来合いのキットでなく、
「0」から作るのを
「スクラッチ・ビルト」と言うが、
この夏、怪談も"それ式"で
四話創作した。
きのうも
PC画面を半々に分割し、
ソーちゃんの棋戦を観ながら、
半分では『創作怪談』を書いていた。
"火のない所に煙を立てる"(笑)
という「0」からの作業は、
まるで真空から原始宇宙を
誕生させるごとく、
何らかの"ゆらぎ"や
核となるものが必要である。
それで、
枝雀の『幽霊の辻』の断片に
土砂災害や凶悪事件を交えて、
何か出来ないかと
"見切り発車"で書き出してみたら、
途中からキャラやアイディアが
自然発生してきて、
"らしきもの"が一篇できた。
ただ、
創作者としてよりも
評価者としての眼の方が
キビシイので、
(あんまし、怖くねーなー・・・)
と、またしても
駄作になったことに
忸怩たる思いがある。
でも、何事も
エチュード(習作/稽古)は
必要である。
ショパンの『12のエチュード』だって、
傑作ばかりとは限らないし…(笑)。
オバケと思しきアイテムの
挿画に草刈り爺様を
グーグル画像で探したら、
なんだか健全な絵だったので、
絵画ソフトで抽象化してみた。
夏になると
怪談を創りたくなるが、
何せ、いいネタが枯渇してるので、
乾いたタオルを絞るように
オゾマシイ事件を元に
不条理感を"でっち上げ"ている(笑)。
誰か、ネタくで~!!(笑)
ε=ヾ(*。>◇<)ノ
ソーちゃんの叡王戦は、
視聴者数170万というから、
オリンピック中継より
盛り上がったようである。
そして、
宿敵トヨピーを相手に
堂々の初戦勝利を収めた。
王位戦を含めて
この三連勝で用いたのは、
29連勝していた時の
得意戦法である
「角換わり」である。
これまで、
その常勝戦法を封印したかのように
「合い掛かり」という
難しい戦法を研究して採用していたが、
ここにおいて
「伝家の宝刀」を抜いた。
「ソータの角換わり」
といわれるほど
その切れ味は鋭い。
それにしても、
王位戦二戦目での
逆転負けから
トヨピーが変調で、
らしからぬ棋風で
メンタルに迷いが生じてるのか
苦戦を強いられている。
まるで
「ソータ毒」に
中ったかのようでさえある。
それでも、
まだ、公式戦では
4勝7敗の対戦成績で、
非公式戦を交えても
「5勝8敗」と負け越している。
それでも、
ここにきて
苦手意識や相性悪感も
なくなってきたような気がする。
もっとも、
彼の場合、目の前の相手より、
「盤上がすべて」
と言うが。
アンチ・ソータ派や
トヨピー派は
これからの巻き返しを
期待しているだろう。
思うに、
現在、賞金ランキングでトップの
文字通り棋界№1の強敵と
相対しているからこそ、
そこから吸収するものがあって
彼の「伸びしろ」がドンドン
急成長しているのかもしれない。
棋界最強の「魔王」こと
渡辺名人に対しては
8勝1敗という
"お得意様"状態だから
凄い事である。
彼の礼儀正しさ、
節度ある物言い、
そしてあどけない笑顔・・・と、
まともな日本人なら
誰もが好感を持ってしまう、
まさしく「令和の国民的スター」に
なってきた感がある。
それを殺害するという
強迫した輩(やから)がいるのだから、
世の中、狂ってる奴が
いるものである。
京アニ犯や
「やまゆり園」犯なぞは
そのたぐいであろう。
いつの時代でも、
バケモノより怖いのは
ニンゲンなのかもしれない。
【馬鹿は隣の火事より怖い】
という談志家元の
至言がある。
夏休みに入ってから、
早朝の涼しいうちに
階下の書室にて
半時ほど中国古典の
臨書に勤しんでいる。
書を嗜んでいるとはいうものの、
学校の手書きの執務記録を
自分で見てみると
まだまだヘタッピな字で
うんざりする。
もっとも、
小学校時代に
年間180日も
喘息で休んだりしてたのだから、
ろくろく字が書けないのも
仕方ないことかもしれない。
なので、
上手くなるよりも
楽しんで書く、ということが
何より大事だと心得ている。
敬愛する碧水先生は
能書家であられたので、
その御歌も多い。
よいモデルに会ひ
懸命にかきゆけば
モデルさんが絵をかかしてくれると
同じけいこくりかへしつづけゐる
今日のわれは
昨日のわれにはあらず
くりかへし
くりかへしつづけゆく稽古
おのづから生むか
楽しんでする稽古
わが今のいのちと
筆と墨硯紙ともにあり
ありがたきかも
紙のべて筆と遊べばわがこころ
ほのぼのとして
ひとりたのしき
下手な字もまたおもしろし
おかしな字出来たものよと
つぶやき笑ふ
筆と遊ぶわが幸せよ
その出来のよしあしはおきて
ただたのしき
世話になりしお礼いひつつ
筆と硯こころしづかに
洗ひ了へにけり
震度6の余震で
落下したテレビが
映らなくなったものの、
音声部は壊れていなかったので、
CDプレーヤーの
スピーカー代わりに用いている。
書の稽古や、
隣室での執筆仕事の時に
BGMの役に立ってくれている。
去年、
従妹のミキティからもらった
ミニ温度計は
茶室の臨時書斎の
温度計測に役立っている。
中生ジョッキと
枝豆のイラストが
いかにも盛夏らしく
季節を感じさせてくれる(笑)。
棋戦の昼休(ちゅうきゅう)中に、
遠くない蕎麦屋に出向いて
「天せいろ」をやってきた。
すっかり
"蕎麦っ喰い"になった
この夏だが、
なんだかワクワクするという
自分のちょっとした高揚感を
大事にしたいと思っている。
なかなか、
暮らしていて
プチ・マイブームというのは
それ程ちょいちょいは
訪れないものである。
20年近く続けていた
グルメサイトも閉鎖したので、
毎日来られていた
200人あまりのビジターには
気の毒したが、
ひと様の為の有益情報の執筆や
分析的、評論的に食べるのは
もういい加減面倒くさくなった。
好き勝手に
好きなように食べてるのが
半隠遁老人には
気が楽でいい。
古楽器製作では、
出来合いのキットでなく、
「0」から作るのを
「スクラッチ・ビルト」と言うが、
この夏、怪談も"それ式"で
四話創作した。
きのうも
PC画面を半々に分割し、
ソーちゃんの棋戦を観ながら、
半分では『創作怪談』を書いていた。
"火のない所に煙を立てる"(笑)
という「0」からの作業は、
まるで真空から原始宇宙を
誕生させるごとく、
何らかの"ゆらぎ"や
核となるものが必要である。
それで、
枝雀の『幽霊の辻』の断片に
土砂災害や凶悪事件を交えて、
何か出来ないかと
"見切り発車"で書き出してみたら、
途中からキャラやアイディアが
自然発生してきて、
"らしきもの"が一篇できた。
ただ、
創作者としてよりも
評価者としての眼の方が
キビシイので、
(あんまし、怖くねーなー・・・)
と、またしても
駄作になったことに
忸怩たる思いがある。
でも、何事も
エチュード(習作/稽古)は
必要である。
ショパンの『12のエチュード』だって、
傑作ばかりとは限らないし…(笑)。
オバケと思しきアイテムの
挿画に草刈り爺様を
グーグル画像で探したら、
なんだか健全な絵だったので、
絵画ソフトで抽象化してみた。
夏になると
怪談を創りたくなるが、
何せ、いいネタが枯渇してるので、
乾いたタオルを絞るように
オゾマシイ事件を元に
不条理感を"でっち上げ"ている(笑)。
誰か、ネタくで~!!(笑)
ε=ヾ(*。>◇<)ノ