『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

「目かけ、声かけ、心かけ」

2024-11-16 06:52:22 | 家庭文化

 

 

きのうから
竜王戦「第四局」が
大阪の茨木市で始まった。

茨木は
かつて勤務していた
金光第一高があった
高槻市の隣なので、
ちょいちょい出向いたことがあり、
教え子や元同僚も住んでいる街である。

将棋会館は
高槻市に新設されたというので、
今月末に高槻在住の教え子と
京都散策と会食をするので、
ついでに将棋会館も
見学してきたら、
ソーちゃんグッズを
ゲットできるかも・・・である(笑)。

*

きのうは
山のガッコの勤務日だった。

いつものように
連絡ボックスには
菓子袋が入っており、
中からポッキーが一箱出てきたので、
「ん…。なんで?!」
と思ったが、すぐに、
「そっか・・・。11/11が
ポッキーの日だったからかぁ・・・」
と了解できた。

*

仕事を終え、
職員室の先生方から
「お疲れ様でした~」
の労いを背にしながら、
玄関を出ると
暮れなずむ西の空も
労を癒してくれるような
天然美を見せてくれていた。

*

前日のT中では、
デザイン科を目指しているJCが、
カウンセリング中に
デッサンしたいと言って、
目の前にある据え置き型の
台形をした温度計の裏側を
せっせと描き始めた。

心理師の見守る中で
描画することは、
アートセラピーにもなるので、
言葉を交えながら
その完成までのプロセスを
たがいに共有した。

美術部に属し、
顧問の美大卒の先生に
受験指導も受けているだけあって、
アタリをとって
パース(遠近感)を考え、
ハイライト、ハイシャドウなどを
消しゴムやティッシュを使って
丁寧に描き込んでいた。

完成後に、オリジナルのサインをし、
満足気な笑顔を見せてくれたので、
「これなら、合格まちがいなしだねぃ」
と正直な感想を述べると、
満面の笑みを浮かべ
お礼を言って退室していった。

小学校時代の「いじめ」の
PTSDはすっかり改善し、
体質のアトピーも
日に日に良くなっているようで、
これで志望校に合格してくれれば、
心理支援者として
望外の喜びである。

去年も、
心的問題を抱えながらも、
偏差値70の難関校にチャレンジして
合格した子たちが、
卒業式後にもかかわらず
カウンセリング室を訪れて
吉報を報告してくれ
握手して喜びあった事があった。

悩み多き「思春期の山」を
一緒に同伴して登る
シェルパかガイドのような
心理支援者は、
そうやって金に換えられぬ
生き甲斐、やり甲斐を
報酬として頂いている。



***

リク坊一家が
近場の野外広場で
BBQをやって楽しんでる
写真が送られてきた。

動画では、リク坊が
高台から「足蹴りサイクル」を
乗りこなして、疾走する様に
パパ・ママも感嘆の声を
上げていた。

こうやって、
両親に見守られ、
「目かけ、声かけ、心かけ」
の「三かけ」をされた子は、
自己効力感・自己肯定感が
しっかり醸成され、
自分のやりたい事、
やるべき事をしっかり自認し、
それを遂行していけるようになる。

そのような過程を経ないで
育ってきた子は、
愛着障害性の不適応になり、
SCの元を訪れるが、
「心理支援者」として
「代理保護者」のように接し、
「目かけ、声かけ、心かけ」を
してあげると、代理父性・母性を
取り込んで、立ち上がれるようになる。

4校のうち、1校のみが、
常連の10人ほどが
すべてJCで、これらのほぼ全員が
父親との関係がなかったり、
薄かったり、悪かったり・・・という、
家族病理を抱えている。

なので、
健全な「父性性」を提供し、
時に、孫のリク坊に接するような
「好々爺」としても接し、
彼女たちの「ネガティヴ・ファザコン」の
心理療法としている。

ヒトの有難い事は、
そういった代理父性でも
心理的不全感は穴埋め、補完され、
健常性に戻れる処である。

これは、高校『生物』の
授業でも教えた、
細胞を基幹とする
生命体の定義でもある
「アクティヴ・メインテナンス・
オブ・ノーマル・アンド・
スペシフィック・ストラクチャー」
"Active Maintenance of Normal
and Specific Structures"
(正常で特異的構造の積極的維持」
という特性に拠るものである。



***

アウトドアで
全人的に遊び、疲れたリク坊は、
玄関先でバッタリ
眠りこけた・・・(笑)。

いかにも、
エネルギッシュ、ェナジェティックな
健康優良児らしい(笑)。

健全な子ども時代は
こうでなきゃである・・・(笑)。

さすがに、
高・大と体育科の
マッチョなパパと遊ぶと
ヘロヘロになるようだ・・・(笑)。

それでも、
「知・徳・体」の
三拍子を鍛えられているので、
先日の結婚式のような
見事なスピーチもこなせるのだろう。

こういう子たちが
大勢ふえて
大きくなったら、
今の腐れ大人を排して
日本を引っ張るリーダーシップを
発揮してくれたら、
未来は明るいだろう。



**

ナッちゃん/アキちゃん/ヲトちゃん
一家は、『コーギー・フェス』に
参加して楽しんできたようだ。

ここでも、
懸命に走るヲトちゃんを
「速い!! はやい!!」
と、称賛する
アスリートのママ・パパが
「目かけ・声かけ・心かけ」
をしていた。


 

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気分は、はや、Xmas!!

2024-11-12 05:02:09 | 家庭文化

 

 

きのうは、
2週間ぶりにKP中に出勤したら、
誰かの創った箱庭があり、
よく出来ていたので、
付箋に「すごいね!!」と書いて
張っておいた。

SC室はSSWも週一で
使っているので、
その時の生徒が拵えたのだろう。

惜しむらくは、
箱庭療法としては、
セラピストが立ち会っていて、
作品完成後に共に鑑賞したり、
時に、分析したり・・・という
過程なしには、文字通り、ただの
サンドプレイ(お砂遊び)に過ぎない。

それでも、
ブラインド・アナリシスしてみると、
絶海の孤島らしき処に
ドーンと鎧武者が屹立しており、
宝石と花に囲まれて、
尚且つ、胸には💛の宝石が・・・。

孤独感・武装した自我・几帳面(強迫傾向)・
目いっぱいの虚勢・心の問題・・・
といった、キーワードが思い浮かぶ(笑)。

 

***

ChatGPT
「アパテー(Apatheia)」は、古代ギリシャの哲学、特にストア派の思想における概念で、「心の平静」や「情念からの自由」を意味します。

ストア派においては、人間が理性に基づき、感情に振り回されずに平穏な心で物事に対処することが理想とされました。
「アパテー」は、怒りや欲望、恐怖などの激しい感情に支配されず、冷静かつ穏やかに物事を受け入れる状態を指します。
この状態になることで、困難や不安定な状況でも心を乱さずに生きられると考えられていました。

現代でも、アパテーの考え方は感情のコントロールや内面の平穏を目指す際の参考として注目されています。



**

きのうのベント・・・

ウメボシ殿下
柚子味噌
砂肝のニンニク炒め
ハムエッグ
赤カブ
スプラウト



**

きのうは退勤前に
空き時間があったので、
ファリャとドビュッシーの
練習をした。

外を見ると
暮れなずむ東の空から
半月が登りはじめていた。

クラシック音楽の常で、
何百回とさらっても
さらに、音楽的な深み・高みに
突き当り、自分のものとするには
到底できないような
絶望感に襲われる事がよくある。

それを克服するには、
暗譜して、とことん弾き込んで、
日常生活の中でも
自ずと鼻歌として出てくるまでに
曲に没入せねばならない。

その時、カラダも自然と
それに連動するようだと
尚良し、である。

** ** **

最近、ケースをより理解する為に、
AIを利用する事があるが、
個人情報的な訊き方をすると
「利用規定に抵触します」
という注意が出されるので、
例え話として尋ねている。

Q
・・・例えばの話として、
小5で初潮を迎えた女の子がいて、
母親が兄の高校受験に掛りっきりで、
彼女に十分に関わることが
できなかった場合、
ネグレクトや愛着障害的な
諸問題が生じますか。

AI・・・
1. ネグレクトについて
ネグレクトは、長期間にわたって子どもの基本的なニーズが満たされない場合に用いられることが多いです。
この例のような一時的な状況では、母親が娘のことを「無視」したわけではなく、一時的に手が回らなかった、という状況です。長期的に放置されたり、全く関心を示されないといった状態が続かなければ、ネグレクトとは異なると考えられます。

2. 愛着障害について
愛着障害は通常、乳幼児期から小学校低学年までの間に、主要な養育者との信頼関係が十分に築かれなかった場合に生じやすいです。
この場合、女の子が母親との間に既にある程度の信頼関係を築いていると、愛着障害につながる可能性は低いでしょう。
しかし、思春期前後は感受性が強いため、こうした一時的な距離が不安感や孤独感を生む可能性はあります。

3. 影響を軽減するためにできること
こうした状況で母親が女の子の気持ちをフォローすることができれば、彼女の孤独感や不安感も軽減できます。
例えば、忙しさが一段落した際に母親が声をかけたり、本人の成長に関心を寄せるようなコミュニケーションをとったりすることで、女の子も「自分も大事にされている」という安心感を感じやすくなります。

このように、短期的な親子の距離が生じたとしても、心のフォローが入ればネグレクトや愛着障害といった深刻な問題には発展しづらいと考えられます。



適格な答えだなぁ…(笑)。



***

ついでに、
かねがね疑問に思っていた、
今年の正月二日に起きた
羽田空港での旅客機と
海上自衛隊機の衝突事故で、
何故に、日航の機長は
日頃から訓練しているはずの
「ゴ―アラウンド」(着陸やり直し)
を咄嗟にしなかったのか・・・を
AIに尋ねてみた。

機長か副機長が
滑走路の状況を視認していれば、
衝突は回避できたのに・・・と、
ずっと思っていた。



**

先日、裏磐梯に
紅葉狩りに出向いた折、
青々とした樅ノ木に
赤い実がなっていて、
まるでXmasツリーの
飾りのようであった。

それにインスパイアされてか、
帰宅後に、例年よりも半月も早く、
首の取れた人形類や
オナメント類を修理して
玄関室礼に飾った。



セコハンショップで買った
未使用の100球電飾は
見事なゴージャス感であった。

 

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ちちははも子どもと共に生まれたり

2024-05-16 07:58:20 | 家庭文化

皐月も
早なかばを過ぎた。

玄関室礼には
飛騨焜炉と小鉄瓶で
そろそろ風炉の季節を
現した。

庭には
何の花も咲いていないので、
アヤメの色紙を飾り、
蕾をもったアジサイの若葉を
信楽花入に活けてみた。

きょうは、
表千家のお稽古をしている
JCのカウンセリングがあるので、
盆手前の茶道具を搬入して、
裏千家VS表千家で
互いに「薄茶点前」をしようと
思っている。

思えば、
カウンセラーになりたての
28年前には、
ポットを使って
しばしばお母さん方や
AETの外国人の先生方に
「お薄」を差し上げていた。

**

修復していた
ルネッサンスギターが
いちおう完成したので、
音出しをしてみたが、
なかなか好みの音に
仕上がってくれた。

もすこし、装飾に手入れして、
しばらくしたら、これも
ヤフオクに出品したいと思う。

**

サンスの『カナリオス』の
アナリーゼ(楽曲分析)過程で、
何度もロドリーゴの
『ある貴神の為の幻想曲』を
聴いたので、その楽譜が
欲しくなって注文したが、
注文先との連絡がとれず
返事待ちになっている。

仕方なく、
画像で公開されている部分を
プリント・アウトして
「出だし」の雰囲気だけ
味わっている。

*

リク坊の
バースデーケーキは
今年も大好きなクルマを
トッピングさせた
特注品みたいだった。

これを見るにつけ、
パパとママに愛されていて、
幸せな子だなぁ・・・と、
嬉しく思っている。

*

4/28には35歳になり、
すっかり、おとッつぁんになった
フミにも
こんな時があったなぁ・・・と、
世代の移り変わりを
しみじみと感じる
今日この頃である。

 ちちははも
  子どもと共に生まれたり
   育たねばならぬ
    子もちちははも

           碧水歌

 

 

 

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ドメスティック・ミーム(家庭文化遺伝子)

2024-04-02 09:40:00 | 家庭文化

 

きのうも
物産館で一日限定の
出張『白河ラーメン』の
試食に出向いたら、
11時開店とチラシにはあったのに、

11時半からになります、というので
(なぁ~んだ・・・)
と、わざと落胆してみせて
店主に当て付けてやった。

こういう時間にルーズな店は
多々あり、その志しの低さから
味は押して知るべし、
と唾棄している。

だらしない人間や
マメでない輩に
美味いものなぞ創れるはずもない。



*

そんなんで、
しかたなく、またまた、
三日続けて回転寿司で
ちょいと詰まんできた。

鮪の赤身と中トロ。
バッテラ。
煮穴子。

胃腸の調子が
いまいちだったので、
たらふくは食せず、
小腹を満たすほどにした。

「鮨を喰う」ことを
落語家の符丁では
「弥助をのっける」という。

他にも
「せこをふかす」
「たれをかく」
などの隠語が沢山ある。



*

七貫ばかり
軽く弥助をのっけて、
今シーズン二度めの
フキノト採りに
びっき沼に向かった。

けっこうな陽気だったので、
フキノトも今が盛りとばかり
あちらこちらに
早緑色の花芽を咲かせていた。

 



晩には、天麩羅にして
カミさんに振る舞ったら
佳肴として喜んでいた。



この時期、
店頭に並ぶ地物のウドの芽も
タラの芽に似て
天麩羅にすると美味である。



*

吾妻の峰も
まだ雪化粧のままで
春まだ遠しである。



*

ベッドサイドの枕元には
10年前くらいから
私的連休中やロンバケ中の
「今日用(教養)と
今日行く(教育)処」
の行動オプションが貼ってある。

何しようかなぁ・・・
という時は、
ここからピンとくるものを
することにしているが・・・。

大概は、ゴロゴロと
万年床のベッドで
駄々羅に過ごしてることが多い(笑)。



*

カミさん共々、
『ミニストップ』の
シーズナル・ソフトの愛好者なので、
垂れ幕で新製品が出るたびに、
ふたりで試食にでかけている。

先月までは
「とちあいか(🍓)ソフト」で
濃厚な苺味を楽しめた。



*

内科・精神科・歯科・耳鼻科・・・と、
それぞれに主治医がいるので、
定期的検診でもらってくる薬が
山とあり、やっとこさ、
100均でピル・ケースを買って来て
整理した。

3×6=18マス全部に埋まるほどに
常備薬があるが、
昔の「越中富山の薬売り」も
数種類のクスリを家置きにしていた。

毎日呑んでるのは
ロスバスタチン(抗コレステロール薬)
パロキセチン(抗うつ薬)
のみだが、
鎮痛剤は5種、胃腸薬は4種・・・と、
症状に合わせて服用し、
システムノートに
効能をチェックしている。

他には、
GERT(逆流性食道炎)用の
PPI(プロトン・ポンプ・インヒビター)、
頓服の抗不安剤(アルプラゾラム)、
喘息用の気管支拡張剤、鎮咳剤、
BPPV(良性頭位性眩暈症)用の
抗眩暈剤、トローチ・・・
などが、突発性の持病用である。

これらのセットは、
薬袋にもセットして、
常に、通勤バッグにも
忍ばせている。

2才で重症の小児喘息を発症来、
長期入院による拘禁性ノイローゼ、
自律神経失調症、慢性胃腸炎、
IBS(過敏性腸症候群)、
肥大性扁桃炎、逆流性食道炎、
鬱病、パニック障害、
CKD(慢性腎臓病)、脂質異常症・・・と、
多種多彩な病を遍歴してきたので、
必然、クスリにも詳しくなった。

後年、それが、
仕事の心理臨床にも
役立つことになるとは
「経験」は何でもしておくもの
である・・・(笑)。



*

フミがリク坊と
公園で戯れる姿を見て、
自分も、かつて、
こうして、子ども達と
過ごしたなぁ・・・と、思い返した。

家族文化は、
ミーム(文化遺伝子)として、
引き継がれるのである。

 

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5人+1匹がやってくる。

2023-12-30 08:55:20 | 家庭文化

きょうは
リク坊一家と
ナッちゃんたちが
いちどにやって来るので、
5人+1匹で、賑やかになりそうだ。

 



リク坊は
オモチャのピアノでも
遊んでいたようなので、
いつも触りにくるチェンバロでも
何か曲らしいのを
弾けるようになってるかもしれない。

*

きのうは
フミの「ふるさと納税」の
返礼品の「おせちセット」が届き、
今日にも、梱包を解こうと思っている。

元旦の晩用の
「ハピニュヤー・ケーキ」も
きのう予約注文してきた。



毎年、
ジイジも腕を振るって
フレンチや「おせち」も作っている。



*

きのうは
いつもお世話になっている
ドクターからお歳暮の
クッキー詰め合わせが届いた。



段ボールで出来た
トランクは空箱になっても
捨てるのが惜しいような
洒落たものだった。


*

ロンバケで
リフレッシュ・リラクゼーション・
レクリエーションの「3R」で
憩っているが、
ジャーナル(学会誌)の新刊も
届いたので、少しは、
専門の勉強もしておこか・・・と、
殊勝な気持ちも
ちらりと湧いた(笑)。

 

 

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