きのうから
竜王戦「第四局」が
大阪の茨木市で始まった。
茨木は
かつて勤務していた
金光第一高があった
高槻市の隣なので、
ちょいちょい出向いたことがあり、
教え子や元同僚も住んでいる街である。
将棋会館は
高槻市に新設されたというので、
今月末に高槻在住の教え子と
京都散策と会食をするので、
ついでに将棋会館も
見学してきたら、
ソーちゃんグッズを
ゲットできるかも・・・である(笑)。
*
きのうは
山のガッコの勤務日だった。
いつものように
連絡ボックスには
菓子袋が入っており、
中からポッキーが一箱出てきたので、
「ん…。なんで?!」
と思ったが、すぐに、
「そっか・・・。11/11が
ポッキーの日だったからかぁ・・・」
と了解できた。
*
仕事を終え、
職員室の先生方から
「お疲れ様でした~」
の労いを背にしながら、
玄関を出ると
暮れなずむ西の空も
労を癒してくれるような
天然美を見せてくれていた。
*
前日のT中では、
デザイン科を目指しているJCが、
カウンセリング中に
デッサンしたいと言って、
目の前にある据え置き型の
台形をした温度計の裏側を
せっせと描き始めた。
心理師の見守る中で
描画することは、
アートセラピーにもなるので、
言葉を交えながら
その完成までのプロセスを
たがいに共有した。
美術部に属し、
顧問の美大卒の先生に
受験指導も受けているだけあって、
アタリをとって
パース(遠近感)を考え、
ハイライト、ハイシャドウなどを
消しゴムやティッシュを使って
丁寧に描き込んでいた。
完成後に、オリジナルのサインをし、
満足気な笑顔を見せてくれたので、
「これなら、合格まちがいなしだねぃ」
と正直な感想を述べると、
満面の笑みを浮かべ
お礼を言って退室していった。
小学校時代の「いじめ」の
PTSDはすっかり改善し、
体質のアトピーも
日に日に良くなっているようで、
これで志望校に合格してくれれば、
心理支援者として
望外の喜びである。
去年も、
心的問題を抱えながらも、
偏差値70の難関校にチャレンジして
合格した子たちが、
卒業式後にもかかわらず
カウンセリング室を訪れて
吉報を報告してくれ
握手して喜びあった事があった。
悩み多き「思春期の山」を
一緒に同伴して登る
シェルパかガイドのような
心理支援者は、
そうやって金に換えられぬ
生き甲斐、やり甲斐を
報酬として頂いている。
***
リク坊一家が
近場の野外広場で
BBQをやって楽しんでる
写真が送られてきた。
動画では、リク坊が
高台から「足蹴りサイクル」を
乗りこなして、疾走する様に
パパ・ママも感嘆の声を
上げていた。
こうやって、
両親に見守られ、
「目かけ、声かけ、心かけ」
の「三かけ」をされた子は、
自己効力感・自己肯定感が
しっかり醸成され、
自分のやりたい事、
やるべき事をしっかり自認し、
それを遂行していけるようになる。
そのような過程を経ないで
育ってきた子は、
愛着障害性の不適応になり、
SCの元を訪れるが、
「心理支援者」として
「代理保護者」のように接し、
「目かけ、声かけ、心かけ」を
してあげると、代理父性・母性を
取り込んで、立ち上がれるようになる。
4校のうち、1校のみが、
常連の10人ほどが
すべてJCで、これらのほぼ全員が
父親との関係がなかったり、
薄かったり、悪かったり・・・という、
家族病理を抱えている。
なので、
健全な「父性性」を提供し、
時に、孫のリク坊に接するような
「好々爺」としても接し、
彼女たちの「ネガティヴ・ファザコン」の
心理療法としている。
ヒトの有難い事は、
そういった代理父性でも
心理的不全感は穴埋め、補完され、
健常性に戻れる処である。
これは、高校『生物』の
授業でも教えた、
細胞を基幹とする
生命体の定義でもある
「アクティヴ・メインテナンス・
オブ・ノーマル・アンド・
スペシフィック・ストラクチャー」
"Active Maintenance of Normal
and Specific Structures"
(正常で特異的構造の積極的維持」
という特性に拠るものである。
***
アウトドアで
全人的に遊び、疲れたリク坊は、
玄関先でバッタリ
眠りこけた・・・(笑)。
いかにも、
エネルギッシュ、ェナジェティックな
健康優良児らしい(笑)。
健全な子ども時代は
こうでなきゃである・・・(笑)。
さすがに、
高・大と体育科の
マッチョなパパと遊ぶと
ヘロヘロになるようだ・・・(笑)。
それでも、
「知・徳・体」の
三拍子を鍛えられているので、
先日の結婚式のような
見事なスピーチもこなせるのだろう。
こういう子たちが
大勢ふえて
大きくなったら、
今の腐れ大人を排して
日本を引っ張るリーダーシップを
発揮してくれたら、
未来は明るいだろう。
**
ナッちゃん/アキちゃん/ヲトちゃん
一家は、『コーギー・フェス』に
参加して楽しんできたようだ。
ここでも、
懸命に走るヲトちゃんを
「速い!! はやい!!」
と、称賛する
アスリートのママ・パパが
「目かけ・声かけ・心かけ」
をしていた。