中雪

きのうは
朝からチラチラと降り始めた
粉雪が一日中降りやまず
夕方頃には大雪警報がでた。

宵のうちに降りやんだが、
気象庁発表では
積雪23センチとのことだった。

先週は
スリップで2度も事故ったので、
さすがに外に出るのが
気が進まなかった。



事故る前は、
雪灯りにロマンチックな
風景を観ていたが、
なんだか今の心境は
「白い悪魔」のように見えて
不気味ですらある。

23センチ程度の降雪なら
まだ「大雪」というほどでもなく、
「中雪」くらいであろう。

50センチを超えると
さすがに大雪という感じである。




図書館で
大空真弓による『嵐が丘』の
朗読テープを借りてきて
毎日、通勤車中で聴いている。

何度聴いても登場人物が
ゴチャゴチャしていて
整理がつかなかったので、
仕方なくウィキで
相関図をプリントアウトして
ようやく物語の構造が理解できた。

かつて、映画も観て、
ヒースクリフという主人公名だけは
覚えていたのだが、
その他の人物や筋をすっかり
失念していたので、
手元にある世界文学全集の
原著をも拾い読みした。

秀作

録画した吹き替え版を
観たが、面白かった。

前科のある黒人が
事故で障害を負った富豪の
介助者となるが、
使用人でありながら
言いたいこと言いまくりで
主人の障害をもネタにシャレのめし、
富豪も余裕でそれに受けているのが、
観ていて清々しかった。

障害をさわやかに笑い飛ばし、
人と人との実存的関係の
対等性を巧みに描いており、
フランス映画ならではの
エスプリが効いていた。

原題の「untouchable」は
ここでは「社会ののけ者」的な
意味なのだろう。

マイノリティーとしての
両者に芽生える友情と、
そこから発展する
新しい世界の可能性と
希望に満ちた未来は
物語の読後感を
満足させてくれるものがあった。

2011年、本国フランスでは
歴代観客動員数2位になり、
日本ではフランス映画としては
歴代1位になったというだけの
秀作であった。


今年度は、四月から
本作品で通算95本目であるが、
年間ベスト3に入る一本である。

年度末の三月まで
あと5本観て、
今年も年間100本を
達成させたい。

　

ニキビと口内炎

昨日、
右の小鼻の辺りが
妙に痛いなと思って
鏡を見たら
久しぶりに小さなニキビが
膿んでいた。

毛穴から
バイキンマンが入って
化膿したのだろう。



膿を排出した後、
ゲンタシンという
化膿止めを塗った。



おとといは、
食事していて
上唇の同じ所を
二度も噛んでしまい、
それが口内炎のような
潰瘍になってしまって
ヒリヒリと痛む。

これには
カワチで買った
「サトウ口内軟膏」
というのを朝晩塗っている。




赤いベストが
ひどいムシ喰いになっていたので、
クローゼットにパラゾールを入れたら
あまりに強烈な匂いが寝室に漏れて
不快になったので、
一晩でやめにした。

替わりに
ナチュラル･ハーブを用いた
ものにした。

修理代

保険屋さんから電話がきて、
今回の事故で、
相手側が16万、
こっちが28万もの
修理費となったという。

保険に入っていればこそ
幸いしたが、
修理工場からの電話では
自損の分は
やはりヘソクリの
ワンコイン100枚は
飛びそうである。

ヽ(；▽；)ノ


それでも、
人身事故でなかったことも
幸いした。

最近、
かつての中学の担任で
テニス部顧問で、
後に校長にまでなった恩師が、
死亡事故を起こしたと報道され
交通刑務所に収監されているようだ。

元校長だろうが
教育長だろうが、
死亡事故を起こしては
ライフ･ヒストリーに
重大なトラウマ･ポイントを
残してしまうだろう。





昨日は、
ASD、BPDのclientに
confrontationをして、
Act outされ、
かなり疲れてしまった。

「腕が上がると
重症ケースがやってくる」
という
カウンセラーの経験則があるが、
歳取ってくると
勝負に出たときの神経戦は
応えるものである。

先リー

昨日はオフ日で、
風邪でお腹の調子も
いま一つだったので
お昼まで寝ていた。

午後から、
錦織の3回戦を
ライヴで見ていた。



自分もかつては
シングルス・プレーヤーだったので、
試合の流れや
ファーストが入らない時の
心理状態などよく解る。

終始余裕のある展開で
かつて世界3位だった
フェレールに対して
常に先リードしていた。

「先リーッ！」
というのは、
選手時代に自分や仲間に
よくかけていたエールである。