『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

ドラゴンフライ

2024-07-11 04:50:44 | 季節

きのうは
オフ日だったので、
朝一で買い物にでかけ、
あとは一日のんびりと
安静をかねて漫画を読んだり
YouTubeを見て過ごした。

止血剤のおかげで
血便もなかったが、
大出血した過去の
虚血性大腸炎でも
3、4日で血便が改善していたので、
こたびのように微量が
一週間も続いたのは
やはり違った症状のようにも思われた。

明日は
いよいよ初めての
大腸内視鏡検査なので、
きょうから節食して
緩下剤で腸内を空っぽに
しておかなきゃならない。

なので、
今朝もジュースに溶かして
『モビコール』という
乳幼児にも処方される
「慢性便秘薬」と書かれた
緩下剤を服用している。

きのうは
服用しても
いっこうに便意を催さなかったので
ほんとにマイルドな下剤である。

明朝は、
『ニフレック』という、
やはり水溶性下剤を
2ℓも呑まなきゃならない。

そして、
トイレを往復しての
腸内清掃である・・・。

「町内清掃」なら
よかったが・・・(笑)。

麻酔下施術にしたので、
明日は車で行けず、
昨晩のうちにタクシーを
予約しておいた。

***

元・子ども部屋の一角を
漫画図書館にしたので、
オフ日には
シリーズ物をどっさり持ち出して
再読・再々読している。

先月からは、
『すし』ネタ物を読んでおり、
『味なおふたり』シリーズを
20巻ほど読んで、
『音やん』も
20巻ほど通読した。

今は、
『すしいち』の
最終巻を読んでいる処である。

明日の検査にも、
待合室で過ごすのに
別の鮨マンガを持参して
やり過ごそうと思っている。

***

『鬼平犯科帳』を
1巻から通読しているが、
漫画図書館に57・60巻が
見当たらず、
あちこち探してもなかったので
買い忘れたのかと思い、
Amazonに注文した。

同じものを買う失態は
これまで幾度かあったが、
こたびは、過去買ったかどうかさえ
思い出せないので、
きちんと整理している中で
欠落しているから
やはり買っていないようである。

今は、マンガが
唯一の癒しの娯楽になってるので、
遊興費として出費を
惜しまない事にしている。

だって、
ストレスフルな心理職の
「癒しクスリ」なんだもん・・・(笑)。

**

おとついから
リサイタルのデュオ曲
『はかなき人生』(ファリャ)の
パート譜の写譜をはじめ、
きのう、やっと終わったが、
6頁にもなり、これだと
譜面台に乗り切れないので、
折り返しが不可能であれば、
4頁くらいに詰めなくてならない。

写譜用には
いつも「7B」の
柔らかい鉛筆を用いている。

自分用の楽譜であれば、
読めさえすればいいので、
サッサか、サッサか、
脳内に流れる旋律が
切れないようなテンポで
書き写していく。

***

おとつい、
4階にあるK中の
カウンセリング室に上がったら、
廊下にトンボが死んでいたので、
土に帰してやろうと拾い上げた。

体色が朱色をおびてないので
アキアカネではないが、
さりとて、種名は解らなかった。

なのでトンボの英語である
(ドラゴン・フライだな・・・)
と脳内で思った。

カラカラに干上がっていたので、
腐敗する心配もないから、
いっそ、箱庭療法用の
アイテムにしようと
陳列棚に並べた。

インセクト・フォービア
(昆虫恐怖症/虫嫌い)
のJCが時折いるので、
嫌がられるようだったら、
その時、土に帰してあげよう。

4階の窓からは
トンボの大群が
飛翔していて、
夏なんだなぁ・・・と、
思わされもした。

*


 

 

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ほぼほぼ熱帯夜・・・

2024-06-25 04:25:00 | 季節

 

おとついから
梅雨入りした。

例年より
2週間遅れだそうな。

シトシト、ジメジメは
鬱陶しくもあるが、
猛暑にくらべれば、
まだ過ごしやすく、
雨に濡れそぼる紫陽花を
眺めるのもいい。

ほいでも、
もう、すでに、
夜は寝苦しく、
エアコンをかけても、
今朝の寝起きの寝室は
24.8℃の74%で
ほぼほぼ熱帯夜だった。

そのせいか、
10時に就寝しても
朝の4時には目覚めてしまった。

年寄り「あるある」の
早朝覚醒である。

睡眠学者の
ダニエル・クリプケ博士の
200万人の米国人を30年間にわたり
縦断的にフォローした研究では、
7時間が最も健康で長寿であった。

睡眠不足は論外だが、
過眠も「廃用症候群」同様の
メカニズムで、
健康長寿ではなかったという。

また、高齢者を対象とした
別の調査では、
5時間から6.5時間の睡眠時間が
最適とされている。

睡眠は「量」だけでなく、
「質」も重要であり、
適切な睡眠を心がけることが
健康長寿につながる・・・と、
AIによる情報である。



***

きのうの“手作りベント”で、
今季のイチゴは最後となった。

もう、どのスーパーでも
イチゴは見かけなくなった。

替わりに占有しているのが
サクランボだが、
これまた高価で、
おいそれと買えるものでもない。

それに、今季は、
庭のサクランボが
ばか成りして
存分に味わったから、
もうけっこうである。



***

facebookの「振り返り」機能で
過去のコスプレ写真が出てきた。

夏になると、
いちどはパイロット姿になって、
食事会や観光地に出没する(笑)。

そして、
必ずや小芝居に付き合ってもらい、
「今日は、大気が安定してなくて
すこし揺れましてねぇ・・・」
なんて馬鹿ぁ言って
悦に入ってる(笑)。

常連フレンチ店の
マダムなぞは
「機長。今日のフライトは
如何でしたか・・・」
なぞとツッコミを入れてくれる(笑)。



***

朝刊の日曜版に
一週間のTVシネマ情報が載るが、
たいがい、劇場やレンタルで
見たものばかりである。

一時期、近所のレンタル店で
全映画を制覇して、
借りるものがなくなって
「やくざ物」まで見たことがある。

その時に
一生分の映画を観たような気がしたので、
もう、新作も含めて、
この人生に於いては
映画も「卒業」なのかもしれない。

ちなみに、
ベスト・ムービー
『生涯の10本』は・・・

1.『眼下の敵』
2.『刑事コロンボ 別れのワイン』
3.『バベットの晩餐会』
4.『男はつらいよ 寅次郎紅の花』
5.『ブラザー・サン・シスター・ムーン』

6.『ロミオ&ジュリエット』
7.『小さな恋のメロディー』
8.『Shall We ダンス?』
9.『めぐり逢う朝』
10. 『リング』


**

同じく、日曜版には
書評が載るので、
目を惹いたいくつかを
チェックしている。

先日も、
「言論の自由」が
世界的に怪しくなってきて、
このフェーズを危惧する声が
発刊された。


*

日本は
少子高齢化社会に入って
久しい。

人口も減少化しており、
国家そのものが
衰退化している。

GDPも
かつての世界第二位から
どんどん下がり続けている。

諸行無常であり、
生者必滅である。

・・・であればこそ、
「今、ここ」を
嬉しく、楽しく、有難く、
深生きすることが
何よりも大切であるのだ。

最近では、
息を吸うにも
水を飲むにも
「有り難いなぁ・・・」
と、思うようにしている。

重症の小児喘息で
息が出来なかったから、
3.11の断水で
水が飲めなかったから、
ほんとうに
有り難いのである。






 

 

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サウジ51℃・・・死者1000人

2024-06-22 06:30:58 | 季節

きのうは
ソーちゃんの
「八冠」陥落の記事が
各新聞のトップに載った。

東京都知事選と同等くらいの
扱いだったので、
国民的「事件」のようだった。

ワイドショーに出演した
杉本師匠は、
「長い目で見れば、
切磋琢磨できる
同世代のライバルを得て、
これから益々強くなれる
いい事だったかもしれない」
と、さすがのコメントをしていた。

「26歳頃が自分のピーク」
と予言していたので、
これから5年で
ますます強くなり、
羽生「永世七冠」を凌駕する
「永世八冠」となる日が
必ずや来るのだろう。

来季の叡王戦は
ライバルへのリベンジという
『藤井劇場』の第二幕が
観劇できると思えば、
こたびの失冠も
ドラマの「序破急」
「起承転結」の流れでは
「あり」なのかもしれない。

**+

おとついの猛暑時に、
退勤時の車に乗ったら、
車内の温度計が50℃になっていて
冷房が効きだして30℃を切るまで
熱中症にならないようにと
冷たい麦茶を飲んだり、
マグボトル内の氷を
掌中に握ったりしていた。

それでも、
帰宅後、頭痛が起こり
服薬するも翌朝まで続いた。

翌日も鎮痛剤を呑んで、
やっと午後には治まってくれた。

これも、熱中症だったのだろう。

 



そしたら、
メッカの大巡礼で
1000人もが熱中症で死亡した
という記事を朝刊で知った。

51℃を超すという劇暑では
さもありなんである。

これでは、
まさに「死の巡礼」である。

それでも、
教徒にとっては
本望なのかもしれないが・・・。

年々、亜熱帯化しつつある日本も
いずれ、35℃以上の「猛暑日」では
済まず、40℃を超す「劇暑日」が
でてくるやもしれぬ。

真夏に恐れるのは、
電力消費がピークを越して
一斉に停電するブラックアウトである。

もし、そんな危機的状況になったら、
熱中症体質者は生きていけない。

その時は、水風呂に頭っから浸かるか、
冷凍庫の氷やアイスパックで
電力復帰するまで凌ぐよりない。

リスク・マネジメントとして、
エアコン一機分用の
家庭用発電機を備蓄しておこうかとも
考えている。

もしくは、
同じくエアコン一機分用の
小規模太陽光パネルの設置も
冗談じゃなく検討している。

 



***

きょうは
お昼にトンカツ屋にでも
行こうかなぁ・・・と、
朝方、思ってたが、
予報では34℃にもなるというので、
こりゃ外出は無理だと判断した。

きのうは頭痛で、
仕方なく、冷凍食品の
正月の豆餅と
あんまんを蒸篭で
おうち飲茶風にした。



*

暑いオフ日は、
もっぱら寝室で冷房をつけて
ゴロゴロしながら
漫画を読むのを
快適なパスタイムとしている。

届いたばかりの
最新刊の
『うちのちいさなお手伝いさん』は
昭和初期の設定で、
田舎から東京に出てきた
14歳の生真面目な女の子の
目新しい体験が
女性作家らしい繊細な筆致で
描かれており、愛読書の一つになった。



***

寝室の大型テレビで
YouTubeを視聴しているが、
ちょいと休憩して
スクリーンセーバーになると、
PCと直結している
『画像ファイル』を読みに行くのか
「リク坊」の画面がちょいちょい出て
癒されている。

子どもイベントで
アリーナに出向いた時には、
まるでハリポタのような
ローブをまとって
ちびっこ魔法使いみたいで
微笑ましかった。



***

西日がカウンセリング用の
ソファに当たると
生地が劣化するので、
たんびたんび遮光カーテンを
おろしている。

きのうも
そうしたら、
壁に射した夕陽が
スポットライトのように、
自分のコンサート画像を照らしていて、
なにやら、象徴的な風景に見えた。

やるべき事、
やらなきゃいけない事・・・、
ちゃんとやってるか・・・と、
自戒・自問させられた。

【奏でられるものは
 奏でなければならない
 世の為、人の為】

そう。
ソーちゃんのように
「楽しんで頂けるよう」
人様の為に
頑張らせて頂こう・・・
と謙虚な気持ちにさせられた。

***

世話になり
 つづくいのちの今なりと
  わが謝しまつる
   いのちの今を 

        碧水歌


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皐月の花々を愛でる

2024-05-12 07:54:08 | 季節

きのうは、
カミさんに誘われて、
「年間パスポート」があるという
『蛇の鼻遊楽園』に行ってきた。

去年の秋には
「三色紅葉」を
愛でに来たが、
皐月時は初めてである。



*

 あの光るのが
  安達太良山

・・・という
『智恵子抄』で有名な
安達太良山の稜線が
快晴をバックに美しかった。

麓の田には
水が張られ、
田植え人の姿も
ちらほら見られた。



***

この時季は
ツツジと藤棚が見ごろで、
大きな半球状に刈り込まれた
色違いの種が日本庭園らしく
段々に盛り上がって
見ごたえがあった。


*

巨大な池には水蓮。

 



畔にはアヤメ。

まさに、
色とりどりの「遊園」である。



**

この園の
楓の古木はどれも見事で、
その幹、枝ぶり、
そして、青々とした葉からの
木漏れ日・・・は、
どれも絵になりそうなものである。

 



脳裏には、
自家本の表紙にいいなぁ・・・
とも、ふと浮かんだ。



**

カミさんが、
楓のスピンして落ちる種子が、
赤くてキレイ・・・と、言うので
接写してみた。

カミさんともども、
学生の頃は、
生物学研究会で、
殊に、カミさんは植物班で、
卒論も「植物生態学」なので、
植物には詳しいが、
それでも、この回転して飛ぶ
種子名を知らなかった。

なので、帰宅後、
さっそくAIに訪ねたら、
「翼果(よくか)」と知れた。

2枚の羽があり、
一枚の羽の片方の先端に
種があるという。

この特殊な形状は、
風によって運ばれることで、
少しでも遠くに種子を運ぶための
戦略として進化した。

楓の種子は、
投げるとクルクル回りながら
降下していくので、
まさに天然の「タケコプター」と言える。

**

快晴の土曜とあって、
園内にはけっこうな人出だったが、
時分時前には茶屋が空いてたので、
早目のお昼にした。

広大な景色を眺めながら
カミさんと
「ラーメン+ミニ炒飯」
にした。


「野外で食べるのは
久しぶりだわ・・・」
と、池を望む藤棚の下で頂いた。

オバちゃんたちが作る、
いかにも昭和ラーメンだったので、
昭和生まれには
ちょうどよいものだった(笑)。



**

帰路、巨大ショッピングモールで、
楽器用の「ユーカリ」の薄板やら
マスキングテープを買い求め、
ついでに、スーパーでは
ここでしか買えない
「レモンオリーヴ油」を
2本買ってきた。

家につく二階の寝室は30℃にもなっており、
急いで冷房をつけて、
カミさんが買って来ていた
ケーキを頬張りながら、
のんびり『剣客商売』を読んで
まったりした。

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冬・春・夏を一日で・・・

2024-05-06 07:59:27 | 季節

『こどもの日』のきのう。

「必ず晴れる」という
特異日に相応しく、
雲一つない快晴だった。

市内は32℃にもなる
という予報だったので、
86歳になる叔母ちゃんを誘って
避暑がてら高湯温泉に
カミさんと三人で出かけた。

そしたら、
午前中から
「日帰り入浴」が満杯とのことで、
仕方なく、スカイライン経由で
沼尻温泉に行くことにした。

*

道々、新緑のグラデーションに
癒されたが、標高1000mより上では
桜が今を見頃と咲いていた。

浄土平の木道では
フキノトが芽吹いたばかりだったが、
いかなフキノト・ハンターでも、
国立公園内での植物採集は
一切禁止されているので、
見て愛でるだけにとどまった(笑)。

標高1700mでの気温は
21℃とちょうどよく、
真夏日の下界とは
別世界だった。

三人で木道散策をしたら
所どころで残雪があり、
「冬の名残り」が見られた。

*

カミさんは
面白がって、
小っちゃな雪ダルマをこしらえ、
こないだ『アナ雪』のミュージカルを
一緒に観てきたナッちゃんに
画像を送っていた。

なんでも、劇中に
🎵雪ダルマを作ろう・・・
ナンチャラ、かんちゃら・・・
っていう歌詞があるそうな(笑)。



あとからやってきた人が
見つけたら
微笑ましく思いそうな
『冬ソナ』ばりの
可愛い雪ダルマだった(笑)。

**

ちょうど昼時に
さしかかったので、
沼尻温泉内にある
温泉食堂に入り、
「ラーメン・半カレー」セット
で昼食にした。

カツ丼と迷ったので、
カミさんがカツ丼にしてくれて、
すこし味見させてくれた。



外食は、
料理勉強の一環でもあるので、
美味しい夕飯を作ってもらえる
という見返りがあるから、
いつも、ちょいと味見させてくれる(笑)。



**

温泉マニアの
カミさんのエスコートで、
初めての『花見屋』という
老舗旅館で露天風呂を
堪能してきた。

いつも、
割引クーポンを持ってるので、
大人三人でも
いくらか安くなったようだ。

カミさんは独りでも
貪欲に全制覇する勢いで(笑)
あちこち巡り廻ってるので、
「温泉」博士に任せておけば、
いろいろと初めての箇所に
連れて行ってもらえる。

自分は、
食事処マニアなので(笑)、
あちこちの情報に通じており、
なので、二人合わせると
「外食+温泉」という
「安近短」の小トリップが
土日でも出来てしまう。

思えば、
二人で京都に8年間住んでた折には、
休日のたびに
「大人の修学旅行」のように
すべての神社仏閣・名所古跡を
巡って歩いたものである。

当時も今も、
京都は世界的観光の名所であるので、
ちょうど、パリに8年間住んで
堪能し尽くした・・・
という事にも匹敵できよう。

いかなインバウンドでも
二日や三日で堪能しきることは
不可能である。

縁あって
京都生まれで5歳まで育ったフミは、
東京勤務から大阪に転勤となったので、
根っからの東京っ子のミカちゃんには
「関西・上方文化を味わい尽くせる
いい機会だよ・・・」
と、“方々見聞録”(笑)を推奨した。

それに従ってか、
一家三人で嵐山散策をしたり、
東福寺詣でをしたり・・・と、
「京あるき」を堪能しているようだ。



**

数年前に
老母がホーム暮らしになり、
空いた部屋二つを
茶室と書室に設えたので、
爾来、お出かけのたびに
方々で「集字」に余年がない。

近頃では、
人の手に依らない
精巧なフォントも多く、
それでも、臨書の手本になりそう
と思ったものは、積極的に写メして
寸暇を見てはお稽古している。

私淑する書家にして
歌人の碧水先生の歌を
時折、噛みしめている。

 目が見えて字を書くことが出来るといふ
  あたりまへの不思議
   かしこみ思ふ

 下手な字もまたおもしろし
  おかしな字出来たものよと
   つぶやき笑ふ

 気がねなくこころ遊ばすひとり遊び
  うたよむことも
   字の手習ひも

 わが下手な字もまたうたも
  そのままがいのちとどめし
   形見なりけり


















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