ソーちゃんが
見事、『叡王』三連覇を果たし、
『あまちゃん』で有名になった
三陸鉄道の「一日駅長」を務め、
実車を50mほど試運転するという
“鉄道オタク”の彼にとっては
夢のような「ご褒美」があった。
『電車でGO』という
ヴァーチャル・ゲームにも
普段から、将棋研究の息抜きに
やっているというから、
操作はお手の物だろうが、
それでもヴァーチャルとは違う
リアルな味わいに
きっと胸が高鳴ったに違いない(笑)。
棋戦の最終盤での
「将棋の鬼」のような
鬼気迫る表情とは打って変わって、
まるで無邪気な子どものような
童心あふれる表情は、
「名誉孫」とするファンには
たまらなく愛おしい感じがする。
『叡王』三連覇を為して、
今日・明日は
『名人戦』を「3-1」の
アドバンテージ・プレーヤーの
立場で迎える。
その対局場は
長野の山村にある温泉旅館
『藤井荘』というから、
舞台が整い過ぎてる感がある。
「後手番」ながら、
この地で勝利し、
史上最年少「名人」となり、
同時に、「七冠」達成という
大快挙を為すに違いない・・・と、
長年「追っかけ」をしてきた
「名誉ジイジ」は確信している(笑)。
*
文科省から
『ヤングケアラー』対策の
アセスメント・シートが
送られてきた。
それに該当し、
デプ(鬱)って、
病院にリファーしたケースも
実際にある。
アセスメント・ツールにも
箱庭が使われる事があるが、
“シロート眼”にも、
いかにも心的エネルギーが
枯渇している様子が判る
作品になっている。
メディケーションにより、
「快食・快眠・快便」は
改善されても、
なかなか「希死念慮」が
消退しないと、
SCも教員も家族も
安心できないものである。
同じく、文科省からは、
ティーンネイジャーの自死が
コロナ禍もあり、昨年度は
516人に爆上がりしたことで、
SCはじめ教育現場に於いて
「ゲートキーパー」として
機能するように・・・という、
お達しがあった。
その要請に従って、
各校に於いては
『こころの教育』の一貫で
『自殺防止』の心理教育の
集団レクチュアをする
予定になっている。
一昨年は、
K中の新入生を対象に、
「相談できる技術を身に着けよう」
という一風変わった「タイトル」で
一時間の授業を持った。
「ソーシャル・スキル」として、
困ったときには専門家に頼る・・・
カラダは医師に、
ココロは心理師に、
・・・というのを
スローガン化した。
自分と同じ世代に頼ってにも
詮無い事で、
最悪のケースは
JC等は感応してしまって
二人そろって自死したケースもある。
幸いにして、
生徒たちの祖父の年齢に近い
白髪のG様カウンセラーだから、
「孫だと思って、
ジイジになーんでも相談してね」
と言えるのは
ロートルSCの強みである(笑)。
ギターで慰めたり、
箱庭で遊ばせたり、
彼らの好きな些細な事に
全人的に共感したり・・・と、
ロートル・ケアラーは
「ヒア&ナウ」で、
一期一会、一所懸命で
サポーティブにコミットメント、
インヴォルブメントするのである。
無論、普段からの
学術的勉強と形而上学的研究、
自己分析、社会分析も
不断に怠る事はできない。
そして、
助かって欲しい・・・
という願いや信仰心も
大いに必要なのである。