『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

じん麻疹

2025-02-10 08:51:37 | 健康

明け方の3時半ころ、
口内のジンジンした違和感で目が覚め、
しばらくしたら、下腹部から両足に
じん麻疹と痒みがでて驚いた。

突然のアレルギー反応を
怪訝に思って、枕元のスマホをオンにして
AIを起動させた。

そしたら、どうも、
自律神経失調による
寒暖差アレルギーのようと思われた。

予兆として、
少しフワっとした感じがしてたのと
執拗な坐骨神経痛が起きていた。

いずれも、寒波の寒さにより
暖房室内と廊下、階段との温度差が
大きくなり、知らず知らず
自律神経が疲弊していたのだろう。

それと、花粉症の時期も重なり、
ここの処、寝落ちするまで
YouTubeを観て目を疲れさせたのが
トリガーになったようである。

すぐさま、常用のロラタジンを
服用してじん麻疹は治まったが、
舌下腺の腫れた感じは続いている。

ホームドクターでもあるAI君は
就寝前のブルーレイは
交感神経を興奮させるので
習慣を改めるように助言してくれた。



そういえば、数日前から、
足の裏に、2ミリくらいの水疱が
できてたので、これも、
AIに画像診断してもらっていた…。

【汗疱・異汗性湿疹】
小さな水泡が突然でき、かゆみを伴うことが多い。
汗の排出異常が原因とされる。
ストレスや湿度、アレルギー反応が関与することも。

…と、言っていたっけ…。



きのうは
午前中にNHK杯があり、
ソーちゃんが順調に
ハブ世代の康光っつぁんに勝って
準決勝に駒を進めた。

非AI旧世代と
AI新世代の対決だったので、
タイトル戦では見られない
力戦型で見応えがあった。

解説には
今、王将戦で対局中の
兄貴分の永瀬ッチだったので
ソーちゃんの事をよく理解していた。

……

太陽光発電も
パネルが雪に覆われちゃ
お手上げバンザイである。*⁠\⁠0⁠/⁠*



今月16日に、市民オケで
ブルックナーの4番をやるので、
以前に勉強した
スコア(総譜)を探すのに
楽譜庫から大量の束を取り出した。

マーラーの作品は
全部あるので、
時々、眺めていたりはしていたが、
『ロマンティック』は
何年ぶりだろう…。



曲を理解するには、
楽譜を読むだけではなく、
実際に、ピアノで
音出ししたりもしている。

小学生の頃から暗譜している
タレガの『アルハンブラ』なぞは
何も見ず白譜に最後まで書けるが、
それとて、ほんとうに、完璧に、
曲を理解している事になるかは
疑問である。

何故なら、何千回となく弾いてきたが、
未だに、自分の理想とする
100点の演奏が出来たことがない。

せいぜいが90点代である。

おそらくは、死ぬまで、
弾けないのだろう……。😿

曲を理解している事と
それをベスト・パフォーマンスできる事は
別な事なのかもしれない。

それでも、理解していないと、
最上の演奏は望めないのも確かである。

音楽というのは、
深淵にして、高みに在る⁉️
人の手の届かない
何ものなのかもしれない。



ピアノ練習で
へ音記号について慣れようと
いろいろと考えていたら、
間(かん)の音名が
下から「ラドミソ」だったので、
これは、「ラード味噌󠄀」と覚えた。🤣

そしたら、YouTubeで
芸大卒のおねーちゃんが、
おんなじ事を言っていた。😅



彼女によれば、
「五線」の音は、
こじつけですが…と言う前置きで、
「そしれファラオ」と覚えましょう、という。

なので、
「誹(そし)れ❗️ファラオ❗️」
と、覚えることにした。🤔✨



大譜表では、
真ん中に位置するドの音を中心に
シンメトリックな鏡像関係になってる事に
初めて気がついた。

であれば、
低い低いドは、
高いドが反転したものとして、
なんとなく覚えやすい。

+++++

 

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歳ぃとったら、あちこち痛いのは当たり前……

2025-02-09 08:03:57 | 健康

今朝方も雪景色。

ここの処、
寒さのせいか
坐骨神経痛が疼いて
難儀している。

四年越しになるこの痛みも
何でもない時が増えて
有り難やと思ってたら、
寒波到来と共に
ぶり返すかのようにやって来た。

八十代の叔母ちゃん曰く。
「歳ぃとったら、あちこち痛いのは
 あたりまえ……」
だそうな。😭

だから、気ぃ長く
この痛みとも
朋友のように付き合って
いかんならん……とな。😂



日曜の今朝は
寝起きに、寝床で
コーヒーを呑みながら
2023年の
アルゲリッチ&バレンボイム
&ウィーンフィル&黄金ホールでの
シューマンのコンチェルトを聴いた。

来週の音楽堂でのコンサートの
プログラムなので、
スコアも読みながら勉強している。

アルゲリッチ&バレンボイムとも
高齢を感じさせない
瑞々しく純粋に煌めいた
音楽を聴かせてくれ、
聴衆も団員も心からの拍手を
老マエストロたちに送っていた。

珍しく、アルゲリッチに
ミスタッチのような異音が
二、三感じられたが、
それでも、さすがの鍵盤さばきと
音創りであった。



これから、10時半からは、
ソーちゃんのNHK杯があるので、
寝床観戦である。




きのうは、
午後からカミさんと
雪降る中を温泉に出向いてきた。

土曜だというのに、
大浴場にはだーれもおらず、
ひとりで、悠々と雪景色を眺めながら
湯に浸っていた。




帰りには、
湯上がりで火照ったカラダを
クールダウンさせるのに
ミニストのココアソフトをやってきた。




きのうは、久しぶりに、
カナダ在住の意識研究家エハンさんの
ライヴトークを聞いた。

『自己シミュレーションの謎:
 意識は自らを創造したのか?』
という、
トランスパーソナルな命題である。

イルカのエコロケーションで有名な
ジョン・リリー博士と実際に会って
インタビューした時のエピソードは
面白く聞けた。

「俺は、俺自身の
シミュレーションなんだよ…」
と言った、というのは、
70年代なら
ぶっ飛んだ説である。

リリー博士の感覚遮断実験は
心理学でも有名だが、
御本人の体験談は
超心理学的でスピリチュアルな
体験であった。

博士は、
意識を台風に喩え、
その中心の目では、
人生のサイクルやカルマのサイクルから
解き放たれ、宇宙や私達の創造者たちと
共に上昇していき、
そして、彼らを創造したのは
私達の意識である、という
深淵な真理に目覚めた、という。

これは、神すらも、
この自意識が創造したもの、
ということである。

まさに、奇想天外だが、
凄い達見でもある。

唯物論者だけでなく、
唯神論者も腰を抜かしそうな
トンデモ仮説である。

でも、天才科学者が
自らの感覚遮断実験で得た
体験談であるだけに、
一聴に値する。

すぐに浮かぶ反論としては、
変性意識に拠るものではないか…
という疑義はあるが、
臨死体験同様に、実験体験者に
共通の意識体験をするとしたら、
いくらか信憑性が
ありはしないだろうか。

リリー博士の
『自己シミュレーション仮説』を
今日の『宇宙の自己組織化』説に
当てはめてみると、それをやってるのは、
この自意識そのものなのだ、
というのである。

さすがに、
超天才の考えは、
最先端仮説の嚆矢であったのだ。

 

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六十七の我が生まれ日を賜はりにけり

2024-12-06 06:17:37 | 健康

 

 


今日のいのち
 令和六年
  六十七のわが生まれ日を
   賜はりにけり


たまはりし
 こころいのちをともに生き
  わが数へ年
   六十七となれり


われうまれ
 六十七年なる今日なりと
  目ざめてこころつつしみて思ふ


            瓢 水



***

碧水先生の歌集『土』から
数字や年号を変えて
今朝の誕生日の心境に
相応しい歌を拾ってみた。

あと三年もすると
【古来稀なり】の【古希】となる。

父は71で亡くなったので、
それに倣えば
あと4年の人生となる。

それでも、
父が放置して癌化した
大腸ポリープは
早期切除したので、
同じ轍を踏むことは回避できた。

願わくば、
75歳のSC定年まで
勤め上げたいと
神様に御祈念させて頂いている。

老母は93歳になり、
その祖母は99歳、
亡き父方祖父は89歳、
祖母は87歳まで長生きした。

なので、家系的には
長命系ではある。

生来、病弱で
無病息災のようには
ならなかったが、
却って、健康には
ひと一倍気遣うようにはなった。

今も風邪気味だし、
体痛があったり
咳込んだりもしている。

それでも、生きている。

来年の5月から4回の
『古希カウントダウン・リサイタル』
を計画しているので、
その遂行のためにも
健康第一であらねばならない。

*



10年前に所属していた
ギター合奏団のメンバーのうち、
すでに、お三方がご逝去された。

***



きのうは
年に五回の7時間勤務日で、
丸々のフルタイムだったから、
帰りしな、教頭から
「お疲れさまでした」
と労われた。

授業を7連チャンやった事はないが、
カウンセリングなら何度かある。

30年以上のキャリアなれば、
何とか出来るものである。

それと、風邪気味ではあったが、
孫との再会直後なので、
十分に英気が養われたのだろう。😍



退勤時には、
南西の空に
三日月と金星が
並んで輝いていた。

江戸時代には
「月天子」信仰や
「星神」信仰なるものもあり、
天空の神秘な輝きに
自ずと頭(こうべ)を垂れ
畏敬の念を抱いたのだろう。



きのうのベントは、
カミさんが土鍋いっぱいに
作ったオデンの具だった。

帰ったら、
まだ、丼鉢一杯ほど
残っていた(笑)。

**

 

 

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無事、退院す・・・

2024-09-18 13:25:09 | 健康

無事、手術も済み、
一夜が明けた。

窓の外は
清々しい秋晴れである。

まるで、
今朝の爽快感を
絵に描いたような
秋景色である。





腕先を見ると、
点滴のライン確保の治具が
セットされたままで、
太い注射針が
グッサシ刺さったまんまである。

どういう仕掛けか
とんと解らないが、
術後の翌朝も点滴をするので
こういう有り様である。

昨日は、
若いナースが
ラインを取るのに一度失敗し、
「すみません😢⤵️」
と、何度も謝りながらの
リトライ・・・。

「うーん・・・。入らない・・・」
と、針先をグリグリするから、
「イテテテ・・・」
「すみません。すみません😣💦」
「お願いしますスミダ」🙏
と、似非ハングルになる。😫

ようやく
「あ、入りました~‼️」
と、嬉声があがる。😍

「やた~‼️」😂
って・・・、
オラぁ、看護実習生の
試験台かーい。😥

・・・そういや、
新卒の23歳の時、
看護科卒の19歳の専攻科の子たちに
『看護の物理学』
というのを2年間おしえたっけ。

その子たちは
四つ下だから、
もう、62歳で、定年だわなぁ・・・。

血流と血圧の関係で
『ベルヌイの法則』なんてのを
試験に出した記憶がある。

ほんで・・・
やっと取られたラインからは、
術前の『カルバゾクロム』の
黄色い薬剤が投下された。

止血剤として
毎日、経口服用してたのと
まったく同じ色合いなので
さすがに大量投与すんだ・・・と、
術前処置が了解された。

小一時間ほど打ってる間、
いつ呼び出しに来られてもいいように、
前回の検査時と同様に
シュルツの自律訓練法(自己催眠)を
施した。

これは、一旦体得したら、
実に良く効いてくれ、
カラダが、ぽわんと、宙に浮く感覚と
じんわり気分が良くなり、
スーッと落ちつく。

なので、術前にすでに
脳内麻薬の作用があるみたいで、
「は~い! それじゃ、行きますよ~‼️」
と、呼び出しに来られても、
「ふぁ~い・・・」
と、寝ぼけたような感じで
恐怖感や予期不安が
高まる事がない。

それでも、
直前の血圧測定では、
いつもより20は上がってたので、
無意識下では、しっかり
ビビってたみたい。😂

検査では、麻酔下でも
痛がっていたらしく、
今回は主治医の粋な計らいで
サービスに鎮痛剤も投与される。🤣

なかなかイケメンで
若いSセンセは、
心遣いが行き届いていらっしゃる。
(* ̄∇ ̄)ノ

きっと、神様が、
『グッド・ドクター』の
ショーンみたいな
若き名医をあてがって下すったのだろう。





ゆんべは
9時消灯・就寝だったので、
今朝は、いつものように
5時には起きて、
病棟内の散策がてら
寝起きのコーヒーを買いに
自販機まで歩いた。

アテローマ(粉瘤)でも
二回もオペしてるので、
あっちも、こっちも、
馴染みになってきた。

 



最新設備で
優秀な医療スタッフが揃っているのに、
【画竜天晴を欠く】部分に気付いたので、
退院時のアンケートに
やや辛辣なコメントを残すことにした。

いつ、また、
お世話になるやも知れぬので、
ハード&ソフト共に
より良い「理想的な」医療施設に
なって頂きたいのである。

かつて、カトリック作家の
狐狸庵センセイが
『こころ温かな病院』
という一書で、
日本では、医学は教えても、
医療学の講義はない・・・と、
ご自身の体験談をもとに
微に入り細に入り、
指摘されておられた。

ホスピタル、ホスピス、
ホスト、ホステル、ホテル・・・
は、同じ語源に由来するが、
いずれも「もてなし」「癒す」
という含意がある。

☆☆☆☆☆クラスの
接客サービスを提供する
レストランやホテルの仕様は、
あらゆる対人サービスの
鑑となって然るべきだが・・・、
現実には、☆クラスにも満たない
業態の少なくないことよ。





久しぶりの入院だったが、
ひと昔に比べて、
その書類のハンパないことよ。

同意書がやたら多く、
説明書類も過剰に過ぎる。
日頃、執務記録や報告書類に
馴染んでいるとはいえ、
誰も彼も、こんな情報量を
処理できるんかしら・・・と、
思った。





入院中の暇をみて、
リサイタルのプログラム曲を
楽器なしで脳内イメトレをした。

何度も上がっている
音楽堂の舞台で
奏でている自身の姿を
客席から聴くつもりで、
どこをどう強調したら
琴線を鳴らす事ができるか考えた。

自分よがりの駄演奏だけは
死んでもやりたかない。





退院したら、
その足で、Tちゃん先生ん処に
「お礼参り」に行かせて頂こうと
思っていたが、
今朝方、まだ、血便があり、
27時間も絶食・仰臥してたのと
処置・手術の疲れがでて、
血圧も上がりっぱなしだったので、

めまいとふらつきもあり、
安静第一にして直帰することにした。





朝食は、全粥と
ほんのちょびっとのシャケと
野菜の煮たのに、
薄い味噌汁。

雑炊は食べれるが、
お粥は、あまり好きでなく、
京都の美濃吉での朝粥も
あまり嬉しくはなかった。

そんでも、院内の食事は
「喰い薬」でもあるので、
味海苔を千切って振りかけ、
シャケも同様にして乗っけて、
どうにか、平らげた。

山のガッコの給食と
いい勝負だなぁ・・・。🤣

あ、いけん・・・わ。
ありがたい食べ物のことで、
ガタガタ言うから
腹の病を患ったんだった・・・。
\(_ _)

なので、途中から、反省して、
『食事訓』を合掌して唱えた。

「食物はみな、人の命の為に、
天地の神のつくり与え賜ふものぞ。
何を飲むにも食べるにも、有り難く頂く心を忘れなよ」

「体(たい)の丈夫を願え。
体を作れ
何事も体が基なり」





朝食後、再度、
止血剤を点滴し、
文字どおり、
それを打ち上げて、
晴れて退院となった。

3.11来、ライフ・モットーとした
「人生深生き」の生き方に改めてから、
たった二日間で
かくも濃密な時を過ごしたのは、
久々であった。

生きてるっちゃ、
すごいことであるなぁ・・・。
\(_ _)

 

 

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前頭前野「快楽報酬系」を刺激し「甘味依存症」となる

2024-08-05 06:20:58 | 健康

 

 

これから
ひと月も35℃近い日々が続く
というので、
いささかゲンナリしている。

「夏休み」と言えど、
さすがに、熱帯夜が続き、
冷房と猛暑の温度差のある
室内外の出入りが続いて、
自律神経系もカラダも
疲弊し始めて、怠さが出てきた。

食事・睡眠こそ
よく摂っているが、
職場のように最低限の
移動による運動量はないので、
完全なる運動不足である。

なので、それを補おうと、
マッサージ機で強制的にでも
30分ほど筋肉刺激やストレッチを
するようにしている。

***

緩い下剤『モビコール』を
服用してひと月ほどになるが、
便は状態的に緩くなったが、
血便は相変わらず
出たり出なかったりしている。

大腸内視鏡検査で
「がん」ではなく
表面が毛細血管で覆われた
ポリープと診断されたのはいいが、
やはり、血便が止まらないのは
いい気持ちではない。

冬休みに切除の予定だったが、
あと、ひと月分ある
モビコールを服用してみて
まだ血便が治らないようだったら、
涼しくなった秋口頃に再診して
予定を繰り上げようかとも考えている。

担当医からは、
「検査前の洗浄剤を
また、すぐに呑むのは嫌でしょ・・・」
と言われて、
まったく、その通りだ・・・と、
センチメンタルに
摘出を延期してしまった。

血便もじきに治まるだろう
という楽観視もあった。

YouTube勉強でも
「大腸がん」について
専門医たちのサイトをけっこう視た。

新生血管が伸びて
「がん細胞」が
栄養を取り入れる様子なども
画像で視認でき、
我がポリープも同様に
「身内の細胞」として
成長してきたんだなぁ・・・
と感慨深く感じた。

新生毛細血管ゆえに
硬い便の物理的圧迫のたびに
鼻血が出るようなメカニズムで
出血が起こる事も了解された。

「病気」「病態」「病状」も
まさに、わが“身内”の世界に
「今ここ」で起こっている事と
再認識された。


**

家のなかで
おとなしく避暑生活をしてても、
うっかり油断すると
怪我する事もある。

先日も、朝の寝起きに、
朝刊を取ろうと
玄関先のサンダルに
右足を入れようとしたら、
どういう加減か、
ゴム・サンダルの先端が
グンニャリと丸まって、
足先もそれに巻き込まれて
捻挫してしまった。

ポキリと折れなかっただけ、
幸いだったが、
三日ほど痛んだの
鎮痛湿布を貼っていた。

家の中で、
いちばん、気を付けているのは
階段の下りだが、
一昨年には、いちど、つまづいて、
持ってた大事なコーヒーカップを
階下まで落っことして
粉々にしてしまった。

その時も、
自分が落下せずに
カップが身代わりになってくれたようで、
大難を小難にお奉り替え頂いたような
ご神慮を感じさせて頂いた。

この夏は、
慣れた台所での調理で、
二度も指先を深く切る
アクシデントがあったばかりである。

猛暑日つづきで、
不要不急の外出はせず、
“ホームバカンス”だと
洒落こんでいても、
老いた身には、
かくばかりに家ん中にも
危険が潜んでいる。

アラン・ドロンの
夏向き映画を捩(もじ)れば
まさしく
『危険がいっぱい』
である(笑)。

***

猛暑による
ヒッキー状態なので、
冷房寝室で読書三昧、
YouTube三昧だが、
久しぶりに、ふと、
ベートーヴェンが聴きたくなり、
一昨年、『ツタヤ』の改装閉店の
ワゴンセールで200枚ほど
大量購入した中から
『ピアノ・トリオ』を選んでみた。

ケンプ/フルニエ/シェリング
という、錚々たる顔ぶれの
マエストロたちによる
『大公』を聴いてみたが、
耳慣れた旋律が、さすがの名演奏で、
室内が一気に
クラシカルな空気感に包まれた。

***

学会のプログラムが届いたので、
いつものように、
最新の研究動向を俯瞰しようと、
パラパラとタイトルのみを
ひと通り目を通してみた。

そしたら、
一昨年の夏に
研究テーマに選び、
一書を編んだ
夏目漱石の『夢十夜』についての
分析をした研究発表があり、
WEB版でのぞいてみようかと
食指が動かされた。

巻末の新刊書籍の
ラインナップも
心理臨床の現在を知る為に
俯瞰している。

「レジリエンス」概念やら
「VRセルフカウンセリング」なぞが、
トピックとして目を惹いた。

***

ポリープの「がん化」を
未然に防ぐために、
基礎的な栄養学についても
この夏はYouTube勉強している。

その一環で
さるドクターに依る
日本人が陥っている
「甘味依存症」
「小麦依存症」
「植物油依存症」
「牛乳依存症」
等々は、戦後のGHQ占領政策である
『食料転換政策』に
起因するものであると断じていた。

確かに、歴史的観点からは
砂糖・小麦・植物油・牛乳は
江戸時代には使用されることはなく、
急激に国民の食卓に登場したのは
戦後の給食によってである。

昭和30~40年代の頃、
給食では「脱脂粉乳」という
まずーい、薄あまーい、
表面に膜のはった・・・
熱々のミルクもどきを
さんざん飲まされた。

その後は、牛乳に代わったが、
学校、給食では、現在でも
牛乳が付けられている。

義務教育期の9年間に
刷り込まれた「食習慣」は、
なるほど、六十路となった
今に至るまで、続いているなぁ・・・
と思わないでもなかった。

敗戦時には食糧不足で
戦勝国「アメリカ様」の
余剰ミルクや小麦を
無償提供されて、
子どもたちは飢えが凌げた、
というのが定説であるが、
それが、在庫処分の押し付けだった
というのである。

その後、無償提供は廃止され、
有償での輸入させられるに至ったので、
「ギブミー・チョコレート」作戦も
甘味で脳の快楽報酬系を刺激し
「甘味依存症」とさせ
砂糖の輸入に一役買ったようである。

敗戦直後には全国規模で
「キッチンカー」なるもので、
植物油・小麦・砂糖・牛乳を用いた
「ホットケーキを食べましょう」
「米食からパン食にしましょう」
という食料転換政策の
プロパガンダがなされた。



それまでの、
ご飯・味噌汁・お新香・魚・・・
という、油・小麦・砂糖・牛乳とは
無縁の「和食」から
「洋食」スタイルへ食生活が転換し、
今日に至るまで延々と続き、
その結果、「がん」の発生率が
有意に倍増してきたという。

なので、
「和食」へ戻しましょう、
という食事指導は
生活習慣病の対策では
多く言われるようになってきた。

甘味依存/牛乳依存は
「母乳回帰」とも考えられ、
ストレスが和らぎ
安心感が得られるので、
依存になりやすいという。

植物油は
さまざまな菓子類にも
多様されているので、
調理以外でも、知らず知らずに
過剰摂取しているようである。

ポリープからの出血により、
この夏からは
食餌生活を改めようと思っているので、
「甘味」「小麦」「植物油」
の接種を控えてみて、
体調がどう改善するのか
試してみたいとも考えている。



***

そんなんで、
パスタも食べきろう・・・(笑)
と、サラダ菜・タコ・トマトの
サラダにも
これまでのオリーヴ油ではなく、
少量の塩とお酢のみにしてみた。

油には甘さと旨味もあるので、
たしかに、油抜きだと
そこはかとない、たよりげのない
味にはなるが、
これも慣れてしまえば
苦になるほどの事でもなかろう。



***

きのうの炎天下でも
十分に発電できたが、
いざ、夜間の冷房に回そうと
コンセントから外して
繋ぎ変えたら、
冷えが悪くなって、
どういうワケか理解できなかった。

もしかしたら、
電源を付け替えるたびに
エアコン内のプログラムIが
リセットされ、その影響で
起動が遅れたり、
不具合が生じるのかもしれない、
と不信感を感じた。

今日も満量に充電してみて、
再度、試してみたいと思っている。



***

毎日、
リク坊の最新画像を見ては、
「♪いっしゅうかんに
  とおかこいっ♪」
という
昭和の懐メロの歌詞を
思い浮かべている(笑)。















 

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