『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

一客一亭のおもてなし

2024-11-21 07:44:51 | ギター

 

 

オフ日の昨日は、
月に一度の
デュオの合わせ日だった。

なので、
朝一で散歩を兼ねて
夕餉の買い出しに出向いた。

遠方に望む
雪を抱いた一切経を
新しいスマホの
8倍望遠で撮ってみたら、
驚くほどの解像度で
どアップになった。

肉眼では見えにくい
活火山の噴煙も
ちゃーんと写っていた。



***

ぼっちランチは
焼き芋と
ひと口パスタで凌ぎ、
合わせ前に
半時ばかり練習に
勤しんだ。



*

フミと同じ年齢(35)のK君には
毎度のように
「手土産なんて要らないよ」
と言ってあるのだが、
時折、義理堅くも
茶菓を買って来てくれる。

きのうも
『柏屋』の南瓜カップケーキを
くだすって、
夕食後にカミさんが
喜んで頂いていた。



*

そんなんで、
きのうは、買い出しで
買って来た羊羹を
主菓子として、
初めて茶室で「お薄」を
振舞った。

 


茶室があり、
お茶をやってるのを
知らなかったので、
驚きもし、面白がってくれて
よかった。



*

『古希カウントダウン・リサイタル』
への賛助出演を依頼して
快諾を頂いたので、
一客一亭の薄茶事で
おもてなしをさせて頂いた。

**

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将棋・検診・練習・フレンチ

2024-07-18 04:58:21 | ギター

オフ日のきのう。

9時からは
ソーちゃんの王位戦
「第二局」の初日が始まった。

決戦となる最終盤は
二日目の今日の
夕方頃なので、
それまでは
チラ見する程度にしている。

 



そして、
10時半からは
市民検診に赴いた。

先週、大腸内視鏡前にも
血液検査をしたばかりだが、
またすることになった。



*

検診日は
朝抜きなので、
お昼まえにやっと終わり、
おなかペコペコ状態で、
常連の鮨店に出向いてみた。

平日ながらも
会食会の客らしきで
上がり席が埋まっていて、
ワンオペの若旦那は
天手古舞のようだったが、
いつものカウンター定席を
用意してくれた。

この日は
小肌を頼むと
新子が供され、
これは嬉しいサプライズだった。

この時季、
「鮨っ喰い」にとっては
新子が食べれるのは、
一年を無事に生きれた
祝いのようなものでもある。

鮨は小肌にはじまり、
小肌におわる・・・
と言っても過言ではなく、
その代表的すしネタの「新子」は
ボージョレ・ヌーヴォーと同じく
まさに、“鮨の正月”なのである。

もっとも、
まだ幼魚である「ヤヤトト」を
六枚付けで握られるので、
なんとも罪深くもあるが、
幼魚ならではの
淡い味わいを楽しむものである。

食せねば生きられぬ
従属栄養生物のヒトは
そもそも他の生き物の命を
頂かねばならないが、
「シラス」をはじめ
「仔羊」「仔牛」「若鶏」・・・と
幼生のものも食する罪深さがある。

「イクラ」「メンタイコ」「鶏卵」は
それ以前の状態である。

だからこそ、
日本では
「いただきます」
という、命への敬意を
口にして祈りを表わすのである。

ミナミマグロの赤身を
「漬け」にしてもらった。

やや小豆色に近くなるが、
その分、味わいと歯応えが変わり
生の赤身とは別次元になるから、
「江戸前」仕事は面白い。

穴子は炙って
焦げの仄かな香りが相まって
仄温かく香ばしかった。

平目のエンガワは
コリリとした歯応えと
脂の旨味を楽しむ。



*

九州産という
特大の岩ガキを剥いてもらい、
三等分してもらった。

“海のミルク”と称されるのも
伊達ではなく、
得も言われぬ濃厚な風味に
陶然となった。

合いの手の
沖縄産のモズクも佳かった。



*

北海道産のツブも
特大のもので、
その歯応えは
隠し包丁が入っていても
アワビ以上のもので、
鼻孔に抜ける磯の風味も
初夏の風情に相応しかった。

巻物は久しぶりに
「涙巻(山葵巻)」に
してもらった。

その清冽な風味と
爽やかな辛味は
これもまた夏の味として
涼味があった。

仕上げに
ギョク(卵焼き)を摘まみ、
朝からの空腹と
内視鏡検査後から焦がれていた
本格鮨を堪能できて
満足がいった。


***

帰宅すると、すぐにも
リサイタルのデュオ練習があり、
K君が到着した。

先日に引き続き、
手土産を持参したので、
「次からは、手ぶらで来てよ」
とお願いした。

2時間あまり
『カヴァティーナ』
『オリエンタル』
『レーヴリー』
『はかなき人生』
などの初合わせをした。

自編のものは
机上では想像がつかなかったが、
実音にしてみると、
イメージが明確になった。

何度か繰り返して
互いの息の合わせ方も
分かってきた。

これは、来年の仕上がりと
発表が楽しみである。

是か非でも
ご来場の方々には
感動をお届けしたいものである。



***

オフ日は
夕食当番なので、
クリニックの帰りに
買い物してきた
鯖と鮭をフレンチに仕立てた。

大腸ポリープが
がん化する懸念を払しょくするのに、
赤味肉と加工肉は
意識して控えて、
魚・鶏と野菜をメインにしようと
食生活を見直すことにした。

ソーモン・フュメ
(スモーク・サーモン)と
クリュ(生)をタタキにして、
セルクル(丸型)で抜き、
タルタル風にした。



*

マクロー(鯖)は
塩で〆た後、
ソーテルヌ(貴腐ワイン)に浸し
ブール・ノワゼット
(焦がしバター)で
ソテーした。

ムース・ド・ポムドテール
(ポテト・マッシュ)と
ポワヴロン・ルージュ
(赤パプリカ)を
ガルニ(添え物)とした。

*

・・・思えば、
将棋に、検診に、練習に、
フレンチ創りに・・・と、
充実した一日であった。

今日は、
今学期さいごの勤務日である。

登校前に
Tちゃん先生の教会に寄らせて頂き、
今学期の無事終業の
お礼参りをさせて頂くつもりである。

あしたからは、
はやくも40日もの
サマー・バケーションである。











 

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2025リサイタル準備

2024-06-05 08:22:45 | ギター

沖縄はとっくに
梅雨入りしたが、
本州も九州の方から
そろそろ、それに従いそうである。

ただ、まだ、停滞前線が
太平洋沖に居座ってるとかで
梅雨入り宣言がなされない
という。

それでも、
ここ数日は雨降り続きで
まるで梅雨入りしたかのような
ぐずついた空模様だった。

今朝は、珍しく
お天道様の日差しを浴び、
久しぶりに青空を見ている。

「私的九連休」の中日だが、
今日は、午後から
SC研修会があり
勤務時間扱いなので
参加してくる。

3時間弱の間だが、
大学教授のレクチャーを聴いたり
ケース検討会で班別懇談をしたり、
と久しぶりに臨床心理学の
勉強をしてくる気分である。

SCになって28年にもなるが、
研修会を欠席したのは
去年の体調不良の時が
初めてである。

元同僚のS先生が
指導主事になられたので、
今日、久しぶりに再会できることを
楽しみにしているが、
果たしておいでになるかは
定かではない。



**

来年4月の音楽堂の
使用料の支払いをして
「使用許可書」をもらってきた。

ここ2年ほど、
毎年、出向いているので、
事務のお姉さんが覚えていて下さり
「いつも、ありがとうございます」
という挨拶だった。

今年から大学OB会主催でなく
個人主催になるので、
「ギター演奏会実行委員会」
という、まんまの
団体名称になった。

実質は「リサイタル」なのだが、
毎年、誰かしらの賛助を得ようと思い、
単に「ギター演奏会」とした。

なので、
ポスターからパンフ、
アンケートまで、
これまでの使い廻しである(笑)。

 



“楽団ひとり”のマネジメントなので、
なるたけ、省エネ、省力化しようと、
広報範囲も狭めている。

当日の動員数は
今年同様に100名を下るとは思うが、
それでも、友人・知人や
ご縁のあった方だけに
聴いて頂ければ幸いなる哉である。

【プロはお金をもらって演奏する。
 アマはお金を払って演奏する】
ってな、もんである(笑)。

良識的なYouTubeの
音楽サイトでも、
そもそもアマのコンサートが
有料なのはどうかと思うが、
いわんや千円以上というのは
論外である・・・という言を
聞いたことがある。

なので、
6年間の『復興支援リサイタル』以来、
ずっと「入場無料」を貫いている。

だって、拙い演奏を
聴いて頂くんだもの・・・。

貴重なお時間を頂くうえに、
わざわざ足を運んで下さるんだから、
その上に素人でお金を頂くというのは
厚かましいやなぁ・・・(笑)。

そんでも、
自家製CD類は
ワンコイン販売している(笑)。

こっちは
ほんとに好きな人にだけ
買ってもらえればいいし・・・。

*

ドビュッシーの『パスピエ』のみが
まだ、編曲が上がっていないが、
他のデュオ・プログラムは
全部仕上がったので、
来週から、いよいよ、
合わせの練習になる。

今度の相方となるK君とは
元・同門ながらデュオは初めてなので
今から楽しみにしている。

編曲作業に追われて
練習の方が
おろそかになってるので、
ぼちぼち弾き込み始めないと
である・・・。

彼もリサイタル歴、
コンクール入賞歴があるので、
合わせるだけなら、た易いと思うが、
聴衆を感動させるレベルまで
音楽的に深掘りをしたいとは
思っている。

 

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「カエル踊り」と足鈴

2024-05-15 08:21:48 | ギター

きのうは
出勤途中に
郵便局に寄って、
修復を終えたルネッサンスギターを
依頼主様へ配送させて頂いた。

製作者としては
一年半ぶりに
「嫁入りした娘」が
帰省してきたような感じで(笑)、
丹精こめて仕上げた楽器を
懐かしい思いで手に取らせて頂いた。

ヘッドの剥離を
無事、修復し終えて、
ナットを新調して、
整音作業も行ったが、
弾き込んでくだすった為か
出荷時よりも音が抜けて
軽快なサウンドになっていた。

ローズ(薔薇窓)のオーナメントが
内側で剥離していたので、
その部分を再接着し、
再度、表面板に1000番の
ペーパーがけをしてから、
ボディ全体にリンシード(亜麻仁油)を
再コーティングさせて頂いた。

完成当時の試奏
『エスパニョレッタ/G.サンス』
https://www.youtube.com/watch?v=C_0-n1MN7nk

**

3.11の頃に作った
不出来の楽器を解体して、
新たなパーツで組み立ててみた。

音は、まずまずで、
以前の塗装跡を少し残して
オイル・コーティングしたので、
図らずも「ヒストリカル」仕上げのような
風合い感がでた(笑)。

これはこれで、
廉価で買い求める方が
おられるかも・・・
なので、もすこし装飾を施して
デモ音源をアップしたら
ヤフオクに出品したいと思う。


**

きのうは、
予約生徒が二人も欠席したので、
ただでさえ少ない新学期の予約者が
ひとりだけになってしまい、
まるまる5時間も
空き時間になってしまった。

音楽療法も手掛けているので、
こういう時は、有難く、
アナリーゼ(楽曲分析)や
練習に使っている。

きのうも
まだ弾いたことのない
17世紀の作曲家ガスパール・サンスの
『カナリオス』の勉強をした。

楽譜は様々あるが、
ルネッサンスギターで演奏しようと
同じ4コースである
ウクレレのタブラチュア譜面で
アナリーゼ/練習を行った。

*

YouTubeには、
当時のスタイルで
舞踊を再現したものが
いくつかアップされており、
楽曲の雰囲気をつかむのに
おおいに参考になった。

スペイン沖のカナリア諸島の
伝統音楽なので、
フラメンコにもある
クロス・コンパス(6/8+3/4)
のフレーズの切れ目で、
手拍子が二拍入る。

なので、その部分に
鈴の音を入れてみようと思い、
帰路、ダイソーに寄って
オモチャを二つ買ってきた。

つま先に嵌めて、
シャンシャンと鳴らしながらやると
いかにもルネッサンス舞踏らしい
雰囲気がでて、佳かった。

ただ、あんましやってると、
脚がつりそうになった(笑)。😂

この曲想が使われている
ロドリーゴの
『ある貴紳のための幻想曲』も
ゆんべは寝しなに
4人ほどの演奏を聴いた。

フルートの名手
ゴールウェイの編曲版は
特に、心に響くものがあった。

楽譜もあったが、
6500円と高額なので、
参考文献にするには
ちと値が張るなぁ・・・。🥲



***

退勤路にお散歩コースの
原っぱ前を通ったら、
ニョッキリとアスパラちゃんたちが
あちこちに生えていたので、
カラスノエンドウが繁茂してる足元を
藪漕ぎをするような恰好で
ポキポキと二、三本、手折ってきた。

新鮮な採りたてを
カミさんと半分こして
夕餉に菜として頂いた。

雑草に紛れて
たくましく育っている
その生命力を
お裾分けしてもらっている。


**

帰宅したら、
Amazonから
木製レリーフが届いていた。

これは
アラベスク(唐草模様)の部分を
糸鋸で切り抜いて、
ブリッジの両端に
ムスターシュ(飾り髭)として
装飾に使うつもりである。



**

『ハピバスデ』メールを
見逃していたという
ミカちゃんから、
リク坊のお誕生日の様子が
たくさん送られてきた。

パパ・ママに愛され、
すくすくと
利発に成長している
わが孫を見るにつけ、
ジイジも再会するまで
元気にしてなきゃなぁ・・・と、
自戒させられた。



4つになって、
面立ちが
キリッとしてきて
(大阪弁ならシュッとしてきて)
なんだか、イケメン坊やに
なってきた(笑)。


 

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ブリコラージュ

2024-05-14 06:38:47 | ギター

今年は
例年になく、
何の手入れもしなかった
庭のサクランボが豊作で、
しかも、鳥害に遭うこともなく、
何度も収穫できたのは
ソーちゃん用語で言えば
「望外の僥倖」であった(笑)。

なので、
朝食にも
たびたびフルーツセットとして
自家栽培サクランボを頂いた。

これからは、
裏庭の山桜桃梅(ユスラウメ)も
どっさり実をつけるが、
これが小さなサクランボと
同じくらいの大きさで、
味も似ているから
朝のフルーツ向きである(笑)。

ここの処、
旬ということで、
我が家では食卓に
イチゴを欠かさないで
ずっと冷蔵庫には
切らさらないである。

カミさん共々、
サプリなぞは服用したことないが、
旬の果物はどの時季でも
たっぷり摂ることにしているので、
ビタミンの補給にはなっていよう。

バナナにおいては、
二人とも毎日一本は摂っている。

バナナには、
セロトニン合成に必要なアミノ酸の
トリプトファンが
1本あたり約10mg以上含まれており、
「うつ病」の予防や改善になる
自然食である。



また、セロトニンは
睡眠や気分の調節に関与してるので、
バナナは睡眠の質を向上させる
効果も期待できる。

加えて、ビタミンB6や
炭水化物も含んでおり、
これらはセロトニン生成を
助けるという。

トリプトファンは
乳製品、大豆製品、
ナッツ類などにも豊富なので、
毎日、牛乳、納豆、アーモンド、
なども進んで摂っている。

学校臨床でも、
不定愁訴の生徒たちには
バナナを薦めており、
ストレスの緩和、睡眠の質の改善、
集中力や記憶力の向上、
月経前症候群(PMS)の症状緩和に
効果があることを教えている。

ただし、
トリプトファンの過剰摂取は
精神症状の
イライラ、興奮、不安感、頭の混乱や
運動症状の
体がこわばる、痙攣、手足の不随意運動や、
自律神経症状の
発熱、発汗、下痢、嘔吐、頻脈などの
『セロトニン症候群』という
副作用を起こす危惧がある。

その事も
患児たちへの心理教育では
説明している。

***

きのうは、
新任校であるKP中に
自家製の箱庭と遊具を
搬入した。

Amazonで購入した
無菌砂に二校の砂を加えたが、
底面の青色全面が隠れるには
やや不足していたので、
もすこし足す必要があった。

最初に砂を入れた時にできた形で、
まずは心象を製作してみた。

さしずめ、
『癒しの島』とでも
標題がつきそうたが・・・。

南の島の楽園風に
コテージが二棟建ち、
家族が二組、高台から
海を眺めている。

島はなだらかな丘陵と
険しい岩場のような二つの場に
スプリットしている。

まだ、始まったばかりで、
ひとりも病んだ生徒が来ていない
カウンセリング室で、
彼・彼女たちを
待っているかのような
SCの心象風景なのか・・・(笑)。

**

午後から、
仲良し二人のJCが訪れ、
さっそく、箱庭療法を開始した。

せっかくなので、
二人の共同作業をしてもらった。

タイトルは
ズバリ「心の中」だという。

左下の「退行」領域に
武器を持った戦士が置かれ、
毒林檎で倒れた白雪姫がいる。

希望は、
「ミトス(神域)」である上方に
ビー玉とカットグラスによる
「光のシンボル」や
海の上を走る新幹線が
置かれたことである。

きのうは、
新任カウンセラーとの
初体面だったので、
ひとりで来るのが憚られたらしく、
二人そろってきたが、
「心の闇」を語るには
独りずつ、じっくり話を聞かなくちゃ・・・
というSCの奨めに納得して
次回の予約を銘々してくれた。

セラピストの心構えが出来たら
クライエントがやってくる・・・
というのは、
【弟子の心構えが出来たら
 師匠が現れる】
という、
シンクロニシティック(共時的)な
現象である。

これは、
暗在系(内的・心的世界)と
明在系(外的・現象世界)との
「エンタングルメント(量子もつれ)」
のような現象で
「因果律」とは異なる、
「縁起律」とも言われる。



***

JCふたりが訪れたので、
室内のギターに目が留まり、
話題になったので、
サービスに
『ミッキーマウス・マーチ』を
サラッと弾いてあげたら、
満面の笑顔で拍手してくれた(笑)。

「こないだ、孫の誕生日の
ビデオレター用に練習したんだ」
と言ったら、
「いくつですか?」
と尋ねてくれたので
「4歳だよ・・・」
と、喜ばしく応えた。

孫の為に
一生懸命に練習した曲が、
図らずもJCたちとの
ラポール作りに役立つとは、
まさに、
【情けは人の為ならず】
である。

足台の搬入を忘れたので、
Amazonの砂袋のパッケージの
段ボール箱がちょうど
その代用になってくれた。

*

今朝方、
養老先生のコラムに、
これを「ブリコラージュ」という、
ことを知って、得心した。

なので、AIに、
もちっと詳しい解説を問うてみた。

元々はフランス語で、
「繕う」「ごまかす」を意味する動詞
「bricoler」に由来しており、
科学的な専門技術に対置される概念。

文化人類学者のレヴィ=ストロースは、
端切れや余り物を使って、
その本来の用途とは関係なく、
当面の必要性に役立つ道具を
作る行為を指した。

彼はこのような「野生の思考」を
近代以降のエンジニアリングの思考、
「栽培された思考」と対比させ、
ブリコラージュを
普遍的な知のあり方と考えた。

これは、
芸術分野でも用いられ、
様々な素材を寄せ集めて
新しい作品を作り出す手法として、
ジャンクアートやコラージュ、
アッサンブラージュなどが
ブリコラージュの一例である。

情報技術の分野では、
既存のシステムやプログラムを
組み合わせて
新しい機能を作り出す行為も
ブリコラージュと呼ばれる。

このように、
多様な分野で
創造性と機智を発揮するための
方法として、手元にあるものを使って、
その場で問題を解決したり、
新しいものを生み出したりする
プロセスを指す。

・・・との事である。
勉強になったなぁ・・・(笑)。



***

『ミッキーマウス・マーチ』は
サラリと弾けても、
練習中のヴィラ・ロボスの
『エチュード第7番』は
なかなかの難物で、
いまだに弾き通せていない。

それでも、
曲想の異なる
三つのパートに分けて、
それぞれを
文字通り技術習得のための
「練習曲」として
指の鍛錬に用いている。

ピアノ曲になぞらえるなら、
さしずめ、ショパンの
『革命』のエチュードの
レベルかもしれない。

急速下降スケール、
複雑アルペジオ、
激しいポジション移動・・・と、
上級レベルのテクニックの
鍛錬・錬磨には最適なのは
間違いないので、
それを信じて、こつこつと
向き合っている。

こういう練習を
丹念にしてこそ、
『ミッキーマウス・マーチ』を
気張らず鼻歌のように
弾けるようになるのである(笑)。



***

きのうは
手作りベントは
定番オカズの
ソーセージ・目玉焼きに
前夜に余った
焼き鳥(皮)であった。

好物ではないが、
必ず“ウメボシ殿下”を入れて、
「スッパッパ」と、
かの呪文を唱えるのを
常としている(笑)。



××××

【AI情報】

「ウメボシ殿下」とは、
藤子・F・不二雄によるギャグ漫画
およびアニメ作品の
『ウメ星デンカ』の主人公の愛称です。

この作品では、
故郷のウメ星が
爆発してしまったため
地球に逃れてきた
ウメ星国の王室一家が、
地球の平凡な一家に居候する
というストーリーが展開されます。

主人公であるウメ星の王子が
「ウメボシ殿下」と呼ばれており、
地球での様々な騒動を
描いた作品となっています。

作品は1969年に
テレビアニメ化され、
1994年には映画化もされています。

この作品の中で使われる
「スッパッパ」という呪文や、
壷型宇宙船から出てくる
様々な道具は、
後の『ドラえもん』の
「ひみつ道具」の原型になった
とも言われています。





 

 

 

 

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