『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

術後の「鮨」の旨さかな・・・

2024-07-13 04:36:33 | 食物・飲物

きのうは
無事、大腸内視鏡検査を終え、
腫瘍はなく、
大中小のポリープが
3つあったが、
ポリペクトミー(切除)は
なされなかった。

ついでに
取って欲しかったのだが・・・
検査が主眼だったようだ。

術後の説明で、
解像度のクッキリした
スチル画像を見せられ、
小は数ミリで、
中は5ミリ程度だったが、
結腸部のは1センチほどあり
表面の毛細血管まで赤々と映っていた。

中小のものは
放置してても大丈夫だが、
1センチのものは、
「がん」になりそうなので
摘出した方がいいとの事だった。

ただ、結腸部にあって
やや難しい部位らしく、
しかも、その結腸が
移動盲腸の手術後の癒着なのか
硬いらしく伸展性がなかったという。

というわけで、
冬休みに再度、一泊入院での
内視鏡手術を受ける事になった。



*

検査自体は
麻酔薬のおかげで
思ったりよりも楽だったが、
ただ、熟睡とはいかず
朦朧(もうろう)状態で
やはり結腸部あたりで
痛みを感じて
「いたた・・・」
と声を出していた記憶がある。

さほどに深い麻酔でもないので
痛さで半覚醒するほどである。

投薬名を調べてみたら、
ドルミカムは商品名で、
一般名は「ミダゾラム」という
ベンゾジアゼピン系の
麻酔導入薬・鎮静薬である。

これは、静脈内注射後、
10秒から2分以内に効果が発現し、
1 - 6時間継続するものだが、
投与後の最大効果発現は
およそ10分後だという。

作用機序は、
中枢神経系の
ベンゾジアゼピン受容体に結合して
抑制系のGABA受容体と相互作用し、
GABAとGABA受容体の
親和性を向上させて
神経細胞の興奮性を鎮めることで、
鎮静効果と抗痙攣作用を発揮する。

フルマゼニルは、
ベンゾジアゼピン系薬剤の拮抗薬で、
麻酔からの覚醒に用いられた。



*

1時の予約だったが、
他にも施術患者がいた為か、
準備の点滴をしたまま
1時間ちかくも前室で待たされた。

その間、
手持ち無沙汰だったので、
マスターしている
自律訓練法(自己催眠)の
6過程を施し、
完全に催眠下の状態で過ごした。

そしたら、
身体感覚と不安が消え、
気持ちのいい
フローティング感覚でいられた。

左脳による
ネガティヴ・マインド・ワンダリングを
防ぐために、
呼び出されてから
鎮静剤を打たれるまでの過程を
何度かシュミレーションして
脳内リハーサルを繰り返した。

麻酔で眠りに落ちるのは
初めての経験なので
いささか不安があったが、
それでも、眠くなり意識を失う
という入眠過程は、
生まれてから2万回ほど
毎日やってるので、
恐れる必要もなかった。

内視鏡室での
直前に計測した血圧は
これまでで最高の168にもなった。

自己催眠で落ち着いたとはいいながら、
その実、カラダはしっかり
緊張していたのである(笑)。

術後の測定では、
98にまで落ちていて、
落ちすぎだなぁ・・・とさえ思った(笑)。

*

カミさんが
半休を取って、
待合室で待っててくれたので、
術前に顔を合わせて
ちょっぴり安心感を得た。

術後説明では、
看護師さんが呼んでくれて、
ふたりでドクターの
検査結果を聴いた。

*

二週間後の夏休みに入ったら、
すぐにでも
摘出手術を受けようと思ったが、
若いドクターから
「また、洗浄剤呑むの
つらいでしょ・・・」
と言われて、
それもそうだと思わされ、
冬休みに伸ばした。

かのマズイ洗浄剤は
ほんとにつらかった・・・。

でも、それなりに
初めての体験は
貴重でもあった。

下剤の効き目は
たいしたもんで、
呑んで1時間もしたら、
きっちりゴロゴロきて・・・。

それから、間欠的に
便意がくるたんびに
「きた、きた、来た~ッ‼️
と、排便ゲームみたいに
10回もトイレに駆け込んだ。

もう、こうなりゃ、
楽しんでやれ、
である。

後半になるほど、
サンプル画像どおり
次第に透明化して
しまいには文字通りの水になった。

ウィキで
経口腸管洗浄剤の
組成について調べてみた。

ポリ・エチレン・グリコール と
塩化ナトリウム、塩化カリウム、
炭酸水素ナトリウム、
無水硫酸ナトリウム、リン酸ナトリウム
などの電解質と下剤成分として
クエン酸マグネシウムや
ピコスルファートを含有する。

ピコスルファート・ナトリウムの
分子式は「C₁₈H₁₃NNa₂O₈S₂・H₂O」。
有機物のCHONに
イオウが含有している。

ポリエチレングリコールは
HO-(CH₂-CH₂-O)n-H 。

《下痢を起こさせるメカニズム》
腸管での水分吸収は
電解質が吸収されることで発生する
腸管内と体内の間の
浸透圧差に応じて
水分が移動することにより起こる。

腸管で吸収できる電解質の量には
限りがあるため、
等張の電解質液を
大量に経口摂取すると
浸透圧差が小さくなり、
経口摂取した水分のほとんどが
腸管に滞留し峻下作用を表す。

また継続的に投与することで
腸管内の固形物を流去させる。

消化管運動機能改善剤
(モサプリドクエン酸塩錠/ガスモチン)
を併用する場合もある。

重要な副作用として、
低血糖症、ショック、
アナフィラキシー、脱水症状、
血圧低下などがある・・・
との事だったが・・・。

初回の下痢を催す時、
虚血性大腸炎や
血管迷走神経反射の前駆症状にある
血圧低下によるザワザワ感が
軽く起こった。

このまま、発作に移行しないように
心中御祈念させて頂いたら、
軽い心悸亢進と共に
排泄後に治まってくれて幸いした。

なかなか、
大量の下剤を服用するという経験が
ないだけに、カラダが最初は
驚いて、プチ・パニックに
陥りかけたのだろう。

なので、オナカを撫でながら、
「だいじょうぶ。大丈夫!!」
と、細胞たちをなだめ聞かした(笑)。



**

検査が終わったら
お鮨を食べよう・・・と、
決めていたので、
帰路の近所にあった
高級回転系の『平助』に寄り、
早目の夕飯とした。

丸々、一日の絶食後だったので、
急には大量摂取はできず、
ふた皿の六貫を
ゆっくり、よーく噛んで、味わった。

こはだ・赤味・〆鯖・中とろ・
イワシ・大トロ・・・の順でやった。



〆は、鯛茶漬けにして、
デザートに黄な粉プリンで
オシマイにした。

これでも、
ここ一週間では、
はじめて、まともな食事で、
しかもご馳走だった(笑)。


*

帰路、近所のダイソーに寄って、
指の怪我用のカットバンを買い、
ついでに、お菓子を沢山
衝動買いしてしまった(笑)。

これらも、久しぶりに味わう
駄菓子のような味で
懐かしかった。



 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マグカツ丼

2024-06-15 03:51:09 | 食物・飲物

きのう、おとついと、
朝方の寝起きに
不快感があり、
いずれも、枕元の温度計が
25℃以上を示しており、
熱帯夜でプチ熱中症気味だったようだ。

真夏の猛暑日の夜なら、
朝方まで冷房をつけるが、
6月の半ばでは、
30℃を超す夏日でも
深夜0時頃にはタイマーが
切れるようにセットしている。

でも、高温多湿への
カラダが順化途上なので、
油断してたら、三日続けての
プチ熱中症になってしまった。

今日からも
一週間ほど真夏日が続くというので、
暑さに慣らしながらも
熱中症回避の方策をとらねばである。

***

通勤途上のコンビニの裏に
廃屋のような施設があり、
「くたびっちゃら、
 帰ってこらんしょ」
と方言の看板がある。

最近では、
子ども達や若者は
とんと使わない死語だが、
昭和世代には
よく年寄が口にしていた
言い回しである。

童謡にある
♪ 行きはよいよい
  帰りはこわい ♪
・・・の「こわい」を
未だに「怖い」と誤解されている
解説を見ることがあるが、
あれは、方言の「疲れた」
という意味なのである。



***

きのうは、
短いながらも
トンネルを4つも潜り、
標高550mの山の学校へと
赴いた。

市内の盆地よりも
3℃ほど気温が低く
湿度も低いので、
熱中症になる危惧がなく
高原の清々しさを味わえた。

それでも、
職員室は25℃ほどの
冷房設定なので
体感的には暑く感じられた。

 



カウンセリング室は
窓もエアコンもなく狭いので、
この時季は、
隣の広々とした視聴覚室で
冷房を23℃にして
涼んでいる。

ここには、
100万ほどする
オーディオ装置もあるので、
気が向けば、CDを鳴らしながら
書類仕事をすることもある。



***

図書館の新刊ディスプレイに
ジブリ映画の「食べ物シーン」を
コレクトした一冊があり、
目を惹かれたので、
昼食休憩中にながめて
楽しんだ。



ジブリ物は
全部観ているので、
どれもが覚えのある
シーンばかりだった。



*

きのうの給食は
珍しい
カジキマグロのソースカツだった。

なので、
ご飯にのっけて
ソースカツ丼風にした。



 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『あぶQ』小旅行

2024-04-30 08:50:05 | 食物・飲物

 

きのうは
かねてから行こうと
思っていた隣県にある
ビール園の直営店に
カミさんを誘って出かけてきた。

まだ、短区間を
一度しか乗ったことのない
『あぶQ』(阿武隈急行鉄道)で
初めて「角田」まで行こうとしたが、
両者とも不慣れなので、
フリー切符を買ったはいいが、
間違って、手前の駅が終点のに
乗ってしまった(笑)。

ローカル線「あるある」で、
次に目的地まで行く電車が
来るまでに『富野』という
無人駅で降りて
50分待ちになっちまった。

仕方なく、
陽気のかげんも佳かったので、
唯一の見所スポットらしい
『不動尊』まで往復して
時間をつぶした。



仄暗い小山に建てられた
古めいた不動明王の祠は
明治の建立というので
百余年はあるようだった。



惚け封じ観音は
真新しかったが、
野仏の御尊顔は
風化して判別できなかった。

それでも、
昔からの地元の人たちの
「祈りの姿」が彷彿された
信仰の場を感じ取ることができた。

***

「あぶ急」の名に相応しく
阿武隈渓谷を通るあたりは、
幾箇所もトンネルを潜っては
ずっとリバーサイドを走り、
しばし、その景勝地を
楽しむことが出来た。



*

私鉄らしく
車体がカラフルで、
『ポケモン』列車まであるから、
「撮り鉄」としては
見てるだけでも楽しかった。

ワンマン・トレインだが、
女性運転士が
てきぱきと信号などを
指差し確認しながら
運転している姿も見られて
(カッコイイなぁ・・・)
という楽しみもあった。



***

きのうは、
たまたま「9」のつく日だったので、
乗り降り自由の
フリー切符が買えて
往復分の半額になって
ラッキーであった。

*

Mセンセイのブログで
しょっちゅう
お仲間と行ってるのを見てたが、
やっと、自分もそれを踏襲できた(笑)。

猪苗代のビール園にも
雰囲気が似ている工場に併設した
瀟洒なレストランで
4つのタイプの地ビールの
試飲セットがある。

 



ビール好きのカミさんは
迷うことなくオーダーし
手作りソーセージをアテに
ご満悦であった。

自分も
ひと口ずつ
テイスティングさせてもらい、
なるほど・・・と、
旨さの違いに感心した。

1時過ぎの遅めのランチだったので、
連休中でも客席は
半分ほどしか埋まっておらず、
オーダー品もすぐに出来てきた。

 



ランチセットの「ハンバーグ」は
スープ・サラダ・デザート付きで
まずまずのお味だった。

帰りの電車も
直通のものが
3時間先だったので、
またまた、50分待ちで
乗り継ぎで帰ってきた。

終点駅の途中で下車すると
ローカル線「あるある」で、
東京・大阪のようには
5分後に次が来る・・・
というわけにはいかないが、
その隙間時間にソフトを食べたり
本を読んだり・・・と、
なんとかのんびりした旅情感も
味わえたには味わえた(笑)。

昭和の頃、いっとき言われた
まさしく「安近短」の
小トリップだった。








 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大阪カレー

2024-04-10 07:37:31 | 食物・飲物

今朝、
ゴミ出しに行くと
雪兎が山腹にクッキリと
現れていた。

ここの処の
三寒四温で
自律神経失調症や
風邪になりやすいが、
来週にはコンサートがあるので
体調管理には十分気を付けている。

明後日からは
いよいよ新年度の
勤務スタートである。

**

きのうも
近所の『大阪王将』に
カレーを食べに行ってきた。

「大阪カレー」と
名を打たれると、
ついつい、初めて
大阪に赴任した頃に赴いた
難波『自由軒』の
インディアン・カレーを思い出す。

坂町の『天丼の店』にも
出向いたのを
昨日は思い出した。

『王将』のカレーは
初めてだが、
やや甘ったるく、
片栗粉のトロミがついていた。

油淋鶏(ユーリンチー)付きを
頼んでみたが、
唐揚げとどう違うのか
ググッてみたら、
唐揚げは下味をつけてから揚げるが、
油淋鶏は下味なしで
甘酢をかけたものらしい。



***

今日は、
午前中に音楽堂を借り切って
リハをやってくるので、
昨日も練習をしていたが、
この期に及んで、まだ、
編曲譜面に手入れをした。

机上で書いたのと、
実際に弾いてみてでは
感触が異なり、
弾きやすさや響きを
重視すると、どうしても
変更箇所が増えてくる。

今日は、
音楽堂のステージ上で
音録りもしてくる。

 

 

**

きのうも
工房に籠って、
楽器創りに専念した。

ルネッサンスギターは
ネック・ジョイントをしたら
全体像が見えてきた。

ビウエラ製作と同時進行で
やってるので、
二本同時に完成しそうである。

 



***

来週の月曜から、
新任校が一校増えるので、
また、カウンセリング室の室礼を
考えねばである。

前任者の室礼のセンスも
部屋を見れば解るが、
やはり、自分が使って
居心地のいい部屋に
仕立て直したい。

その為に、
楽器や装飾絵画の搬入は
必須である。



パソコンも設置されていれば
いいのだが、
現任校の二校には
それがないので、
執務記録は手書きをしている。

その為のペン字習得もしている(笑)。

ダンゴ三兄弟の作品が
子ども部屋に沢山あるので、
いずれかを搬入して、
小児科の待合室みたいな
雰囲気にしたいと思う(笑)。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

好物で破顔一笑

2023-11-24 07:20:09 | 食物・飲物

 

『勤労感謝の日』のきのうは、
カミさんに柳津行きに誘われるも
かなりの遠出になるので断って
まったりとカラダを休めていた。

その代わりに、
ここん処続いてる
「天丼行脚」(笑)に出かけた。



途中、『やまや』に寄って、
常備している
シークワーサーやライムを買い、
ついでに、久しぶりに
フランボワーズのリキュールも
買ってきた。

*

口開け時の
11時に赴くも
すでに、店内は活気に満ちており、
11時前には開店してるようであった。

蕎麦屋の天丼だったが、
天婦羅テンコ盛りで、
しまりきらなかった蓋に
大半を取り置かないと
ご飯に到達しないようだった。

海老二本がメインで、
あとは茸類が
椎茸、エリンギ、舞茸、エノキ、
ピーマン、南瓜、薩摩芋
といった按排だった。

迷う事なく
海老からいったが、
タレの味が薄かった為か、
ガツンとしたインパクトがなかった。

ご飯にも、さほどタレが
浸みておらず、白飯に近かったので、
薄味の天婦羅とのバランスが
よくなかった。

なので、途中から
食べるのに飽くような
始末だった。

テンコ盛りの見た目は
“映え”てはいるが、
味に魅かれるものがなくては
ハリボテの天丼である。

こうなると、
濃い目のタレで
海老天二本のみで勝負してる
先日の『40年食堂』は
潔く感じられた。

なんだか、
美味しくない天丼を供されて、
三日続いた天丼熱も
一気に醒めるかのようだった・・・。

***

80歳になる叔母と二人で
柳津に行ってきたカミさんが、
名物の粟饅頭を
わざわざ食べ比べするのに
二つの菓子舗から買って来てくれた。

ついでに、
叔母ちゃんも
笹団子とゆべしを
留守土産に買ってくれたという。

これまでも、
幾度も味わっている粟饅頭だが、
「ずんだ」は珍しく
初めてだった。

*

夜は、前夜に続いて、
鶏ガラと豚ヒレで取ったスープに
叔母ちゃんからもらった
喜多方ラーメンにした。

「半々熟たまご」なるのも
土産に買ってきたので、
それもトッピングしてみたが、
温泉卵とは違い
気味がトロリと流れるものだった。

*

ミカちゃんから
りくぼうのスナップが送られてきた。

動画で見ても、
何かオイシイものを食べてる時の
お顔が幸せそうで、
やっぱ「好物」は
人を幸せにする原点なんだなぁ・・・と、
再認識させられもした。

まだ3歳半だが、
もう平仮名が読めるようになり、
園の掲示物を読んで
保育士さんを驚かせたというので、
爺馬鹿ながら
「さすが、ギフテッド!!」
と喜ばせてくれた。

フジイのソーちゃんみたいに
なってくれたら、
ジジは嬉しいのう・・・(笑)。

**

前日に修理した
Xmasイルミが
全球ピカピカと光り、
暗い玄関をファンタジックに
輝かせてくれている。



 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする