ゆんべは
深夜から明け方にかけて
久しぶりに咳が出て、
今朝は寝起きが怠いので
風邪っぽいかなぁ・・・
という体調である。
きょうは、30㎞もある
山の学校への勤務日なので、
セルフ・メディケーションで
体調を整えねばである。
残暑も34℃ほどになるようなので、
熱中症対策のクーラーボックスも
要りそうだ。
なんだか、
ふと、映画で観た
『老人と海』のラストシーンが
思い浮かんだ。
老いたりといえ、
病めるといえ、
「今ここ」で、
この命を生きねばならない。
***
いつも、買い物は、
平日オフ日の
スーパー開店時に行くのだが、
きのうは、切れた麦茶パックを買おうと
開店から20分ほど過ぎて出かけた。
そしたら、
駐車場は満杯だわ、
レジには大行列だわ・・・で、
(そっか。日曜だった・・・)
と、思いだした。
行列大嫌い人間なので、
山となった買い物かごの中身を
また棚に返して退出しようかとさえ
思ったが、これも経験だ・・・と、
何十年ぶりかで列に並んだ。
そしたら、
上田 三四二の句が
脳裏に浮かんだ。
おしなべて
味わひ深き人の生(よ)を
歩まんとす
今日より君は
・・・
長月となり、
玄関室礼を改めた。
『令和』の語源となった
漢詩の一節を書いたものを
飾ってみた。
玄関の隣が、
ご神前で、柱には
仏面が掛けられてるので、
『魔』の侵入を防いでいる。
玄関は、いわば、
神域の鳥居みたいなもので、
不浄・悪魔の結界なのである。
なので、
玄関の汚い家では、
神性・仏性が宿るはずもなく、
外の偽悪醜邪なるものが侵入したり、
家人に取り憑いたまま、
家内に引き入れてしまったりする。
せめて、
無信仰であっても、
先祖の墓参りくらいはしておかないと、
御霊様(祖先霊)も
家人を護り甲斐がないのではなかろうか。
・・・
中古で買った軽が
外れ年式だったようで、
エンジン・オイルが漏れる
欠陥車だったが、
それでも、ダイハツはリコールせず、
モデルチェンジでしれっと
欠陥を補正したという。
これは人倫にもとる
潔からぬ企業姿勢である。
根治療法には
エンジンを自前で
交換するよりないと
クルマの主治医からは告げられたが、
それだと数十万もかかるので、
あえて、対症療法としての
2ケ月に一度のオイル補充を選択した。
並みのオイルでは
すぐに漏れるので、
「10W-40」という最も粘性のある
ハチミツみたいにトロリとした
特殊なものをヤフオクで仕入れている。
去年からオイルが爆上がりし、
8000円くらいだったのが
今では5万ちかくにもなったので、
在庫品で1万くらいのを入手した。
*
9月いっぱいは
残暑が厳しかろうから、
エアコン・ガスもDIYで
補充した。
こっちは、Amazonで
一缶1000円ほどなので、
年に一度は交換している。
中古車の哀しさで、
やはり、エアコン配管の
どこぞのシーリングが緩んでるのか
毎年、確実にガスが漏れている。
これらのメンテが
面倒であれば、
新車に買い替えれば解決するが、
なんだか、
老体を騙しだまし生かしているのと
似ているので、これで、クルマへの愛着が
湧くのかもしれないとも思った。
談志家元は、
【金で解決するのは下品だ】
とも
【俺の分化が文明を拒否している】
とも、おせーて下すった。
***
YouTubeサイトの
『ぼなぺTV』で、
フィレンツェのイタリアン・シェフ
「トシさん」のファンになり、
彼が奨める『バリラ №5』に
長年の『ディチェコ』から宗旨替えした。
これには、
業務用の5㎏があり、
『やまや』では、
2000円ほどで買えるので、
一人前100gだと50食分あり、
一食あたり40円とハイコスパになる。
グルマン山本益弘氏が
提灯記事なのか・・・、
世界一美味しいのは
『ヴォイエロ』なんて言って、
試してみたが、ザラついた食感や
味がちぃともよくなかった。
バリラの5㎏袋も
これで4つ目なので、
専用のシルバーフライパンを
購入してから、
150回以上は作ってきたことになる。
2%濃度で岩塩を入れ、
9分間茹で上げてから
無精製のオリーヴオイルと、
アリオ(ニンニク)、
ペペロンチーノ(鷹の爪)で
煮込み合えるだけで、
レストランと遜色ない
『アリオ・オリオ・ペペロンチーノ』
が出来る。
***
買い物帰りに
近所の『ゲオ』に寄って、
新刊の『宇宙兄弟』と
初めて読む
『おひとりさまホテル』を
借りてきた。
冷房下の寝室で
アイスコーヒーなぞやりながら
転がって、まったりと
マンガを読むのは
何とも言えぬ娯楽である。
**
自民党の総裁選も
呆れ果てるような面々が、
無反省、厚顔無恥にも
お山の大将にならんと
バカ丸出しをやっている。
野党も野党で、
ろくな面子がおらず、
まともな国民には
そっぽを向かれている。
なのに、どうして
この日本丸が、
座礁せずに運航しているのか。
それは、とりもなおさず、
民度の高さによるものであろう。
多くのインバウンドたちが
一様に、日本の清潔さ、
治安のよさ、親切さ、
礼儀正しさ、サービスのよさ、
などに驚き感激する。
世界各国の料理があり、
本国人らも美味しいと言うほどの
味覚の天国でもある。
これも、政治とは無縁の
『民の質』に拠るものである。
日本は、古来より、
民政自治の国だという。
そして、民の中には、
随所に、天意と繋がる皇(すめら)が居て、
その皇たちは、集合無意識下で、
真善美聖の共通価値観で繋がっており、
何事も、共時的に為される。
それが、如実に観られたのは、
まさに、3.11の大災害時であった。
未曾有のカタストロフィに遭いながらも、
暴動も略奪も起きず、
炊き出しが振る舞われ、
整然粛々と塩むすびの配給に並び、
不平も不足も言わず忍従している様に、
世界が驚いた。
日本人の本質が
垣間見られた時であった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます