1000年に1回の大災害を被った我われは
何らかのパラダイムの転換期にいることを
知らしめさせられている、と考えるのが
魂理学者の基本的スタンスである。

昨日は、アメリカで
160もの竜巻が起こり310人もが
亡くなったという。
その発生規模が尋常ではない。
天象と地象は
直接は関連性がないが
巨大ディゼースターという点では
共通している。
ちなみにM9クラスの地震は超巨大地震で
M8が巨大地震、M7は大地震と分類するそうだ。
160も同時に発生した竜巻も
超巨大と形容したほうがいいだろう。
近年、襲ったカトリーヌも
超巨大ハリケーンだった。
最近、ウォルシュの
『神との対話』全3巻を
読み直している。
この書でも、人類は今、
種として目覚めなければならない
ギリギリの瀬戸際にいる、という。
そして、目覚めれば、黄金のときを
迎えることができる、ともいう。
たしかに、世界情勢に眼をやれば
アメリカでの黒人の初代大統領の誕生、
日本での政権交代、そして、
現在の中東での民主化闘争…と、
我われは歴史の転換点に立たされている。
そこへ、未曾有の原発事故である。
天災と人災と政変が揃って
眼前に示されている。
ゴールデン・ウィークには
ヴォランティアや観光で東北に
訪れてくれる人々も少なくない。
今回、避難所廻りのボランティアをしてみて、
人のために無償で尽くす、という行為には
有償で仕事で尽くすのとは違った
満足感・充足感・幸福感が得られることを知った。
義捐金もそうとうの額が集まったので
一億総支援の心になった。
大災害という極端な形になったからこそ
被災者を哀れんで人々は行動を起こした。
その心情は世界各国まで及んだ。
スラム街の子どもたちまで募金してくれたのだ。
人は「痛みを分け合う」ことができる生き物である。
同時に、地球の他の種を犠牲にして
多くのものを搾取してきた種でもある。
しかも、同じ人間どうしでも
権力者や成功者というさらに一部が
勝ち組・富裕層として富を集中させている。
世界の1/3は一日1ドルで生活し
貧困で飢えているともいう。
中東の独裁政権への民衆の放棄も
フランス革命と同じ
贅を独り占めする王族や独裁者への
フラット化を希求する魂のエネルギーによる。
人類は、種内(人どうし)でも、
種間(他の生物と)でも、
個的所有から「分け合う」ことを
第一義にしなければならない、という
価値観の大転換期に入ったのだ。
それは、個人の所有から、国家の所有に至るまで
「我が物」という観念を超越しなくてはならない。
過去、共産主義はそれを目指したはずであったが
特権階級の腐敗や、賛同しない者を
粛清という暴力非道で排除した。
「地球の資源は地球人すべてのもの」であり
さらに言えば
「全種が恩恵を享けねばならないもの」なのである。
国家が独占する、ところから紛争が始まり
不均衡が生じる。
やはり、世界連邦制が樹立して
中東の石油や中国のレアアースを
公平均等に配分したり、
アマゾンの熱帯雨林や海洋資源を
世界で護る、という方向に
行かなければならない。
人類は、個人から国家にいたるまで
「所有」という観念を捨てて
「共有」という価値観を
選択しなくてはならないのだ。
そして、所有者ではなく
管理者・世話係という立場に
個々が立たねばなるまい。
レンタル店や図書館の貸与システムが
いかにエコロジカルかは
もう実証済みではないか。
個人レベルでも「所有」から「利用」へと
価値観の転換は図られつつあるのだ。
何らかのパラダイムの転換期にいることを
知らしめさせられている、と考えるのが
魂理学者の基本的スタンスである。

昨日は、アメリカで
160もの竜巻が起こり310人もが
亡くなったという。
その発生規模が尋常ではない。
天象と地象は
直接は関連性がないが
巨大ディゼースターという点では
共通している。
ちなみにM9クラスの地震は超巨大地震で
M8が巨大地震、M7は大地震と分類するそうだ。
160も同時に発生した竜巻も
超巨大と形容したほうがいいだろう。
近年、襲ったカトリーヌも
超巨大ハリケーンだった。
最近、ウォルシュの
『神との対話』全3巻を
読み直している。
この書でも、人類は今、
種として目覚めなければならない
ギリギリの瀬戸際にいる、という。
そして、目覚めれば、黄金のときを
迎えることができる、ともいう。
たしかに、世界情勢に眼をやれば
アメリカでの黒人の初代大統領の誕生、
日本での政権交代、そして、
現在の中東での民主化闘争…と、
我われは歴史の転換点に立たされている。
そこへ、未曾有の原発事故である。
天災と人災と政変が揃って
眼前に示されている。
ゴールデン・ウィークには
ヴォランティアや観光で東北に
訪れてくれる人々も少なくない。
今回、避難所廻りのボランティアをしてみて、
人のために無償で尽くす、という行為には
有償で仕事で尽くすのとは違った
満足感・充足感・幸福感が得られることを知った。
義捐金もそうとうの額が集まったので
一億総支援の心になった。
大災害という極端な形になったからこそ
被災者を哀れんで人々は行動を起こした。
その心情は世界各国まで及んだ。
スラム街の子どもたちまで募金してくれたのだ。
人は「痛みを分け合う」ことができる生き物である。
同時に、地球の他の種を犠牲にして
多くのものを搾取してきた種でもある。
しかも、同じ人間どうしでも
権力者や成功者というさらに一部が
勝ち組・富裕層として富を集中させている。
世界の1/3は一日1ドルで生活し
貧困で飢えているともいう。
中東の独裁政権への民衆の放棄も
フランス革命と同じ
贅を独り占めする王族や独裁者への
フラット化を希求する魂のエネルギーによる。
人類は、種内(人どうし)でも、
種間(他の生物と)でも、
個的所有から「分け合う」ことを
第一義にしなければならない、という
価値観の大転換期に入ったのだ。
それは、個人の所有から、国家の所有に至るまで
「我が物」という観念を超越しなくてはならない。
過去、共産主義はそれを目指したはずであったが
特権階級の腐敗や、賛同しない者を
粛清という暴力非道で排除した。
「地球の資源は地球人すべてのもの」であり
さらに言えば
「全種が恩恵を享けねばならないもの」なのである。
国家が独占する、ところから紛争が始まり
不均衡が生じる。
やはり、世界連邦制が樹立して
中東の石油や中国のレアアースを
公平均等に配分したり、
アマゾンの熱帯雨林や海洋資源を
世界で護る、という方向に
行かなければならない。
人類は、個人から国家にいたるまで
「所有」という観念を捨てて
「共有」という価値観を
選択しなくてはならないのだ。
そして、所有者ではなく
管理者・世話係という立場に
個々が立たねばなるまい。
レンタル店や図書館の貸与システムが
いかにエコロジカルかは
もう実証済みではないか。
個人レベルでも「所有」から「利用」へと
価値観の転換は図られつつあるのだ。