『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

二学期最後の勤務日

2024-12-20 08:01:30 | 仕事

 

きのうは、
朝方は零下になった。

車の中は1℃だった。

フロントガラスも凍り
デフロスタで溶かしてからの
出発となった。

吾妻小富士も
綺麗な冠雪となった。

きのうは、
Tちゃん先生の教会に寄り、
二学期無事終業のお礼詣りを
させて頂いた。

御神米をお下げ頂き、
お菓子も頂戴した。

 

クライエントのFさんからの
「誕生日お祝い」を
お預かり頂いており、
それも頂戴した。

なんだか、
神様からのご褒美を
頂戴したような
有り難い気持ちにならせて頂いた。

今日の山のガッコ勤務で、
二学期の業務は
大過なく無事終業させて頂く。

明日からは、
3週間の冬休み。

さぁ、何すべぇ…である。

毎度毎度のロンバケだが、
二三日も駄々羅に過ごすと
すぐさま人格崩壊である。🤣

そーだ!
このロンバケは、
こないだ、初めて書いた
『カウンセラー便り』のとおり、
心身の休養、創作、自己分析…と、
生徒に提言した事を
やってみべぇかしら…。

ま、いつもやってる事ではあるが…。

なんとか軽運動とダイエットも
継続させたいと、毎度のこと、
ロンバケのたびに願掛けしてるが、
成就したことがない。

我ながら、
意志の弱さよ…と、
情けなくなる…。😭

あとは、
初めての店シリーズで
ランチ探訪でもしてみっか…
と、つまらん目論見もある。

一生懸命生きるのに、
つまらんという事もないか…。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初の『カウンセラー便り』

2024-12-17 08:59:31 | 仕事

きのうは
KP中の今学期、
最後の勤務日だった。

予約が「0」だったので、
(きょうも、お茶ッぴきかぁ~)
と、暇を持て余してたら、
いい塩梅に、養護の先生が来てくれ、
関わった5人の近況報告を
してくださった。

それだけでも、
執務記録いっぱいになる
内容なので、
1時間ほどのケースカンファの後は、
文章仕事になった。


ついでに、
30年近くSCをやってて、
いちども『カウンセラー便り』を
発行したことがなかったが、
冬休み直前なので、
試しに、AIに「叩き台」を
創ってもらった(笑)。


ものの数秒で、
A4両面分のコンテンツを
示してくれたので、
あとは、フォントを変えたり、
イラストを挿入するだけで
仕上がった。

いちおう、教頭には
見せなくてはならないので、
検閲後に(笑)、
印刷はお任せしようと思う。

20年間365日
ブログを書いてるから
文章を書くのは億劫ではないが、
さすがに、初めて、全校生への
プリントをつくるとなると、
何をどう書いていいやら
迷ったので、AI君には感謝である。

もっとも、
毒にも薬にもならないような、
【雨の降る日は天気が悪い】
【姉は妹より歳が上】
みたいな内容だが、
さすがに、中学生相手には
「毒」のある「圧」の強いことは
書けないものである。

パッと浮かんだのは、
年間150人もの自殺があるから、
悩みがあったら、
独りで悩まず、必ず誰かに相談しよう…
みたいな啓蒙「檄文」みたいに
しようかと思ったが、
それだと刺激が強い生徒もいるんで…。

せっかくだから、
ついでに、今学期最後の
T中とY中にも
これを出してもらおうかと
思っている。



***

相変わらずの
ハムエッグ・ベントである。

梅干しもカラダによさげなので、
毎度、入れている。

前の晩のおかずが余ってると、
それも加わり、いくらか、
豪華になる(笑)。

きのうは、イカリングと
シュリンプ・サラダで
豪勢になった。



***

卒業アルバム用に
写真屋さんが撮ってくれた肖像が
いちばん映りがいいので、
長らく40代、50代のまんま
ネームプレートにしている。

なので、時折、
新入りの事務員さんから
「先生。何年前のですか~」
と、笑われるが、
そのたびごとに
「ほら。少女漫画家も
よく、若いころの自画像
使ってるっしょ…」
と、答えている(笑)。



****

アマゾンの新刊予約で、
愛読している
『七つ屋』と『江戸旬』を
予約した。

もう、子ども部屋だった
まんが図書館は、
棚に置ききれず
二重置き、三重置きになっている。

それでも、
死ぬまで、漫画は買うんだろうなぁ…(笑)。

もう、人生の伴侶みたいなもんだもの…(笑)。

還暦の時に、
自分用の『自分史』を
100頁冊子で2冊こしらえた。

その時の目次は、
生涯の「キーワード」に沿っている。

病気・まんが・ギター・学校・
宗教・音楽・家族・スポーツ・
趣味・仕事……
といった10ケでまとめた。

「まんが」は生涯の
ベスト10に入る
キーワードだった。

それでも、メジャーな
『ワンピース』も『ナルト』も
『キングダム』も読んではいない。

***

高校教員を13年、
短大講師を5年ばかりやったが、
今は、教職を離れて
30年あまりになる。

どこの自治体も
教員が不足しているという。

「がっこのセンセ」が
ブラック職業だと言われて久しいが、
それでも、昭和の頃よりも
まだ、働き方改革で
いくらかマシになってるはずだ。

若者のなり手がない、
というので、
この業界も先細りで
優秀な人材が集まらないようでは
「日本の教育」の未来は
暗澹たるものである。

参議院なぞ廃止して、
衆議院も100人くらいにし、
無駄な政府機関や公的機関をも無くして、
教育財政にこそ予算を注ぐべきだろう。

教員の給与を
今の倍にしてもいいと思う。

部活は、
地域のスポーツクラブに
任せたらいい。

クラスの事務関係も
専従職員に任せ、
教員は教科指導と生徒指導に
専任できるように改革すべきである。

生徒指導も、出来れば、
専門職員を導入して、
SCやSSW、SL(スクールロイヤー)
などと取り組むのがよかろう。

トランプ改革では、
教育省(文科省)を廃止し、
教育は、自治体や私学の
独自性に任せるという
大改革を断行するという。

*

そのトランプが
大統領の職務に就けば、
世界は、一変するのでは…
という、反グローバリストたちは
期待を抱いている。

そう簡単には、
戦争屋やDSをキレイに
片づけることは出来ないかもしれないが、
少なくも、民衆・大衆は
段々と既成政党や既成メディアのおかしさに
気づきはじめているように感じる。

その動きが、
トランプ再選であり、
兵庫県知事再選や、
自公過半数割れ…
といった現象に見られる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「心理師のあるべきようわ」

2024-11-19 06:47:28 | 仕事

 

日曜には
子ども園の運動会で、
リク坊は、張り切りすぎて、
お鼻を擦りむいたみたいだ…(笑)。

それでも、
満面の笑みであるから、
頼もしい。

演技が終わると、
リク坊ひとりが、
ナントカマンのポーズをしながら
退場してきて、
パパ・ママが大受けしていた。

ヒョウキンな子だなぁ…(笑)。

大玉転がしでは
「アンカー」のリク坊とパパ組が
ぶっちぎりの勝利で、
大喜びしていた(笑)。


*

先日の結婚式では、
家族テーブルのこの位置に
座っていたアキが、
甥っ子を愛でる思いで、
兄と父との団らんの様子を、
しっかり写していてくれた。



*

今年の季節は
めちゃくちゃだったが、
紅葉の盛りの錦秋と思いきや、
きのうは、豪雪地の酸ヶ湯では
50㎝もの積雪になったという。

冬の花「山茶花」が、
早くも、紅葉の下に咲き出していた。



きょうも寒波が到来し、
朝は一桁台の気温になった。


*

兵庫県知事選で、
斎藤氏が再選した。

N党の立花氏の真相解明により、
県議会の陰謀を目論む奴らによって、
まんまと知事ははめられた
という事が明らかにされた。

例によって、
マスゴミが情報操作と
フェイクニュースによって、
真実を歪めて、
不正を為す奴らに加担したようである。

それでも、
既成ディアの印象操作を信用せず、
実際の当人の真摯な姿や、
立花氏の陰謀の絵解きにより、
県民が目覚めて、
組織票だよりの追従者を退けたのは、
快挙である。

アメリカでは、共和党勝利。
日本では、自公大敗。
兵庫県では、不正が排除された。

まさに、時代の流れは、
「偽悪醜邪」を退け、
「真善美聖」の世界を
人々は希求しはじめている。

 



**

ドクターのあるべき
「職業倫理」の厳しさを
コラムで読んで、
まさに「医師のあるべきようわ」を
見た思いがした。

ならば、
「心理師のあるべきようわ」も
そうでありたいものである。

 



**

きのうのベント・・・

何はなくとも
ウメボシ殿下(笑)
柚子味噌
塩辛
スプラウト
ハムエッグ

爺様の
昭和っぽいベントであるなぁ・・・(笑)。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桜と団栗・・・?

2024-10-11 07:08:14 | 仕事

きのう十月十日は
かつては「体育の日」で祝日だった。

また、金光教祖が
神上がりし「祭り日」という
特別の日でもあった。

おとつい、
針とマッサージ療治を受けたせいか、
昨日の寝起きは良かったが、
午後から、やや疲れが出て、
背中の左側がやや痛みだし、
頭を下にさげたら、
クラリとめまいが起こった。

朝方は17℃まで下がり、
やっぱり、まだまだ、
風邪がスッキリとは
抜け切れていないようだ…。

今朝は、
この秋いちばんの冷え込みで
12℃まで低下したから、
寒さを感じるほどだった。



*

ナヴィが2台あるので、
1台の方は
「スカイヴュー」にして
日本列島と大陸が俯瞰できるように
設定してある。

あたかも空を飛んでるかのような
錯覚を起こさせる為でもある(笑)。

列島を逆さに見ると、
朝鮮半島との位置関係で
なんだか、馴染みの日本国のように
見えないから面白い。

そして、かつて
大陸続きだった頃、
日本海が内海だったことが
感じられもする。



**

先おとついの退勤時に、
走行中の車に
いつもとは違う異音があり、
気になりながらも様子を見ていた。

そしたら、昨日の出勤前にも
変わらず異音が発生したので、
朝一で整備工場に出向いた。

そしたら、
『ムーヴ』には
エンジン・マウントにガタが生じる
という不具合が多くあるという。

平成17年型の中古車なので、
製造されてから
およそ20年近く経ってるから、
工場長が言うには、
「電化製品ならもう寿命が来てますね」
との事だった。

エンジンは元々
この年式特有の欠陥があり、
ダイハツは頬かむりして
リコールしていないが、
オイル漏れがあり
ひと月に1ℓ燃えて無くなる。

なので、排ガス規制も
ギリギリで、再来年の車検は
通るかどうかという瀬戸際のようだ。

エアコンも1年で
ガスが丸っきり抜けるので、
たんびたんび補充している。

これも、パッキンやらの
経年劣化による緩みだろうという。

タイヤ回りの塗装膜には
内側から錆が浮き始めており、
あちこちに小さな茶色いシミが
出だしている。

そこにきて、
今回、エンジン・マウントの
ゴムが経年劣化したのだろう…
ということで、
交換するにはエンジン脱着作業という
大ががりになるので、
5万近くかかるという。

なので、またまた、
新車に交換し時かぁ…と、
逡巡させられた。



*

帰宅すると、
たがわ靖之のコミックが届いており、
湯上りにのんびり
氏の世界観を楽しんだ。

これまでの主人公との
重複を避けてか、
わざと変な表情にして
描き分けようとしている作者の意図が
隠れ見えるようだった。

*

きのうは、
バウムテストの
ブラインド・アナライシスを
AIができるのか、試してみた。

Q:
バウムテストにおいて、
桜の花が咲いているところと、
散っているところ、
そして、ドングリが
1個落ちている絵を描いた
ASDの中3女子の心理は
どう分析しますか。

ChatGPT:
いくつかのポイントが考えられます。

桜の花が咲いていること:
新しい始まりを象徴する。
希望や成長、または
ポジティブな感情を
表現している可能性があります。

桜の花が散っていること:
終わりを意味する。
不安や失望感、
過去の経験からの影響を
反映しているかもしれません。

ドングリが1個落ちていること:
ドングリは成長や
未来の可能性を象徴しますが、
1個だけというのは
孤独感や他者との関係性に対する
不安を表している可能性があります。

全体的に見ると、
彼女は希望と不安の両方を
抱えているかもしれません。

桜の花は
明るい未来の可能性を示唆しつつ、
散った花やドングリは
彼女の心の中の葛藤や孤独感を
反映していると考えられます。

ASDの特性として、
社会的な関係や感情の理解に
難しさがある場合、
彼女の描いた絵には
そのような内面的な葛藤が
表れているかもしれません。

・・・と、まあ、
大したもんだった。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人のふり見て我がふり直せ

2024-09-19 07:07:20 | 仕事

おとついの入院の朝も
翌日の退院の午前も
秋晴れの爽やかさであった。

故郷の霊峰
吾妻山を拝みながら
清々しい気分で
病院玄関に佇むことができた。

大学1年の虫垂炎から
肥厚性鼻炎、アテローマ(粉瘤)と
5回ほどオペをやってきた。

憂鬱な個人イベントではあるが、
近頃では、その過程の辛苦をも
十分に味わって克明に記憶しておこう
とさえ思っている。

「明・暗」共々に
他人に代わってもらう事が出来ぬ
「我が人生」である。

入院や手術というのは
日常の仕事や生活から切断される
非日常的体験なので、
いわば「異世界物語」でもある。

であればこそ、こたびは、
「病」の超克というプロセスも
別世界体験として
事の一々をよく味わってきた。

20年来のブロガーの性(さが)で
その一々をスマホ撮りして、
「自分劇場」の主演・監督、
そしてエディターのすべての過程を
味わいつつ「今、ここ」を体験してきた。



*

秋の日差しに輝く
野の風景、遠くの山を眺め、
難関としていた
大腸洗浄剤を味わった。

その後は
緩やかな便意が10回以上も起こり
洗浄は滞りなく完了。

次いで、術衣に着替え、
点滴、内視鏡室での麻酔・・・。

点滴の管に
注射筒で麻酔が混入されると
止血剤の黄色い部分に
麻酔の透明な部分が合間に挟まり、
それが、手元の固定針の処まで
淡々と迫って来る。

その瞬時、
映画『デッドマン・ウォーキング』の
ラストシーンの薬殺刑で
最初に打たれる睡眠剤が
管の中を流れて体内に入ろうとする
シーンが思い浮かんだ。

透明の麻酔薬が
針を通過した辺りで、
執刀医から
「それでは、すぐに
眠くなりますので、
そろそろ、始めますね・・・」
と、挿入箇所への軟膏麻酔を
塗る感触を感じたのが
最後だったかもしれない・・・。

あとは、夢の中だった。

ただ、今回は、なぜだか、
東南アジアと思しき女性たちから
オナカん中に棒を入れられて
グリグリされて
「いてー、いてー!」
と悲鳴を上げる夢を見て(笑)、
ほんとに痛覚を感じていた。

覚醒剤(睡眠拮抗剤)が打たれると
処置室で目が覚め、
「はい。佐々木さん・・・
 終わりましたよー」
と看護婦さんから声をかけられて、
あっという間に感じたが、
30分くらいを夢でワープした感じだった。



大腸粘膜には痛覚がないので
開腹手術だった盲腸の時のような
痛みは全くなく、鎮痛剤も不要だった。

三度のアテローマ・オペでは
皮下とは言え、
親指大の組織を摘出するのに
メスで切られ、電メスで焼かれ、
縫合針で縫われ・・・と、
三種の痛みに襲われるのを
鎮痛剤で緩和させた。



*

今回は、
電メスで切除後に
ステンレス製のクリップを
何か所かで止めて
結紮・縫合したという。

その現物は見なかったが、
病室に戻ってから
画像検索してみたら、
極小さなもので、
1週間ほどで自然に排泄されるという。

傷口は「人工潰瘍」状態なので、
稀に再出血する事があるらしく、
術後の数日は、力んだり、
運動は厳禁だという。

消化の良くない
繊維質やら硬い物も
数日は避けた方がいいようだ。

傷口が完全に塞がって
組織が復元するには
十日程度かかるらしく、
(指の傷と同じかも・・・)
稀には、傷口から雑菌が入り
感染性炎症を起こす場合もあるという。



*

入院中の気慰みには
リク坊や「推し」の
韓国JKアスリートの
ヤェダちゃんの動画なぞを見て
回復の時を過ごした。

リク坊の描いた絵を
色紙表具したら
彼の落款を押そうと
印字体も検索してみた。

久しぶりに、
余材を使って
篆刻をしてみようかと思う。



*

カミさんが仕事帰りに
顔を見に寄りたかったらしく、
病院に面会できるか電話したら、
一泊入院のポリープ切除なんて
抜歯みたいなもんだから、
面会は出来ない、
と言われたらしい・・・。

なんだかなぁ・・・。

たしかに、誰もがやるような
軽い処置程度の内視鏡オペだけど、
病院スタッフから
そんな風に言われるとなぁ・・・。

なんだか、患者を軽んじてるようで
😤腹立たしいなぁ・・・。

術中には万一の穿孔「事故」も
起こる可能性はあるし、
術後に安静にしてないと
出血の不安もあるし、
がん化してないか
組織検査結果の不安もあるのにねぇ・・・。😫

患者の不安心理を
何だと思ってんだろう。
😠💨 プンスカ プンプン

それと、思い出したが、
退院直前の最後の止血剤を点滴してたら、
日替わりの日勤ナースがやってきて、
「他の患者さん処に行きたいので、
早く終わらないかなぁ・・・」
と、点滴の速度を上げたものだから、
(おいおい。あんたの都合かい・・・)
と、ややムッとした。

これまで
アテローマと三度もオペしてる
総合医院なので、
なんだか、メディカル・スタッフの
「医療者」としての態度には
ガッカリするものがあった。

主治医(執刀医)のS先生や
内視鏡スタッフは好感が持てたが、
日替わりになるナースは
順送りで次々に交代するので、
ガラガラとPCを乗っけたワゴンで
やって来て、せっせと
バイタル・データを入力する
監視役みたいにも感じられた。

河合先生から聞いた
看護師の鑑の話がある。

あるホスピスの看護婦さんで、
特段に美人というのでもなく
格別に優しいというのでもないが、
患者さんたちから
いちばん信頼されている人がいたという。

そのワケは
「あの人は、全身全霊で
病室に入ってくる・・・」
と、患者さんたちは
口々に言ったという。

これは、心理療法家にとっては、
「機能的関与」ではなく
「全人的関与」で・・・
という臨床心得を語っている
エピソードである。

「機能的関与」とは
制服を来た職業柄の
対人態度である。

車掌服を着た車掌さんは
「つぎわぁ、とぉきょー」
という独特のイントネーションになる。

それは、制服的な役割の
パフォーマンスなのである。

これが、制服を着ておらず、
客席の一人ひとりに
「次は、東京でっせぇー!」
とは言わないものである(笑)。

院内にいる心理療法師も
パラメディカル・スタッフとして
白衣を着ているが、
その制服の役柄として
「機能的」に患者さんに
相対してはならぬ・・・と言うのである。

ただし、
「全人的」に治療的面接する、
患者さんと相対する、
というのは、なかなかに
心的エネルギーを使うものである。

野球に例えるなら、
9回ずっとサードで
いつライナーが来てもいいように
気を張って守っているような
ものかもしれない。

・・・なので、
こたびの院内で感じた不満は、
ルーティン化して
日常に流されていて
測定器の数値ばかり見て、
患者さんの「人間」全体を
見ようとしないナースたちに、
「機能的関与」だなぁ・・・と、
思った次第である。

「看護」の「看」は
「手」と「目」で「看る」と、
看護科の専攻生には教えた事があるが、
他にも、観察の「観る」
視認の「視る」
専門的眼での「診る」
があろう。

クライエントでもある
知人からは、
「だって、看護師って激務なんですよ。
 家事、育児もやんなっきゃだし・・・」
とも聞いたことがある。

かつては、
「3K」の
「危険・きつい・汚い」
だけでなく
「彼氏できない・子ども作れない・・・」
など「10K」という話も
耳にした事はあるが・・・。



*

きのうは、
退院後、直帰して、
家のご神前に
「お礼」のご祈念を
させて頂いた。

そして、
気持ちを改めるのに、
庭に花芽を出した百合と
紫陽花の若葉を
名残りのギヤマン花入に
活けてみた。



*

きのうの
王座戦「第二局」は
先手のソーちゃんが
キレイな「藤井曲線」を描き
不安なしで完勝した。

これで、
早くも「2-0」となり
防衛にあと一勝である。

残り三局での一勝なので、
防衛は確実だろう。













 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする