きのうは
午前・午後・夜と
3件の自宅カウンセリングがあったが、
夕方の隙間時間に街出して
「お祭り」をのぞいてきた。
なにせ、子どもの頃から
変わらずに続いてる
大きな「お祭り」なので、
その露店を見る事も
祝祭空間に身を置くことも
非日常的体験に浸ることが出来る。
*
香具師(やし/テキ屋)の物語を
たがわ靖之の作品で
読んだばかりなので、
その符牒を真似て、
(あ、セルメンだ!
チャモだ!
赤タンだ!)
と、ひとり悦に入っていた。
子ども達はもとより、
大の大人たちも
「お祭り」空間を楽しんで
この時季、ホコ天に集う。
百店あまりの露店は壮観で、
パイプ(店の造り)から
ネタ(商品)まで
原色に溢れ、まさに、
カーニバル空間として
見慣れた街の風景が変貌する。
そして、香具師たちの
啖呵売(たんかばい)の面白さ。
まるで、
生きた「寅さん」たちである。
なかでも、
「お化け屋敷」のオバチャンの
しわがれた呼び声は
見事な芸にまで昇華している。
*
毎年の露店ウォッチで
楽しみにしているのは、
新たなアイテムの発見だが、
今年は少なくて、
『10円パン』(500円)と
スマートボールを用いた
チャモ(おもちゃ屋)のみだった。
かつては、
ハンドスピナーやら
光るミッキーイアとか
いろんなネタ物があった。
*
うちのダンゴ三兄弟たちも
幼い頃より
お祭り大好き人間だったので、
毎年のように、
二千円ずつお小遣いをやり
クジやら、チョコバナナやらを
嬉々として買っていた。
今週末、
挙式を上げる
ナッちゃんは「射的キチガイ」で
眼の色を変えて興じていた。
フミも息子を連れて
温泉に行った折にも
遊技場で懐かしんで
射的をやっていた(笑)。
*
今宵は
連山車という
壮麗な曳き山車が
各町内会から
数十数基出る。
「田舎あるある」で、
今朝もはよから
6時、7時と
花火がバンバン上がっている。