『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

アート&バーラティーヤ・ボージャン

2025-02-02 08:21:34 | アート

土曜の午後、
スキーに行く予定だったが、
まだ、鼻の打撲傷が治ってなくて、
トイレで息んだら、タラリ…と、
また鼻血が流れたので、
取りやめにした。

コケた勢いで
また、流血しそうだもんねぇ…。

🥵🩸👃

毛管が密集している
鼻腔内のキーゼルバッハ部位が
まだ修復されていないのだろう。

ちょうど、うまいことに、
大腸ポリープで出血していた頃の
カルパゾクロムスルホン酸(止血剤)が
ごっそり余ってたので
タンポナーデしながらも服用した。



そんなんで
カミさんに誘われて
美術館の催し物に
出向いてきた。



「かがくい ひろし」という
絵本画家の原画展だったが、
知らない作家なので
先入観なしに鑑賞したが、
まあまあ楽しめた。



美術の先生だっただけあり、
デッサンも本格的にやってるので、
絵本のキャラたちも
しっかり描かれていた。

***********

ついでに、常設展にも足を延ばし、
久しぶりに、印象派の
ピサロ、モネ、ルノアールを
鑑賞してきた。

諸橋近代美術館にも
数点、印象派の作品があるが、
県内にこうした名画を蔵しているのは
アート好きには嬉しいものである。

****

 

 

 

 

 

 

 





****


美術館の帰りに、
新装オープンした
インド料理店に寄ってみた。

 



2度ばかり
YouTubeのレシピで
インディカ米で
ビリヤニを創ってみたので、
ネイティヴの本物の試食を
してみようと、セットものにした。

ドリンクの
マンゴーラッシーは
美味しかったので驚いた。

自分のカレー類は
酸っぱくてイマイチだったが、
カミさんの方の
バターチキンカレーは美味だった。

愛想のいいウェイターに
色々とインド語を教わったが、
どれも発音が難しく覚えられず、
けっきょくは、初めから知ってる
「ナマステ」(こんにちわ)だけしか
アタマに残んなかった。😅

本格のビリヤニは、
素っ気ない味で、
正直、自分で創った方が
美味しかった。


オープンしたてだからか、
焼き立てのプレーンナンを
一枚、サービスに供してくれた。

焼き立ては、やはり
美味しかったが、それより
チーズを挟んだカミさんのナン
(チーズ・クルチャ)が、
はるかに美味しかった。

ウェイターの
ニコニコおにいちゃんが
「これぇ、つけるとイイです…」
と、持ってきてくれた辛子オイルを
ナンにつけてみたら、超激辛で、
ドラゴンみたく、口から
火を吐きそうになった。
🔥🐉

カラダが
カッカ、カッカ熱くなったので、
ヤバイ❗️ 鼻血でるかも……
と、戦々恐々としたが、
幸いにも、血管はやぶれなかった。

朝、止血剤呑んどいて
いかったぁ〜……。

🥵



AIでインド語の
「ご馳走様」を調べたら、
ダンニャワード(Dhanyavaad)
(ありがとう)か、
「とても美味しかったです」の
バホート スワーディシュト ター(Bahut Swaadisht Tha)
となる、というので、
お会計の時に、
二人のシェフとウェイターに
言ってみたら、満面の笑みで
合掌してお辞儀してくれた。

やっぱし、ネイティヴは
拙いながらも、お国の言葉で
言われると嬉しいのだろう。

金閣寺でも、
フランス人家族が、
まだ、乳母車に乗ってたリク坊に
笑みを浮かべて笑わせようと
してくれたので、
「メルスィ・ボクゥ❗️
と、お礼をしたら、これまた、
満面の笑顔を返してくれた。

 

ちなみに、インド料理は、

「バーラティーヤ・ボージャン」という。

 

+++++

 

今日から「棋王戦」が始まった。

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紅葉に裸婦

2024-11-25 07:49:39 | アート

 

今週の金曜日には
上洛し3泊四日の
「ひとり旅」を予定しているが、
体調は必ずしも万全とは言い難く、
やや風邪っぽさがある。

なので、これが悪化しないで、
改善へと持っていかねばである。

そうでないと、
ペンション、ホテル、寺院、
懐石店・・・などの予約を
総キャンセルしなくては
いけなくなる。

前々日までのキャンセルは
無料だが、前日、当日となると
50%、100%になるから
水曜日の体調しだいで
判断しなくてはならない。

なので、
自らの健康管理は元より、
こたびも、神様に御祈念させて頂いて、
無事、計画成就のお陰を蒙らせて
頂きたいものである。

とりあえず、
今日、明日の勤務を
緊張感をもってこなして、
体調を整えたいと思っている。



***

先日の陣屋公園では、
小雨が上がった後の肌寒さの中に、
裸婦像がほうぼうに三体
設置されていた。

いっ時、街中に
裸婦像があり過ぎて、
如何なものか・・・と、
物議を醸したことがあったが、
その声によって撤去された
という話も聞いてはいない。

古今東西のアート領域で
裸婦像はひとつのモチーフとして
定番にはなっているが、
美術史トリビアに拠れば、
中世後の教会権力の支配で
エロティシズムが抑圧されていたので、
「芸術」の名のもとに
それが取り上げられてきたとも
言われている。

ポルノグラフィーが
戦前より解禁されている
欧米社会には、
人間のカラダや営為に
「卑猥」「猥褻」と規定するのは
自然に反するという思想からである。

たしかに、
ヒトは丸裸で生まれてくるので、
それが自然の姿であることは
否定できない。



旧約聖書では
アダムとイヴが悪魔の蛇に
そそのかされるまでは
ネイキッドだったが、
禁断の実を食してから
「羞恥心」が芽生えたとある。

二人は神によって
裸のまま作られており、
『創世記』にも
「二人とも裸であったが、
恥ずかしいとは思わなかった」
とある。

イヴが食したのは
「善悪を知る木の実」とされ、
自分たちが裸であることに気づき、
イチジクの葉を編んで腰を覆った。

この物語では、
人間が神の命令に背き、
無垢さを失ったことを表現している。

羞恥心が芽生えたのは、
自らの行為がもたらした罪への意識と
自己認識の始まりをも示している。

また、裸を隠す行為は、
罪とその結果としての疎外感、
人間と神との関係の変化を
象徴しているとも考えられている。

キリスト教では
これを「原罪」として
重んじている。


**

『あつかしの道の駅』では、
エンガーディナーとビスコッティを
買って来て、車中でのオヤツとした。

手元のスマホのAIで調べたら・・・

「Engadiner Nusstorte」は、
スイスのグラウビュンデン州の
エンガディン地方発祥の
伝統的なスイーツです。

丸いタルト形をしており、
しっかり焼き上げたパイ生地で作られ
中にはキャラメルでコーティングされた
クルミがたっぷり詰められています。

甘く濃厚なキャラメルと
クルミの香ばしい風味が特徴的で、
シンプルながらも深い味わいです。

比較的日持ちがするため、
贈り物や旅行のお土産として人気があります。

パイ生地をタルト型に敷き
砂糖や蜂蜜、クリームを加熱して
キャラメルを作り、クルミを混ぜて
生地に詰め、蓋となる生地をかぶせて
オーブンで焼き上げ、冷やして完成です。

エンガーディナーは、
その地方の自然豊かな環境や
文化を象徴するお菓子として
親しまれています。

・・・だそうだ。

ビスコッティは
イタリアのイタリア発祥の
固焼きクッキーで、
二度焼きすることで
サクサクとした独特の食感を持っている。

イナカもんの
昭和のボンビー少年だったので、
高じて、こういうハイカラな(笑)
西洋菓子に憧れを抱くようになった。




***

同じく、道の駅の
直売コーナーでは、
初めての「太秋柿」なる
特大のものを買ってきた。

キズ物で250円というから、
無傷だったらもっと
高かったのかもしれない。



***

ヤフオクで、
大量のリュート弦や
ガット弦を13500円で落札した。

ここ数年の物価上昇で、
弦類も爆上がりし、
これだけの内容だと、
ざっと見積もって
6~7万にはなるので、
1.3万くらいなら
8割引きの価格になるので、
古楽器製作者としては
材料調達として安上がりになった。

春休み来、
楽器製作から遠のいてるので、
アフォーダンス理論じゃないが、
素材を集めると
必然的に創作意欲が湧くので、
冬休みには、これらを張れる
楽器の製作を再開するやもしれぬ。



**

反グローバリストである
及川氏のYouTubeサイトを
定期的に視聴している。

NHKはじめ、
民放も新聞社も
グローバリズム支持に
傾斜しているので、
反トランプ、反サイト―(兵庫県)
の言説が露骨ですらある。

なので、
トランプ、サイト―氏が
当選した時の
マスゴミのコメンテーターや
MCたちの落胆ぶりは
まさに「お葬式」状態で
笑えてしまった。

時代は静かに
しかも確実に、
反グローバリズムに揺り戻しが
起こっている。

一部のエリートと自称する
既得権益者の為に、
大多数の民衆が
これ以上、搾取され
ダメージを受けるのは
御免蒙りたい。

それでも、未だに、
7割ほどの人たちは
覚醒せず、行動も発信もせず、
サイレント・マジョリティとして
「沈黙」を守っている。


 

 

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死んだ男の残したものは・・・

2024-11-20 08:06:54 | アート

 

谷川 俊太郎さんが
お亡くなりになられた。

交友のあった
河合先生や武満さんらは
早々と鬼籍の人になられたが、
谷川さんは92歳まで
長生きされた。

自分史的に
思い出すのは、
何と言っても、
『復興支援リサイタル』の
ファイナルで、
歌手のアベタミさんと
プログラムの最後にやった
『死んだ男の残したものは』
である。

歌唱力のあるアベタミさんが
まるでオペラのように
音楽堂大ホールに
朗々と響きわたらせた
含蓄のある詩に、
涙された方々が多くおられた。

二階席で
ビデオ撮りしていた
カミさんも
「涙が出たぁ・・・」
と、感動を露わにしていた。

***

作詞 谷川 俊太郎  
作曲 武満 徹

『死んだ男の残したものは』

死んだ男の残したものは
ひとりの妻とひとりの子ども
他には何も残さなかった
墓石ひとつ残さなかった

死んだ女の残したものは
しおれた花とひとりの子ども
他には何も残さなかった
着もの一枚残さなかった

死んだ子どもの残したものは
ねじれた脚と乾いた涙
他には何も残さなかった
思い出ひとつ残さなかった

死んだ兵士の残したものは
こわれた銃とゆがんだ地球
他には何も残せなかった
平和ひとつ残せなかった

死んだかれらの残したものは
生きてるわたし生きてるあなた
他には誰も残っていない
他には誰も残っていない

死んだ歴史の残したものは
輝く今日とまた来る明日
他には何も残っていない
他には何も残っていない

**********

稀代の名詩人の
ご冥福をお祈り致します。

**********

 



このところ、
連日のように
中国での大量殺傷事件が
報道されている。

共産党一党支配による
過度な締め付けや経済不況が
国民の閉塞感や不満を招いている
という見方が一般的である。

懸念されるのは、
党に対する不満の目を
逸らす為に、
台湾に侵攻して
「愛国」ムード
「党称賛」ムードに
転嫁しやしまいか・・・という
憶測がある。

日本でも
「闇バイト」なる
ネズミ講的なバイトが増殖し、
貧困で思考停止した若者たちが
短絡的・即物的に犯罪に加担する
という暗澹たる現象が
生起している。

中国の一党独裁と
日本の一党独裁が
時節を同じくして
瓦解する「前兆」のように
見えない事もない。

インターネットから
『スペースⅩ』が提供する
スターリンクという衛星中継の
ネットシステムになったら、
中国共産党も
個人の情報統制は
出来なくなるが・・・
その設置をも阻む法案で
統制するのだろうか。

***

きのうはK中で
二人の箱庭療法をやったが、
ギフテッド群で
ASD/ADHD傾向のある
JCの作品の分析・解釈に
AIの手助けを借りた。

教科書的に学んできた事を
適格に抑えており、
それ以上にキャラのイメージまで
分析して、その象徴性まで
示してくれて、有能な助手を
ひとり抱えているようで
助かっている。



まさに、
AIが登場した折に、
「生身の人どうしの対面の
代わりは出来ませんが、
心理テストなどの分析には
お役に立てると思います」
というAI自身の応えどおりの
活躍をしてくれている。

最新の学会誌でも、
まだ、その活用事例や
有効例の報告がないので、
それほど、心理臨床では
まだ活用されていないのかもしれない。

昭和生まれのロートル心理屋でも
令和の時代に生きてる以上、
その文明の利器を
利用しない手はない。

💛



きのうのベント・・・

何はなくとも
ハムエッグ(笑)
ウメボシ殿下
黄色福神漬け
ブロッコリースプラウト
(脂肪肝のサプリ代わり)
パプリカ・サラダ
ポークシチューの豚肉(笑)

💛

 



退勤時は
グッと冷え込み
7℃ほどだったが、
西の空に一番星が
煌めいており
疲れた体を慰めてくれた。

この状況を
A|に「100字」で
詩的に表現して・・・
とオーダーしてみた(笑)。

☆彡

茜の空が広がる夕暮れ。
西の彼方に瞬く一番星。

疲れた心をそっと包み込むように、
その光は静かに語りかける。
「今日もよく頑張ったね」と。

穏やかな風が頬を撫で、
心の奥底に
優しい静けさが訪れる。

☆彡

・・・なんだか、
ちっと、ベタやなぁ・・・🤣



****

御大ちばてつや氏が
文化勲章を拝領して
まことに喜ばしい限りだが、
その氏の作品で、
最も傑作と推したいのは
『あしたのジョー』でも
『あした天気になぁれ』でもなく、
なんといっても、
自分的には
『島っ子』である。

重症喘息児で
長期入院を強いられていた
小学生時代に
病棟での気慰みに
繰り返し読んでいた。

1964年の作品なので、
昭和中期の離島の空気感と
少年・少女の健気さが
活写された名作である。

かつて
初版を全巻持っていたが、
読まなくなってから、
銀行家の叔父に持ち去られ
銀行ロビーに設置されていた(涙)。

その後に、
復刻版を購入したが、
最近、どこを探しても
見つからないので、
(ヤフオクに出した?)
仕方なく、また購入した。

そしたら、
Amazonやヤフオク外の
個人販売サイトで
最廉価(2000円)を見つけて
入金したら、
なんと、外国人運営の
詐欺サイトで、ガックリした。

_| ̄|○ ・・・

返信メールの
「てにをは」がオカシイので
すぐに気づいたが、
返金するから
口座を知らせろ・・・と
来たので、これは、
暗証番号まで聞き出す腹だな・・・と、
「詐欺行為として警察に
メアド・ライン・銀行口座を
通報しました」
とメールした。

今思えば、
安さにつられて、
相手先の住所や電話番号が
記載されていかなった事も
怪訝に思うべきだった。

Win95からネットを初めて
30年にもなるが、
騙されたのはこれで2度目である。

いづれも
被害額が少額で済んで幸いしているが、
毎日のように届く
フィッシングメールは鑑別できても、
個人販売の真贋までは
まだ甘い自分に
気付かされた「授業料」になった。

***




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『手仕事市場』

2024-10-28 06:49:15 | アート

 

きのうは、
郊外にある運動公園へ
『手仕事市場』に赴いてきた。

 


全国各地から
独創的なクラフターが揃い
日曜の午前中から
銀杏通りは賑わいを見せていた。

 



なかには
『弦楽器工房』もあり
興味がそそられたが、
店主とお話しをしたら
ウッドベースを作っていたが、
今は廃業して、端材を使って
可愛い小物創りに転業されたそうな。

かつて、
高校生のテニス部員を連れて
合宿に赴いた事のある
京都の亀岡から来られたという。





個性的な手作りの
時計も面白かったが、
もう既に30あまりの
あらゆる色と形のドレスウォッチを
コレクションしたので
今さらに食指が動くものでもなかった。

香合に使えそうな可愛い焼き物が佳かった。





あちこちの
木工ブースでは、
小さな「おうち」が
たくさん売られていて、
それらは、古楽器工房での
端材による創作意欲を
刺激するものだった。

(いっちょう、オラも 
 作ってみっぺか・・・)

 

純銀の蓋置きは、
さすがの価格だった。

新潟の燕市から
来られたという。

 




会場周辺の木々は
すっかり秋色に染まり
空気も清んで透明な感じがした。





会場のすぐそばが
佐々木牧場だったので、
ついでに、季節のカボチャソフトを
味わってきた。

🎃



帰宅途中、
ふと、ラーメンでも食べて還ろかと
通り掛かりの店に入った。

味噌ラーメンが
千円と馬鹿高かったが、
とりあえず、それにしてみた。

太麺を頼んだら、
『バリラの5番』並みの太さで
(太すぎらぁね・・・)
といったあんばいだった。

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祭りの彩り

2024-10-14 06:50:27 | アート

毎日、午後から夕方になると
頭痛が起こり、
その間はカラダが怠いので、
自律神経失調症か風邪が
抜け切れていないようである。

お天気も
忘れた頃に
また夏日になったりするので、
カラダも完全に秋モードに
切り替われずにいるのかもしれない。

*

きのうは郊外にある
「軽」専門の新古車を扱う
大きなショップに
出向いてみた。

パソコン画面や
YouTubeで見るのと、
実際の感覚とは大分ちがって、
ダサイなぁ・・・と、思ってた車も
ピカピカの実車を目の前にすると
ワルクはないなぁ・・・と、
なるものだった。

それでも、軽とはいえ
軒並み150万前後なので、
ホイホイと100均感覚で
買えるものでもない。

これといった決め手がなく、
それだけ出しても、
今乗ってるクルマと
グレード的に落ちるものもあり、
それもツマラナイと感じた。

帰路、あれこれ、
考えていたら、やっぱり、
今の故障個所を修理して、
再来年の車検に通らないようなら、
その時にエンジンもリビルトのものと
交換しようと考えがまとまった。



ムーヴのエンジンマウントの
パーツはAmazonでも
ヤフオクでもあるくらい
ポピュラーなものらしく、
1ケ5千円くらいだった。

1ケだけだと工賃を入れても
2万くらいで治りそうだが、
この際だから、3箇所を
一挙に交換しておこうかとも
考えている。


***

郊外から街中に差し掛かったら、
方々から、各町内の山車が
駅前に集合を初めていて、
「連山車」の一斉出発へと
向かっていた。

 



お祭りカラーである
「紅白」のブラブラ提灯には
陽が暮れると灯が入り、
それは幻想的な「祭りの彩り」となる。

 



白装束姿の世話役や
「小若」と入った
はっぴを着た子ども達が
山車に乗ったり、曳いたりしている様は
まさに、フォークロアの世界観である。

かつては、
自分もそこに乗り、
時に曳き、太鼓を叩いて
「やーれ、やれ、やれ!!」
という合わせ囃子の声を掛けて
街中を練り歩いた。

平成の頃からは、
岸和田のだんじり祭りを真似て
屋根に上がって
扇を振ったりする町内も出てきた。

または、もろ肌脱いだ
妙齢美人隊が
バブル期の『ジュリアナ東京』みたく
お立ち台に上がったつもりで
お色気を振りまく町内もある(笑)。

田舎のお祭りらしく
「何でもあり」なのが可笑しい。

なんだか、町どうしで
「派手ハデ合戦」をしてる感すらある(笑)。

連山車が中止になったのは、
お祭りも取り止めになった
コロナ期の二年間のみである。

それまでは、
延々70年以上も続いている。



*

クルマを走らせながらの
片手スマホ撮りだったので、
オートフォーカスも効く間もなく
ピンボケのままだが、
それでも、その彩りは
祭りの心象風景のようであった。








 

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