報恩坊の怪しい偽作家!

 自作の小説がメインのブログです。
 尚、ブログ内全ての作品がフィクションです。
 実際のものとは異なります。

小説の途中ですが、ここで本日の雑感をお送りします。20180122

2018-01-22 21:18:48 | 日記
都心で積雪21cm、23区に4年ぶり大雪警報

 んっ?さんにマイケルさん、御心配を頂き、真に恐れ入ります。
 こんな私でもまだ福運はあるのか、何とか無事に帰って来れましたよ。
 もっとも、街中で遭難の危機を迎える思いをした……というのは大げさですが。

 江東区豊洲の現場で仕事が終わったのが18時。
 警備会社の警備員はユーザーとの契約は全て時間単位で行っている為、気象庁の呼び掛けに応じて素直に早帰りできないのが難点である。
 私は明日公休なので、無理にでも帰る選択肢をした。
 翌日も出勤の相方は、会社とユーザー様に許可を取り、そのまま警備室への立て籠もりを決め込んだ。

 私はというと、いつもなら都営バスで東京駅に出て、そこから上野東京ラインにでも乗る所だが、このルートは恐らくハズレだろう。
 都営バスの根性ぶりは、私も知っている。
 ラッセル車の如く、雪の都道を怒涛の勢いで突き進んで行くわけだ。
 それを体験するのも面白そうだとは思ったが、その先の東京駅で詰みそうな予感がしたので、そこは断念した。
 “ゆりかもめ”の豊洲駅からは、駅員の怒号が聞こえる。
 恐らく、こちらも帰宅ラッシュのメチャ混み状態だったのだろう。
 私は東京メトロ有楽町線を利用することにした。
 とにかく、雪を避けて行くパターンを狙うことにした。
 地下鉄が1番雪に強い。
 1番弱いのはゴムタイヤ式の新交通システムだ。
 だから、日暮里舎人ライナーは真っ先に止まったな。
 同じシステムの“ゆりかもめ”も早めにストップするだろうと思っていたのだが、私が帰宅の途に就く頃はまだ動いていたので、なかなか見上げた根性である。

 有楽町線の新木場駅は、いつもより乗客は多いものの、待たずに乗車できた。
 車両は東京メトロの10000系。
 “アンドロイドマスター”シリーズにも出て来たかな。
 それで新木場へ。
 そう、あえて有楽町方面には行かなかった。

 新木場から狙うは、東京臨海高速鉄道りんかい線。
 これで埼京線直通電車に乗れればベストだったのだが、そうは問屋が卸さない。
 既に大幅なダイヤ乱れの為、相互乗り入れは中止となっていた。
 ホームに行ってみると、そこには埼京線内に帰れず、りんかい線内に閉じ込められたE233系が新木場駅で寂しそうに停車していた。
 もちろんそれと同様に、埼京線内に閉じ込められた70-000系もそこで彷徨っているのだろう。
 りんかい線内は空いていた。
 早めに帰宅した利用者が多かったからかもしれない。
 或いは、まだ山手線方面の大崎行きが逆方向だったか。
 雪による地上区間の徐行運転や、終点大崎駅での場内信号開通待ちなどがあったが、これも思ったより順調に行けた。

 さて、ここからが問題。
 選択肢を誤ろうものなら、帰宅困難者の第一歩となることは想像に難くない。
 山手線に乗り換えて、品川、新橋、東京、上野方面に行って上野東京ラインまた京浜東北線に乗り換えるか?
 線内折り返しとなった埼京線をあえて狙うか?
 湘南新宿ラインに乗るか?

 私は埼京線を狙ってみることにした。
 りんかい線は大崎駅5番線に到着し、線内折り返しの埼京線は7番線ということで、階段の昇り降りをする。
 すると、ちゃんとそこには埼京線各駅停車の大宮行きが停車していた。
 りんかい線内に閉じ込められずに済んだ、別のE233系である。
 最後尾の10号車が1番空いているのは、埼京線ユーザーなら誰でも知っている。
 私もそこを狙って乗ってみたら、着席できた。
 大崎駅時点では、そんなに混んでいなかった。
 が、もちろん渋谷、新宿、池袋とメチャ混みになったわけだが。
 徐行運転していたのは雪のせいか、はたまた渋滞のせいか。
 大崎駅発車の時点でも10分以上遅れていたのだが、最寄りの北与野駅に着いた時には30分以上の遅れになっていた。

 駅の外は……何じゃこりゃ?実家の仙台かい?と思うほどの雪景色。
 新雪をギュッギュッと踏みしめながら帰宅した。
 雪道の歩き方は東北人なら誰でも知っているので、それを実践し、転倒せずに済んだ。
 さすがにこんな大雪では、自転車都市さいたまでもそれに乗っているのはいないか。
 ねぇ?ポテンヒットさん?
 尚、仙台ではそれでもチャリに跨り、ラッセル車の如く突き進む異端者もいるので注意だ。
 もちろん、地元でもアホ呼ばわりされるw

 尚、この大雪、2014年2月以来だというが、その時の大雪も私は戦っている。
 確かその日、当時所属していた法道院の支部総登山があった。
 中止にすればいいものを、法道院や大石寺は決行した。
 確かそのことについて、山門入り口さんも厳しいツッコミをしていたのではなかったか。
 ま、それに乗る私も私だが。
 確か、1000人ほどの参加者を見込んでいたのだが、私も含めて20〜30人しか着山時間に間に合わなかったんじゃなかったかな?
 ええ、私はその30人の中の1人でしたよ。
 紹介者は遅刻して来やがってたな。
 早めに家を出ないと間に合わないぞと言ったのだが、地下鉄沿線に住んでいたせいか、大丈夫だと油断したらしい。
 この辺は元顕の方が危機意識が強く、元学会員は甘いということかな。

 もっとも、選ばれし30人の中にあっても、こうやって今は退転して無宗派なんだから世話無いものだ。

 このドカ雪では、明日の出勤にも少なからず影響があるだろう。
 私は幸い公休なのでその心配をする必要は無いのだが、今度はそんな私が、明日の出勤者の為に無事を祈る側というわけだ。

 最後に、んっ?さんにおかれましては、私の無事帰宅を御祈念下さり、感謝申し上げます。

 明日よりまた小説の通常再開を予定しております。
 よろしくお願い致します。
コメント (10)
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