マーリンの美味しい生活

ストレス解消は観劇と食べ歩き。

エリザベート 朝海×石丸

2010年09月09日 | ミュージカル
2度目の石丸トートです。石丸トートは歌の上手さに加えて繊細な指の動きやシシイに拒絶されてチッと顔を歪めたり、ルドルフを誘惑しながらも冷酷でニヒルな笑みを浮かべたりと、とても表情が豊かになってきました。

胸をはだけたシースルーの衣裳も板に付いてきましたし、メイクも端正なお顔を生かした自然な悪魔メイクに変化したように感じたのは私だけかしら?

ドクターゼーブルガーのシーンでカウチに寝そべるのは、城田トートだけなのかと思っていたら石丸トートもなのね。
でも城田君は腕とかがスケスケでかなり露出が多い衣装でしたが石丸さんはそこまでではなかったな。
とにかく素敵なトートです。

朝海さんは前回の公演で綺麗だけど硬質というか女らしさに欠ける点が好きじゃなかったけど、1幕最後の正装した姿はやはり美しいわぁ
歌はまあまあだけど、胸に迫るものがなく美貌のエリザなのにもったいないなぁと思います。
瀬奈さんよりビジュアル的には上なのに品格とか重みに欠けてるので、若い時はいいんだけど大人になってからが風格がなくただの意地っ張りなワガママ女のように感じられて共感出来ません。
瀬奈さんは演技力で魅せてるって感じでしょうか。

今回のエリザはどっちもどっち。シングルキャストで何年間も務められた一路さんは、美しく気品があり素晴らしかったなぁとあらためて感慨に耽ってしまいました。

ゾフィーの杜さんは最初観たときはひどかったけど、3週間たって大分まともになっていました。

石川さん、春風さん、寿さん、伊礼君、高島さんなど何度も演じている方々は、抜群の安定感で素晴らしかったので、新しいキャストの方々も回数を重ねるごとに良くなることを期待して温かく見守りたいと思います。

「前回のエリザでガッカリしたから今回は観ない」と言っていた友人に今度会ったら「今回のエリザは凄く良くなってるから絶対観たほうがいいよ」と言ってあげたいなあ。

参鶏湯

2010年09月09日 | めっけもの
昨日は、台風が猛暑を吹き飛ばしてくれたお陰で、久しぶりに涼しい一日でしたね。秋ももうすぐそこまで来てるのね、もうちょっとの辛抱だ!という訳で一昨日から参鶏湯を作っています。


と言っても誰に習ったわけでもなく、ソウルの「土俗村」(トソクチョン)という店で食べた参鶏湯が美味しかったので、日本に帰ったら再現してみようとロッテデパートで購入したこの参鶏湯キット?を使って作るナンチャッテ参鶏湯なのですが。

「お店のは、物凄い量の鶏や高麗人参などを使って煮込んでるんだから家で参鶏湯を作るなんて絶対無理」と友達のソウルマダムに言われましたが、このキットの中には結構大量の高麗人参と乾燥した栗や棗、もち米などが入っているので、小さめの鶏を1羽買ってきてお腹の中にこれらを詰め大鍋でただコトコト煮るだけでナンチャッテ参鶏湯が出来てしまうんですよ。


味付けも一切してないから、スープも胃に優しいいい味です。
鶏肉もしっとりふんわり仕上がって好みで塩・コショウ、ダンナは石垣島ラー油をかけて食べてました。

時間が経つと中のもち米が粥状になってそれもまたよしという感じです。

韓国では、日本の鰻の様に暑気払いのために真夏に食べる料理だというのも頷けます。
(私はてっきり真冬の料理だと思っていました。)

参鶏湯好きの方は是非試してみてね。