マーリンの美味しい生活

ストレス解消は観劇と食べ歩き。

シェ・トモ銀座

2011年01月22日 | グルメ
お料理教室の友人と仲間内で評判のいい銀座の「シェ・トモ」でランチです。
お店の場所は、銀座のポーラビルの11階。

たまたまお互いの都合の良い日がこの日しかなくて連日のフレンチになってしまったので大丈夫かしら?と思っていましたが杞憂でした。
「シェ・トモ」銀座、とても良かったですよ。

白を基調にした明るい店内。お昼には大きな窓からは燦々と陽が入り眩しすぎるということで、カーテンが惹かれていましたが、それでもとても明るい。周りを見回すと99%女性客でした。
男性はこちらのテーブル席だと居心地悪いでしょうね。入り口近くの赤い椅子のカウンター席のほうが落ち着くかも。
カウンターと言っても広いダークな色調のカウンターテーブルと赤い革張り?の椅子でいい感じでした。

お料理はランチの基本コースは2890円。
これに私はシェフのスペシャリテであるウニの貴婦人風をプラス。

湯煎にかけてスクランブルした卵にウニ入りのムースが西洋茶碗蒸しのような滑らかさ。上にはオマールのアメリケーヌソースがかかりその上のふわっとしたものは白ワインの泡。美味しすぎますこれを選んで良かった~

友人の牛蒡のポタージュもトロリとして牛蒡の香りが良く美味しそうでした。

前菜は、
ラタトゥイユとヒラメの昆布じめをゼリーで固めたもの、周りのコロンとした透明のものはワインのゼリー。
崩して食べちゃうのがもったいないほど美しいです。でも崩して全部混ぜていただいたら、それぞれがしっかりした味つけなのでとっても美味しかった。

友人はフォアグラと里芋とお肉のテリーヌ。こちらも美味でした。里芋が意外にもマッチしてて驚き。ベージュのテリーヌよりこちらのほうが私は好きかも。

料金がプラスになるけどエスカルゴとかブータンノワールとかもありましたよ。

次はシェ・トモ定番のこちら。

30種の野菜が並んだプレート。それぞれに味付けされていて女性は嬉しいですね。


メインは、私は鯛のパイ包み焼き。周りの緑はエストラゴンのソースです。

パイがサクサクで中の鯛もしっとりして美味しい。パイが全然脂っこくなくさっぱりしてるので脂っこいのが苦手な方でも大丈夫。

友人の魚と海老のクネルのグラタン風もクネル(洋風海老真薯ですかね?)がフワフワでサバイヨーネソースが超美味でした。


二人で違うもの頼むとそれぞれの味見ができて2倍楽しめますよね。

デザートの説明が面白いんです。
トレーにのった素材を見せられて「これとこれをこういうふうに調理してこんなイメージのデザートになります。」みたいな説明が。
一つはチョコレート。もうひとつは苺とライム。最後の一つはブラウンシュガーとスポンジとバニラ。
そして私が選んだのがこちら。

苺のパルフェの上にライムのアイスクリーム、その上に苺のギモーブ、そして苺ソースとまさに乙女好みの一皿。
可愛くて綺麗で美味しくていうことなし。

友人が選んだのはシェ・トモ定番のパンプディングでした。こちらもクレームブリュレのようでパリパリのカラメルと濃厚なプディングがとろけるような味わいでしたよ。

器もシンプルでセンスよくカップもとても可愛らしい。しかも持ちやすい。いいですねぇ。このカップ。


お料理もとっても美味しくて大満足でした。

こちらは基本のコースだけだと2890円と超リーズナブル。
もっとたくさん食べたい人や飲みたい人はプラスしていけばいいので融通がきいてとてもいいと思います。
7人以上だと5000円(税・サ込み)のコースになるそうですが、基本のコースにワインとウニの貴婦人風がつくそうですのでこのほうがお得かもね

私たちは、苺のカクテルも頂いちゃったし(ほとんどの方が飲んでました!)アミューズやスープをそれぞれプラスしたので高くなっちゃったけど、普通のお水も出してくれるので良心的だと思います。お水というと有料のミネラルウォーターしかなくて、それが意外と高かったりしてガッカリすることあるものね。

お店の方のサービスもまあまあでしたし、何よりも市川シェフがちゃんとお店にいらしたのには感心しました。
また是非行きたいお店になりました。

帰りに友人が美味しいマカロンを買いたいというので、三越2階のラデュレにご案内。
私はふるや古賀音庵でうぐいす餅と柚餅を。柚餅美味しかったなぁ~