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マーリンの美味しい生活

ストレス解消は観劇と食べ歩き。

ロミオ&ジュリエット 2回目

2013年09月16日 | ミュージカル
早くもロミジュリ2回目の観劇です。

台風の中、渋谷のシアターオーブに行って参りました。

HPで確認したところ全線ストップでない限り上演はするとのことでしたので。

台風による交通機関の乱れを考慮して約10分遅れてスタート。それでも遅れて来る人多数いました。

完売の公演なのに、空席もチラホラ。台風の影響でどうしても来ることができなかった方は、他日の公演に振替してくれるそうですよ。

実は、今回は城田ティボルトが観てみたくてチケットを取っていたものの、やはり城田ロミオも観たくなり本日分のチケットを買い足しちゃいました。

3階席の3列目でしたが、よ~く見えました。

特に照明が美しかった。セットの上の方で演技する人も多いので近くて得した気分。トイレも近いしそんなに混まないのでオーブの3階席はオススメかも。

先日観たキャストとかぶってないのと終演後のトークイベントに惹かれて本日(16日)に決定。

本日のキャスト  ロミオ:城田優
         ジュリエット:フランク莉奈
         ティボルト:加藤和樹
         ベンヴォーリオ:尾上松也
         死のダンサー:大貫勇輔
         マーキューシオは先日も今日も東山君

いや~先日は、城田くんはティボルトがいいんじゃないの?と思いましたが、ロミオもいいです

ティボルトの時とはガラッと表情も声も変えていて、いかにも人の良さそうな純情なボンボンといった感じに驚きました。

夢見るような瞳がキラキラしててサラサラの金髪が頬にかかって、まさに少女漫画の王子様のようでしたよ。
甘くせつない声で歌う歌も胸をくすぐられます。ティボルトとロミオ演じ分けられるなんて、やっぱり城田君は上手いなぁと感心した次第。

そしてティボルトの加藤和樹さんが、これまたカッコイイの。

ティボルトの屈折した感情は、城田ティボルトよりも強く感じられた。歌も凄く迫力あるし。城田くんのほうが少し優しい感じかな。どっちもいいんだけどね。

尾上松也君は、歌舞伎役者さんですがとても歌がお上手ですね。ダンスもキレがありました。
嵐の大野くんを彷彿とさせるキャラ。

死のダンサーの大貫勇輔さん。重力を感じないような身のこなしが素晴らしかったです。影のように床をするすると這いまわったり、蛇のように腕をくねくねさせながら梯子を上ったりとちょっと女性的な感じさえ受ける優雅さなのに、工事現場の足場のような高くて狭いところでも跳ねたり踊ったりするので落下しないかとハラハラドキドキしてしまいました。

ねっとりと絡みつくような表情でロミオ達を見つめていたり、時には笑みを浮かべ、時には荒々しくととても表情豊かでした。前回の公演で観た時よりも確実にパワーアップしている感じがしました。

今回死のダンサーを3人観られるのも楽しみの一つです。次の公演はもちろん中島周さん。


素晴らしくエネルギッシュなステージで感動。カテコでは城田ロミオよりご挨拶があり「この公演を通して愛すること思いやることの素晴らしさを感じて戴けたら嬉しいです」みたいなことを仰っていました。

終演後はスペシャルイベントがあり、城田優、加藤和樹、尾上松也、平方元基、東山光明、水田航生が登場。

ここは観て欲しい!と思うところは?との質問に、尾上君のダンスと決闘のシーンの声複数。

そして加藤くんがマキューシオが大好きなので一度やってみたいとのことで、加藤君を加えたマキューシオ3人とベンヴォーリオ2人でロミオを仮面舞踏会に誘うシーンを歌って踊って再現。

加藤和樹さんのマキューシオ良かったですよ~セリフも歌も全部覚えてるそうで、「だって好きなんだもん!」とのことでした。

貴重なもの観られてラッキー

城田くん、千秋楽には客席の皆んなと一緒に「世界の王」をフリもつけて歌いたいとのことで、フリを少し練習しましたよ。

ハードな舞台で疲れているでしょうにサービス精神満点の城田座長でございました。

ロビーではリピーターチケットを求める列ができていましたよ。

来る時は大嵐でしたが、帰る時は台風一過の青空が広がり遠くに富士山がくっきりと見えました。

本日も乳母とジュリエットのシーンでホロリ。

「ありがとう」
「なんでお礼なんか?」
「だって今まで育ててくれた・・」
「私はお嬢様が幸せならそれでいいんですよ。」

母親なら皆んなこのシーンでもらい泣きするよね

東京の後、梅田芸術劇場公演もあるそうなので、関西方面の方もそうでない方もお早めに良いお席を確保しておいたほうがいいですよ。

幕間に、城田の「エリザベート」観とけば良かった~と言ってる人も。

もう一度城田トート観てみたいけど、彼は常に新しいことにチャレンジしたい人みたいだから無理かな。

次は大沢たかお版の「ファントム」をやるそうなのでこちらも楽しみ