マーリンの美味しい生活

ストレス解消は観劇と食べ歩き。

ロミジュリ3回目

2013年09月19日 | ミュージカル
早くも3回目のロミジュリ。もはやビョーキですな



初めてのS席、20列目でしたが、やはり2階や3階と比べると舞台に近いっ
でもオペラグラスは手放せません。

本日(9/18)のキャストは、ロミオ:柿澤勇人
         ジュリエット:フランク莉奈
         ティボルト:城田優
         ベンヴォーリオ:平方元基
         マキューシオ:水田航生
         死のダンサー:中島周

柿沢くんのロミオは、3人の中で一番熱いロミオでした。情熱的だししっかりしてます。
劇団四季でライオンキングのシンバを演っていただけあって、声もよく出るし歌唱力もありますね。

水田君のマキューシオは東山君に比べるとちょっとおとなし目で可愛い
東山くんのほうが凄みがあった。

でも結構水田くんのマキューシオ、好きでした。

そして死のダンサー、中島周さん。

ふと気配を感じてそちらを見ると、いつの間にかそこに居る・・・存在感を感じさせない存在感が凄い

宮尾さんや大貫さんが動だとしたら静の演技。

そしてどのポーズを切り取ってみても芸術的に美しいです。

そんな能面のような無表情の中に、ロミオやティボルトに寄り添って同じような表情をしているのを見た時ゾクゾクっとしました。

宮尾さんと大貫さんは、ロミオ達を激しく執拗に死へと誘う死神のような感じがしたのですが、中島さんは、彼らの死への怯えとか不安、憧れ、平安というものを体現しているように感じられました。

最後、赤い十字架に磔にされたような彼の姿は、キリスト=神 又は 殉教者の様に見えました。

こう感じたのは3度目の中島さんの死を観て初めてのことでした。

カテコでも大貫さんは、お茶目に側転とかしてましたが、中島さんは静かに死のままの雰囲気。

やはり中島さんの死のダンサーは素晴らしかったです。

もう一度観たい