「あさが来た」が先週で終わってしまったので「あさロス」にならないかと心配していたのですが・・・
そんな暇もないほど「とと姉ちゃん」にハマり始めてます。
とと姉ちゃんこと小橋常子のモデルは「暮しの手帖」の大橋鎮子さんです。「暮しの手帖」は母が愛読していたのでとても親近感があります。今のように比較サイトが無かった頃、この雑誌の商品テストを参考にして電化製品を購入していましたが、ハズレがなかったですよ。流石だな~と感心しました。
日本中が貧しくとも心豊かだった昭和の香り漂うオープニング映像。
家族でも敬語を使い合うような美しい言葉遣い。
天真爛漫で素直な子供と慈愛に満ちた両親、周りの人々。
こんな理想的な風景が、ちょっとした事で壊れてしまうのですね。
あまりに幸せすぎて恐い・・・という何とも言えない不安感が。
それだからこそ、西島さん演ずる竹蔵の言葉が胸にしみます。
この国は、幾多の戦さを経て来た。普通の暮らしはあたり前のものではなかった。だからこそ自分には今のような普通の暮らし、ありきたりな日常が奇跡のようなものかけがえの無いものに思えるのだ。
この言葉が、後の「あなたの暮らし」創刊に繋がっていくのですね。
ととが決めた家訓。
朝ご飯は必ず家族揃って食べる事。
月に一度は家族揃ってお出かけする事。
自分の服は自分でたたむ事。
こんな些細な事さえも今の時代なかなか実行できる家庭は無いのでは?
一番貧しい大統領も仰ってましたが、平和ってなんだろう?人間の本当の幸せってなんだろう?と改めて考えてしまいます。
あの方にも噛み締めて頂きたい言葉です。
こんな素敵な脚本を書いたのは誰?と見たら西田征史作とある。
代表作が「ママさんバレーでつかまえて」「実験刑事トトリ」「妖怪人間ベム」「小野寺の弟・小野寺の姉」というのを見て納得。どれも一風変わっていて面白い作品でした。ということはコメディー要素が多いドラマになるのかな?
楽しみです(*^^*)