マーリンの美味しい生活

ストレス解消は観劇と食べ歩き。

1789プレビューレポ 加藤×夢咲×凰稀

2016年04月11日 | 凰稀かなめ様
4/10、「1789」プレビュー公演を観て参りました。

劇場正面玄関には



 
劇場の中にも














昨夜のキャスト


「ホントに、これプレビューなの?」っていうくらい完成度の高い舞台でした

勿論、作品が良いというのは当然なんですが、キャストの皆さんのレベルが高い。

特に激しくアクロバティックな群衆のダンスシーンが圧巻。凄いです!

そして歌唱力に定評のある男性キャストの方々にも歌いこなすのが難しそうな楽曲の数々。

地声と裏声を使って皆さん健闘されてますが大変そう。花總さんも近年稀にみる大変なお稽古だったと仰ってましたよね。

かなめちゃんの王妃様が登場した時には、劇場内ため息、「綺麗~」という声も。

ビジュアルは完璧に美しい王妃様です。ちょっと自己陶酔的な雰囲気がよく出てました。

高音の難しいお歌も頑張ってらっしゃいましたよ。私はもうちょっとキーを下げてもいいんじゃないかと思ったんですけどね。私は、ちょっとハスキーな甘い声が好きなので。

かなめちゃんに限らず他の方も高音部が不安定なところが何箇所かあったから相当手強いのでしょうね。

かなり急な傾斜の八百屋舞台をヒールとドレスで歩くの大変だろうな。

宝塚版ではいたかどうか印象にないのですが、シャルロットちゃん(子役)がレミゼのガブローシュ的な役割で出てきます。とても上手でした。

そうそう幕開きでサカケンさんとその仲間達が凄いことになってますのでお楽しみに。

サカケンさんはお笑い担当って感じでとても面白かったです。

フェルゼンの広瀬さん、スラリと背が高く品があって良かったですよ。

古川雄大さんと渡辺大輔さんがメインになって歌う曲がとても多く、お二人共声もいいし歌唱力抜群ですね。

そしてソニンさんと上原理生さんも素晴らしかった~

こんな豪華なメンバーと一緒に舞台を務められるなんてかなめちゃんは恵まれてますね。それだけプレッシャーもあるとは思いますが。

加藤ロナン、私はとても気に入りました。ベスの時よりも数段レベルアップしてましたね。

そしてねねちゃんのオランプがこれまたとても良かったんですよ。

ねねちゃんは流石元トップ娘役らしく、感情豊かな力強い歌唱が自然な感じでとても良かったですよ。

宝塚版よりも、民衆VS王宮の対比とかロナン×オランプ、マリー×フェルゼンの恋愛模様が色濃く描かれているように感じられました。

一つだけ気になったのは、場面転換の時。カーテンの前でシリアスな芝居をしてるのに後ろで装置を動かすゴトゴトという音が結構大きかったことくらいかな。

プレビューでこの完成度ならば、回を重ねるごとにどんどんパワーアップしていくことでしょう。

そして見どころが一杯なのであっちを見てるとこっちを見逃す・・・という具合で忙しかったです。

結末は宝塚版と違うのでは?という予想がありましたが・・・それは観てのお楽しみ~

かなめちゃんのマリーアントワネットは、女々しくない凛とした男前の王妃様でした
あ~よかった(*^^*)

























女優誕生

2016年04月11日 | 凰稀かなめ様
かなめ様、女優デビューおめでとうございます 

 

素晴らしい瞬間に立ち会えたことの喜びと幸せで一杯です。

高貴で神々しいまでに美しいかなめ王妃様にすっかり心を奪われてしまいました

これから「1789」をご覧になるファンの方々、どうぞお楽しみに~

かなめちゃんの緊張が伝染ったのか、開演前は心臓が口から飛び出すんじゃないかと思うくらいドキドキでした。

きっと舞台上の演者の方以上に客席も緊張していたと思います。

いよいよ幕が上がります。

ひとしきり民衆側のお話が進んでから宮廷の場面になり、いよいよ王妃アントワネット様降臨。

ネタバレになるので詳しくは書けませんが、宝塚とは違った登場の仕方です。

第一声に緊張が走ります(私の中でね)。凄い高音なんですよ。ディナーショーの「雪だるまつくろう~」なんてもんじゃありません。そしてどんどん上がっていくので超難しそう。

全体に「1789」の歌は音域が広くキーが高いので他のキャストの皆さんも相当苦労されてるようでした。

最初こそ緊張されてたみたいだけど、かなめ様はびっくりするほど綺麗な高音で歌いあげてましたよ。きっとこれからどんどん進化されて完璧に自分のものにされると思います。

声を張っての高音はかなりきつそうではありましたけど、息子ジョゼフを失ってからの切々と歌う所はほんとうに綺麗な声で演技も胸に迫るものがありました。

逆にフェルゼンとの密会の所はもっとキーを下げたほうがいいんじゃ?と思いましたけど・・・だから秘密警察に見つかっちゃうんだけどね。

兎に角一番心配してた歌が大丈夫だったので安心したわ~

初日前会見の時のかなめちゃんのメイクがちょっと???だったので気になっていたのですが、王妃として完璧なビジュアルでした。前半はポスターと同じ感じで驕慢だけど可愛げがありました。

後半息子を失いフェルゼンと別れ国王と共にフランス王妃として生きると決意した時のマリーは、透き通るような凄絶な美しさです。

衣装はどれも素敵でまるでフランス人形のよう。ため息が出ます。

アントワネット様が登場する度に一斉にオペラグラスが上がるのが面白いくらい。

本当に素敵なアントワネット様を観せてくださってかなめちゃんありがとう~

でもそんな私達に「本当にごめんなさい」とあやまる姫。

納得出来ない出来だったようです。どこまで自分に厳しいんでしょうか!あなたは。

まあちょっと苦しそうなところやかすれ気味のところもあったけど、私的には十分及第点だったのに。

でもそんなかなめちゃんだもの、回を重ねるごとに良くなることは間違いない。信じてますよ。

喉を痛めること無く怪我や病気もなく無事千秋楽を迎えられますように祈っています

「1789」プレビュー公演についてのレポは後ほど。