ボランティア仲間の先輩から、台湾旅行のお土産を頂きました。
書籤・栞です。
「へー、これがしおり。」さすが、 漢籍の国。
おしゃれなステーショナリーですね。
言われなければ、シオリとは思えません。
爺の知っているシオリ・栞は紙製のペロッとしたものばかりでした。
少しWebで探ってみました。
なかなかウンチクのあることが分かりました。
しおり①紙・布・革などで作り、書物の間に挟んで目印とするもの。②簡単な手引書。案内書。③山道などの道しるべ。
ブックマーク、お気に入り=Web検索でお馴染み。
ドッグイア=ページの角を折って栞代わりにした状態。
スピン=本の上部に直接糊付けされたひも。お馴染みなアレです。
素敵なページに遭遇しました。
早速ブックマークしました。
「物語の栞の物語」
「書籤」を頂いたボランティアの先輩、市の委託団体のボランティアの幹部で、
爺もこの団体の末席で参加しています。
この幹部さん、最近とても悩めることが多すぎると嘆いていました。
ボランティアと言えば、みな善意の人ばかりで、確執など生じないものと信じていたが、人の心はさまざまで、会議中に罵詈雑言、名指し指差しで非難、見当違いな反論、セクハラ発言までする。
あるいは、ボランティアの委託分を超して、お小遣を稼ぐグループまで出る始末。
注意すれば開き直って、別組織を立ち上げて、ボランティア本体に挑戦する。
とんでもない人たちも出てくる。
みな、それなりの立派な職業歴を持った方や、教養豊かな家庭の主婦たちなのに、なんでこうなるの?
爺が思うには、ボランティアなんてホドホドがいい。
一生懸命になると、自己主張や権力欲が生じてくる。
善意が強いほど、また他者への憎悪も強くなる。
この「パラドキシカル」な心理が集団を支配する。
そうなると、自分にとって自明の理でも、
相手はそうでない。非難・憎しみが増幅する。
先輩様。
会社や官庁のように、上下指揮命令関係にない、
ボランティア団体のような、水平関係がこじれると、
修復の道は困難です。
めげずに時を待つしかありませんね。