たにしのアブク 風綴り

87歳になります。独り徘徊と追慕の日々は永く切ない。

今日は立秋 暦の季節は 速すぎる

2009-08-07 06:08:02 | Lyricism

今日は立秋です。
暦の上では、秋の気配の始まりです。

秋立つや躓きつつも捗りて (山田弘子)
4日に九州北部・中国・北陸地方が、
梅雨明けしたばかりでした。
東北地方は、まだ梅雨の最中です。
秋立っても、梅雨のまま、ということなのでしょうかね。

 たにしの爺の周りの田んぼも、稲の出穂(しゅっすい)期が過ぎました。
少し日照不足のようですが、これから盛り返してくれるでしょう。



 隣りの蓮畑は、すっかり蓮の実ばかりになってしまいました。
「気味が悪い」という人も居ます。
たにしの爺は、E.T.に似ていると思います。

 花を付け始めたハギの枝越しに見る空は、
何とはなしに、秋の空の雲行きです。



 世間はまもなく、セミの声も打ち消されるような、
センセイたちが「就活」で声をからす日々が始まります。
学生たちは自費で「就活」に汗を流しているのに、
このセンセイたちは、国費でやっている。
試験官は私たちです。「変な」センセイを選ばないようにしましょう。

 そう言えば「国会議員」を「選良」とも言います。
だれがそんなことを言い始めたのでしょうか。
よほど、善良なお人だったのではしょう。
いまは、だれもそう思う人はいません。

ヒグラシの 声聴くときぞ 朝時雨 (爺)
 たにしのあぶ句です。



 8月はまた、祷りのつきです。