これまで足を延ばさなかった集落に入りました。
屋敷林につつまれた農家の縁先には、
刈り取ったゴマの枝が干され、
冬瓜などがゴロっと置かれていました。
どの家にも庭にも、人影がありません。
屋敷の裏の道に入っても、日曜だというのに、
子どもが遊んでいる気配もありません。
NHKの「鶴瓶の家族に乾杯」でも、
誰もいない道で困り果てるゲストがいます。
あんな感じでしょうか。
お茶の木の垣根を廻って畑道に入ると、
秋茄子や色付いた唐辛子など、収穫された畑のあぜ道が、
鮮やかな花壇になっています。
農家の主人、あるいは主婦が何の気なしに植えた
花野菜のフラワーアレッジメントでしょうか。
西日差す晩秋の畑は、鮮やかな花壇になっていました。