昨日18日土曜日は、雪が溶け始める24節気の「雨水」でした。
しかし、前日17日金曜日の「春一番」から一転、
春先気候の崖下に転落「冷温冷風」の一日になりました。
それでも、佐保姫は一進一退、近づいているのでしょう。

前回の記事で県立北総花の丘公園はに立ち寄り、
サクラの咲き初めと白梅をアップしました。
白梅と咲き初め桜の一角を除けば、
公園の広場は冬木立と枯芝の寒風景でした。

かなりの面積を占める枯れ木立ちの下には、
茶色の球形の実がびっしり落ちていました。

高木の枝先には茶色の玉がぶら下がっていました。
枝には「恐竜の背や尾」のような帯状成分があります。
掛けてある木札には「モミジバフウ・マンサク科」とありました。
帰って調べてみました。

落葉高木で街路樹や公園木として植栽されている。
葉がモミジによく似ているので、モミジバフウの名がついている。
花は4月頃に咲き、雌の花序は球形で垂れ下がる。
枝にコルク質の稜(翼)ができる特徴があるという。

紅葉の美しさは庭木の中でも際立つ美しさで、
紅葉が進むにつれ、葉色が変化していくので、
街路樹を彩る紅葉のグラデーションが美しい、
ということを知りました。

この公園には季節にかかわらず、気持ちよく歩けるので、
成田方面に行った際、ときどき、立ち寄っていましたが、
この樹木群に格別、気を留めたことはありませんでした。
今年はこの樹木の季節に、注目していきたいと思います。

拾い集めた実を見てみるとかなり「奇怪」な形状ですね。
なんか「イガイガ虫」が迫ってくる身震い感もあります。
空洞の中には種が入っていて、風に乗って飛散するのだという。

一見すると、楓カエデの実とか鈴懸スズカケ、プラタナスの実に似ています。
実はこのカエデ、スズカケ、プラタナスの違い区別もよく知らないのです。