たにしのアブク 風綴り

87歳になります。独り徘徊と追慕の日々は永く切ない。

那須温泉元湯「鹿の湯」に立ち寄り入浴しました

2017-06-29 13:24:35 | 国内旅行

半月も前のことになりますが、
那須の空気を吸ってきました。

小中が同学年で昭和29年に卒業し、関東に住んでいる5人組。
他にも大勢居ますが、なぜか声が掛かり易い男3人、女性2人。
6月14日、黒磯駅に2時集合ということで連絡が入りました。



宇都宮に住んでいる大学教授退官の彼の車に同乗して、
同行者の子息がオーナーのペンションに向かいました。
那珂川に架かる那須大橋を渡りサファリパークを通過。



全く静寂な森の中に佇む一軒家。
前庭に芝生が広がっていました。
森の向こうに空が空いています。



5人揃って早朝の散歩は至福の時間でした。
美味しい空気と朝食の後、最初のコースは、
那須開拓の先覚を為した旧青木家那須別邸。



那須高原には青木家別邸のほか、明治の元勲、財閥ら別邸があります。
山県有朋、乃木希典、大山巌、松方正義らの名が案内書に載っている。
青木別邸のある道の駅、明治の森・黒磯でひと時の休憩を取りました。



この後、那須ロープウェイに向かいました。
空は晴れ上がって、青空になってきました。
上がっていくうちに視界は真っ白になった。

ロープウェイ駅に着いて見ると、
ゴンドラが霧の中に消えて行き、
霧の中から現われて降りてくる。



那須岳の頂上を見ることなく下山開始。
途中にある観光名所・殺生石を散策して、
那須温泉元湯「鹿の湯」に立ち寄り入浴。




すばらしい源泉の立ち寄り湯でした。
41、42、43、44、46、48度の湯壷があり、
硫黄を豊富に含んだ強い酸性の泉質。

入浴の心得を守ってくださいと注意書き。
かぶり湯、半身浴、入浴時間は3分以内。
入ったり出たり、43℃まで挑戦しました。

上がって休んでいましたら「倒れた人がいます」との叫び声。
係りの人が飛んでいきました。同行の一人がまだ出てこない、
それっと、行ってみたら別人。彼は46℃のに片足入れていた。



このあと、レストハウスで昼食、
有名チーズケーキハウスで休憩、
黒磯駅に着いたのは3時30分。

宇都宮、大宮、武蔵野線で西船橋。
帰宅は7時30分、行きも帰りも、
普通列車4時間の那須紀行でした。