史上最多の56代表校が出場した全国高校野球選手権100回記念大会。
決勝戦は興味深い対戦になりました。
「甲子園のグラウンドには魔物が住んでいると言われます」
9回になると出てきて、劇的なドラマを演出します。
今大会でも「魔物の差配が演出したと思われる」ドラマがありました。
逆転満塁サヨナラホームラン。
ツーランスクイズ逆転サヨナラ……など。
その甲子園の神様が「決勝戦を実に味な演出」に導きました。
雑草VSエリート――神の差配注目が集まった。
勝って当たり前の超高校生球児を集めた野球エリート学校。
2回目の春夏制覇を目指す、絶対優勝候補の大阪桐蔭高校。
”秋田こまちと鰰”の秋田県立農業高校の「雑草チーム」金足農。
150キロの速球で奪三振のギアを上げている注目の吉田輝星投手。
秋田球児の甲子園での因縁にも注目されていた。
秋田中学が第1回大会で決勝に進出して惜しくも敗れ準優勝。
100回目となる記念大会で優勝旗を手にすることが出来るか。
試合結果は大阪桐蔭の投打の圧倒的な圧力の前に、
県大会から一人で投げてきた吉田投手は力尽きた。
決勝戦は日本中が金足農を応援した。
プロ野球の阪神にも勝つかもしれないと言われる大阪桐蔭。
「9匹の仔豚が産まれた」農業学校の雑草「9人野球」。
こう言っては失礼ですが、例えば日大三高とか、
千葉の木更津総合とかが決勝戦に出ても、
これほどの盛り上がりになったでしょうか??
秋田県民に元気と活力をもたらした金農野球。
次の「100年後のVロマン」に夢を託す、
高校野球の「秋田伝説」が始まった。
一夜明けた22日の秋田空港に金足農が凱旋帰郷、
空港も学校も「ありがとう」の大合唱でした。
今年の秋田こまちは大豊作になる。
鰰も大豊漁の予感に満ちている。
「たにしの爺」永年ご贔屓のヤクルトスワローズ。
今シーズンのクローザーを務めている石山泰稚投手。
金足農の出身です。
爽やかな風貌は吉田投手にも受け継がれています。
今年のヤクルトのドラ1は吉田輝星で決まりですね。
吉田君は「巨人に行きたい」と言っているが…
しばらくブログアップをさぼっていました。
甲子園、高校野球の元取材経験者として、
やはり何かしゃべりたいと思い雑文を綴りました。
写真はテレビから撮りました。