たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

甲子園球場の神様が「100回記念大会を絶妙に差配」

2018-08-23 10:24:58 | Journalism

史上最多の56代表校が出場した全国高校野球選手権100回記念大会。
決勝戦は興味深い対戦になりました。



「甲子園のグラウンドには魔物が住んでいると言われます」
9回になると出てきて、劇的なドラマを演出します。
今大会でも「魔物の差配が演出したと思われる」ドラマがありました。
逆転満塁サヨナラホームラン。
ツーランスクイズ逆転サヨナラ……など。



その甲子園の神様が「決勝戦を実に味な演出」に導きました。
雑草VSエリート――神の差配注目が集まった。





勝って当たり前の超高校生球児を集めた野球エリート学校。
2回目の春夏制覇を目指す、絶対優勝候補の大阪桐蔭高校。



”秋田こまちと鰰”の秋田県立農業高校の「雑草チーム」金足農。
150キロの速球で奪三振のギアを上げている注目の吉田輝星投手。



秋田球児の甲子園での因縁にも注目されていた。
秋田中学が第1回大会で決勝に進出して惜しくも敗れ準優勝。
100回目となる記念大会で優勝旗を手にすることが出来るか。



試合結果は大阪桐蔭の投打の圧倒的な圧力の前に、
県大会から一人で投げてきた吉田投手は力尽きた。



決勝戦は日本中が金足農を応援した。
プロ野球の阪神にも勝つかもしれないと言われる大阪桐蔭。
「9匹の仔豚が産まれた」農業学校の雑草「9人野球」。



こう言っては失礼ですが、例えば日大三高とか、
千葉の木更津総合とかが決勝戦に出ても、
これほどの盛り上がりになったでしょうか??



秋田県民に元気と活力をもたらした金農野球。
次の「100年後のVロマン」に夢を託す、
高校野球の「秋田伝説」が始まった。



一夜明けた22日の秋田空港に金足農が凱旋帰郷、
空港も学校も「ありがとう」の大合唱でした。
今年の秋田こまちは大豊作になる。
鰰も大豊漁の予感に満ちている。



「たにしの爺」永年ご贔屓のヤクルトスワローズ。
今シーズンのクローザーを務めている石山泰稚投手。
金足農の出身です。
爽やかな風貌は吉田投手にも受け継がれています。
今年のヤクルトのドラ1は吉田輝星で決まりですね。
吉田君は「巨人に行きたい」と言っているが…



しばらくブログアップをさぼっていました。
甲子園、高校野球の元取材経験者として、
やはり何かしゃべりたいと思い雑文を綴りました。
写真はテレビから撮りました。