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『さくらそうアラカルト』配本開始!

2017-11-05 12:42:00 | Weblog
写真は『さくらそうアラカルト』の裏表紙。

【目次発表!】
 先月に一度、予告を入れさせていただいた『さくらそうアラカルト』、発売日は10月19日ですが、ようやく各地の書店に配本が見られるようになってきました!

 本は三省堂神保町店、紀伊国屋新宿店、丸善丸の内店ほか日本各地のさくらそう同好会がさかんな地域の書店のうち、地域の旗艦店と思われるところに1カ所ずつ、計33カ所に置かせていただきました。

 他、アマゾンほか、インターネットで購入可能な書店でも買えるようになりました。ご自身で、また身近な図書館にリクエスト予約を入れるなどしてお手にとっていただけると幸いです。

 本の内容は、父が半世紀、愛し続けた桜草(さくらそう)栽培の経験の中で、さまざまなところで講演した内容をまとめたものがベースとなっています。

 それだけでは桜草に深く関心のある人向けのみの内容になってしまうので、私が超初級者向けに桜草に関するエピソードや鑑賞の仕方、飾り方などを付け加えて、わかりやすく、見やすくする内容を付け加えました。父の文章も、より、初級者でも理解できるように解きほぐしました。さらに雲南を中心とした中国、さらには世界の桜草の話を一章、書きました。

とにかく、写真やイラストがふんだんにあるので見ているだけでも楽しい本となっています。

目次は以下の通りです。

◆目次◆
はじめに

序章  さくらそう事始め-娘からみたさくらそう-

第1章 栽培のポイント
コラム◆江戸期より使用されている鉢:孫半土鉢
コラム◆場所をとらない小鉢づくり
コラム◆さくらそうサポニン

第2章 鑑賞のポイント
他、コラム3本

第3章 さくらそう栽培小史
他、コラム4本

第4章 中国のさくらそう・報春花

第5章 さくらそうの未来を切り拓く

第6章 さくらそう品種コレクションセレクト

おわりに

ほ かにも、品種こぼればなしなど、小さな読み物をちりばめました。


 本は、近年、桜草の本が出ず、栽培の仕方の良書も絶版となっているなか、ちゃんとした内容の新刊を出したい、という父の一念からはじまりました。そして最終的に「小学館スクエア」から自費出版とする形になりました。ある程度の原稿があるなかで、小学館スクエアに最初に連絡を取ってから、ちょうど1年で出版にこぎつけたということになります。
 (つづく)
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