写真は昆明の市場にて。野菜や果物が芸術的なまでに円錐形に並ぶことも多い。
【旬を逃すな】
中国の食文化を語る上で外せないのが、農貿市場(いちば)。近郊の農民が持ち寄った農作物を並べたところから始まった市場だ。ここでは冷蔵設備がほとんどないため、暑い蒸した日には、早朝に買い求める人が多い。早朝と値下げする夕方はとにかく活気がある。食に対する感性が磨かれていく感じだ。
ここでは、いつでも様々な食材が山盛りに並べられ、山菜や果物などから季節を感じることができた。桑の実の売り時は年に、たったの2日だけ。採れたときに並ぶのだ。(これを2キロ買って2元。ジャムにしました。おいしかったー。)
中国で市場の場所を見つけるのは簡単だ。国立歴史民俗博物館の西谷大氏も書いていたが、すぐにやぶれそうな赤いビニール袋を下げた人々の群れの行く手をたどっていけば、たどりつく。
まずは、その市場から雲南の食巡りをはじめよう。
◇お知らせ
「現代思想」11月号は10月28日発売予定です。ところで私の寄稿した文章の題名がな、なんと目次で誤植されていました。ショック! 本文のチェックはしても、目次までは見ることができなかったのですよね。「昆明」が「昆迷」になってるのって、がびょーん、です。
【旬を逃すな】
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ここでは、いつでも様々な食材が山盛りに並べられ、山菜や果物などから季節を感じることができた。桑の実の売り時は年に、たったの2日だけ。採れたときに並ぶのだ。(これを2キロ買って2元。ジャムにしました。おいしかったー。)
中国で市場の場所を見つけるのは簡単だ。国立歴史民俗博物館の西谷大氏も書いていたが、すぐにやぶれそうな赤いビニール袋を下げた人々の群れの行く手をたどっていけば、たどりつく。
まずは、その市場から雲南の食巡りをはじめよう。
◇お知らせ
「現代思想」11月号は10月28日発売予定です。ところで私の寄稿した文章の題名がな、なんと目次で誤植されていました。ショック! 本文のチェックはしても、目次までは見ることができなかったのですよね。「昆明」が「昆迷」になってるのって、がびょーん、です。