写真は語学学校前の海(いわゆるホテルのプライベートビーチ)の中の様子。ビニールゴミもあるが、そこを縫うようにたくさんの小魚が泳いでいる。干潟になるとムツゴロウによく似た、水があれば泳ぎ、ちょっとの陸地ではホッピングして進む生き物もいた。とてもかわいい。英語でmudskipper(泥を跳ねるもの)というのを調べた上で、フィリピンの先生に話したが「見たことない」「知らない」「そもそも海は見ないわ」と言われてしまい、まったく話がかみ合わなかった。
【極意は人集め】
ところでなぜ、そんなに遊びの誘いがあるのかというと、別に私が人気者、というわけではなく、遊ぶ側に深いわけがあるのです。セブ島は公共の交通機関がほとんど発達していません。そこでどこかに遊びに行こう、とくに海に出ようとすれば、声をかけてくる地元の人を信じるか、インターネットで検索することになるのです。
そうしてみつけたツアー会社に申し込む際、船の貸し切りやバン貸し切り程度の人数を集めて申し込んだほうがだんぜんお得になります。ツアー会社もめどがたつので腕のいいガイドを配してくれるなどプラスアルファのサービスが加わります。
さらにもう一段、安さと安心感を追求する人がたどり着くのが、語学学校の先生にツテを紹介してもらうか、先生から声をかけられること。こうして地元民ならではの値段でツアーを組むことでできるというわけです。
となると、なによりあそぶために必要なのが、先生とのつながりと人集めということになるのでした。
そこで、私にも声がかかったというわけです。よく考えると日焼けしそうだし、船にも乗らなければならないし、泳がなくてはならない、いつもの私の思考回路からすると三重苦です。しかもさらに人を集めて欲しい、との要請すらありました。
そこで知り合いになったばかりの韓国の女性と台湾の女性に声をかけ、そこから芋づる式に5人集まり、最終的に8人でアイランドホッピングに参加することになりました。こうしてアイランドホッピングが翌週末に実行されることになりました。
(つづく)
※来週は更新はお休みです。寒暖の差が激しい日々が続いております。みなさま、お身体、ご自愛ください。