とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2010奈良マラソン 後半

2010-12-09 20:25:14 | マラソン
天理教白川地区の私有地を出て、白川ダム湖畔を通る。このあたりも、以前走ったことがあり道に迷い苦労した場所だった。


名阪国道上にかかる白川大橋を渡る。奈良に向かう際、この下の名阪国道を通過している。


白川大橋の先も紅葉がきれいな道が続く。


やがて坂を下っていくと、目の前に天理市が見えてきた。天理教独特の大きな建物が見えてくる。日本で唯一宗教団体の名称が市名となっており、市の中心部には天理教関連の施設が集中する宗教都市である。


天理教関連のでかい建物をいくつも通り過ぎて、天理教総本部前を通過する。新興宗教とはいえ、これだけの敷地と建物を有する天理教のパワーを感じた。


サルビアの花が植えられた花壇の横を通り、折り返し地点に向かう。正面に見える大きな建物は天理小学校だ。


天理小学校の下を通過した先で、「ぜんざい」の振舞いがあった。けっこう行列が出来ていたが、急ぐ訳でもないし、お腹もへっていたので「ぜんざい」にありつく。25キロ近く走ってきたので丁度いい給食ポイントである。ところで「お汁粉」と「ぜんざい」の違いって何だろう?最初は「お汁粉」がある!と喜んでいたのだが、みんな「ぜんざい」と呼んでいたので、関西の大会に敬意を表し「ぜんざい」と表記することにした。


天理高校ブラスバンドも手を振って応援してくれた。


天理高校手前が、25キロの折り返し地点だ。


ふたたび元来た道を戻り、天理教総本部南門前を通過する。


後半になると、ボランティアの人たちの応援が一際大きくなっていた。ゼッケンのニックネームを叫びながら応援してくれる人が多くて嬉しくなった。奈良市内に入ると、センターラインに、ぎっしりピンクの上着を着たボランティアの人たちが立ち並んでいる。それぞれが、ハイタッチや拍手等で熱く応援してくれていた。第1回の大会ながら、とてもいい雰囲気である。大会関係者の熱い意気込みが充分感じられた。


春日大社付近では、鹿たちがあまりの人(ランナー)の多さに驚いたのか、道路横断できずに立ち往生していた。


東大寺前に戻ってきた。


奈良県庁前を曲がる。


残り1キロを切り、鴻ノ池陸上競技場に近づいた。


陸上競技場内に入る。FINISHのアーチが見えてあと僅かだ。


残りあと100m。なにやら、見覚えのあるピンクのウェアの女性が見える。


やっぱりQちゃんだった。奈良マラソンでも、帰ってくるランナー一人一人にハイタッチで出迎えていてくれた。スタートからゴールまで、金メダリストの熱い声援に頭が下がった。


そして、ゴール。いろいろ遊んで走っていたので、どうかなとは思ったがネットタイムでは5時間を切ることが出来た。10月の島田大井川マラソンの時よりは、余裕があったかもしれない。第1回の大会となると、いろいろ気になることが多いものだが、細かいことは気にしない。奈良という地の利を生かし、4000人というボランティアの人たちの熱い声援に元気付けられた素晴らしい大会だった。