「日本漢字能力検定協会」が、毎年発表しているその年の世相を表す漢字が決まった。今年最も応募が多かった漢字は「暑」だった。たしかに、夏は例年以上の猛暑で外に出るのも怖いくらい暑い日が多かった。人生において、これほど暑かった年はなかったかもしれない。他の理由としては野菜の値段が高騰したことや南米チリの鉱山の落盤事故で、閉じこめられた33人が暑さに耐えて救助されたこと、惑星探査機「はやぶさ」が地球へ突入する際、1万度の高熱をくぐり抜けて帰還したことなどが理由に挙げられているという。
そして、2位が上海万博や尖閣諸島問題で注目を集めた中国の「中」、3位が天候や政治、景気が不安定だったことや、行方不明の高齢者が各地で相次いだことで「不」だったそうだ。
因みに「日本漢字能力検定協会」以外でも、今年の漢字を発表している団体がある。インターネットのアンケートによる「ネット今年の漢字2010」では1位「呆」、2位「漏」、3位「愚」、4位「流」、5位「嘘」だったそうだ。すべてネガティブな漢字ばかりである。私も「呆」と「漏」の字を特に推したい気がする。今年は、怒りを通りこして呆れるニュースが多かった年だった。
また、学生が選ぶ今年の漢字は「迷」だった。「就職に迷っている」「世界中が迷走しているから」などが理由だそうだ。2位は「変」、3位は「暑」、4位以下には「乱」「難」「苦」などで、就職活動や不景気など、学生を取り巻く環境の厳しさを表す漢字が並んだようだ。
それぞれ1位は異なるが、明るく希望が持てるような漢字は一文字もない。来年は、ポジティブな漢字が並ぶことを期待したい。
そして、2位が上海万博や尖閣諸島問題で注目を集めた中国の「中」、3位が天候や政治、景気が不安定だったことや、行方不明の高齢者が各地で相次いだことで「不」だったそうだ。
因みに「日本漢字能力検定協会」以外でも、今年の漢字を発表している団体がある。インターネットのアンケートによる「ネット今年の漢字2010」では1位「呆」、2位「漏」、3位「愚」、4位「流」、5位「嘘」だったそうだ。すべてネガティブな漢字ばかりである。私も「呆」と「漏」の字を特に推したい気がする。今年は、怒りを通りこして呆れるニュースが多かった年だった。
また、学生が選ぶ今年の漢字は「迷」だった。「就職に迷っている」「世界中が迷走しているから」などが理由だそうだ。2位は「変」、3位は「暑」、4位以下には「乱」「難」「苦」などで、就職活動や不景気など、学生を取り巻く環境の厳しさを表す漢字が並んだようだ。
それぞれ1位は異なるが、明るく希望が持てるような漢字は一文字もない。来年は、ポジティブな漢字が並ぶことを期待したい。