欧州6大メーカーが車車間通信でコンソーシアム「C2C CC」を結成したと発表した。
主たるメンバーはドイツ陣営である。
以前の記事で、車車間通信は装着率が100%にならないと機能しないと書いたが、若干訂正する必要がありそうだ。確かに、見通しの悪い交差点での車両接近感知などは、100%装着が前提だが、高速道路で前方のトラフィックでの急ブレーキやエアバック展開を感知するシステムは、100%装着ではなくとも機能する。トラフィックのなかの何台かが感知することで、トラフィック自体を制御する効果があるからだ。
特に、霧の高速道路における多重追突が深刻な問題である欧州では、かなり効果の高い予防安全施策となるだろう。
こうした車車間通信がうまく機能すれば、路車間通信の意味あいは微妙になる。むしろ、車車間の方が多額のインフラ整備を必要としないという意味では優れたITSソリューションになるのかもしれない。
これはETCを立ち上げ、DSRCをさらに拡大していきたい国交省の目論見とはズレがある。
主たるメンバーはドイツ陣営である。
以前の記事で、車車間通信は装着率が100%にならないと機能しないと書いたが、若干訂正する必要がありそうだ。確かに、見通しの悪い交差点での車両接近感知などは、100%装着が前提だが、高速道路で前方のトラフィックでの急ブレーキやエアバック展開を感知するシステムは、100%装着ではなくとも機能する。トラフィックのなかの何台かが感知することで、トラフィック自体を制御する効果があるからだ。
特に、霧の高速道路における多重追突が深刻な問題である欧州では、かなり効果の高い予防安全施策となるだろう。
こうした車車間通信がうまく機能すれば、路車間通信の意味あいは微妙になる。むしろ、車車間の方が多額のインフラ整備を必要としないという意味では優れたITSソリューションになるのかもしれない。
これはETCを立ち上げ、DSRCをさらに拡大していきたい国交省の目論見とはズレがある。