ITSを疑う

ITS(高度道路交通システム)やカーマルチメディア、スマホ、中国関連を中心に書き綴っています。

M-1グランプリと若者のクルマ離れ

2007年12月24日 | 雑記
M-1グランプリはサンドウィッチマンの優勝に終わった。
この番組はオートバックスが提供しており、前年の優勝者によるCMが放映される。
したがって今回の担当はチュートリアル。

「ナビは純正より後付が良い」なんていう、通常TVではあまり聞くことのないカー用品のCMにはむしろ違和感すらある。カー用品市場は恐ろしく冷え込んでいるのだ。

以下は2chから。

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1 名前:名無しステーション[sage] 投稿日:2007/12/23(日) 20:43:46.98 ID:1JGIl2Xo
サンドウィッチマンの優勝はない
だってオートバックスのCMに出せるようなガラじゃない

4 名前:名無しステーション 投稿日:2007/12/23(日) 20:44:05.92 ID:3tHD8STA
オートバックスの客てこんなんばっかじゃねーかw
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サンドウィッチマンの容貌を知らない人にはわからないかもしれないが、つっこみの伊達はもろにヤンキーだし、ボケの富澤はちょっとオタクっぽい。
いまどきクルマいじりをする奴はオタクかヤンキーだ、といっている。

若者のクルマ離れについて業界人に説明する時、車好き=オタクかヤンキー=軽蔑の対象という話がどうもあまり理解されない。というか、クルマという商品が若者の間でそこまでイメージを悪化させているということを信じたくないのだろう。
だから「携帯にお金がかかるから車まで手が出ない」というような一見もっともな理由を信じたがる。

でもそうした認識はマーケティングを誤らせる。たとえば日産はCUBEで「月々の支払いは携帯料金より安い」みたいなCMを打ったけど、あまり効かなかった。

この辺は各社かなり試行錯誤しているように見える。
トヨタの新bBは、もろヤンキー狙いのようなスタイルやスペシャルオーディオでスタートしたが、現在のCMは夜の遊園地で男女が遊ぶというファンシーな映像に一変している。

まさに手探り状態なんだろう。