色々な物の修理記録

RXー7、CXー5、趣味の備忘録

続・完全燃焼にむけて・・・

2009-08-13 20:51:00 | クルマ電装
今朝も、自宅周辺は出発時小雨。
途中も降ったりやんだりの典型的日本海側気候でしたが、
中国道に合流したあたりから、太陽が見え始め
加古川についた頃には、蒸し暑いながら何とか晴れた!!
程なく社長が登場!
ついにセッティングが始まる…
挨拶もそこそこに、社長が運転して同乗で現車チェック。
ここで、”ダメ”がでるとすべて中止になって帰ることに
なるんでしょうが、
各ギア、各回転で”ぶつぶつ”言いながら走らせてます(笑)
なんとか、車のほうは大丈夫そうです。

んで、工場に帰ってきてECUを外して早速調整。
各ギアのブーストのゲイン調整(デューティですかね?)
シーケンシャルポイントの調整。
温間再始動時のパラメータ変更。
言い忘れた車の仕様とかも伝えつつ、噴射量とかを
調整してもらっているようです。(想像)
”ぶつぶつ”いいながら1回目ROM書き込み。
久々にROMライター見ました。相変わらずRS-232C接続ですな。

新しく書き込んだROMつけて、今度は社長のみで試走。
これで決まりかと思われましたが、
温間再始動時のハンチングや、
社外エアクリ、I/Cとのマッチングで
再度パラメータ調整。
ギアごとのブーストゲインも微調整して…
この間は真剣な眼差しでキーを叩いておられます。

この間にノーマルのECUに交換して、
始動してみますが、ノーマルECUでも再始動時のハンチングが
収まらないのでROMの問題でなく
積み替えたDoEngineeringのエンジンのポート形状や
I/C等のマッチングの問題ではないかとのこと。
まあ、始動後30秒ぐらいすると落ち着きますので、
そんなに神経質になるほどでも無いんです。

もう一回ROM焼きなおして、ECUを再装着する。
今度はエンジン掛けると”タコメータがうごいてな~い”と。
ECUからエレクトロタップでIG信号を拾ってますが、
外れたみたいです。(激汗)
速攻で復旧してもらい再度試走に…
待つこと10分ほどで帰ってこられて、ドライバーチェンジして
今度は一人で試走です。

土地感が無いので変なとこ行くと迷いそうですから、
帰り道を忘れないように周辺を試走する。(苦笑)
田舎道なんで、ブースト掛けると怖いんですが…
走ってみると、3000rpm位の負圧領域で急激にトルクに
乗ってきてたのが、気にならない感じにスムーズにつながってます。
気になっていた、3000rpm以下でのギクシャク感も少なくなってます。
パワー感は、”必要にして充分”(←ロールス・ロイス風)
ブーストは0.8kg/c㎡ですが、そんなにいらなかったりする。
気温が下がるともう少しブーストが上がるらしいが、1.0kg/c㎡まで
マップがあるので、大丈夫とのこと。(そこまでいらんと思う)

あとは、事務所でいろいろダベりながら、
純正ECUの学習機能、O2フィードバック領域のことなど…を尋ねてみる。
しかし、さすがに回答が的確で完璧すぎます。
このひとハウジング内でローターの隙間を
出入りしているアペが見えているようです。www

マフラーによっては、もっと低回転域が乗りやすくなるとのことで、
またまた、ヤフオクで調達せねば。(苦笑)

ほどなく、次のお客さんが到着されて、
作業が始まりました。
作業風景も拝見(邪魔)しておりましたが、
想像どおりの丁寧さ、神経質さでした。まさに”愛”にあふれているwww
弟子入りしたい(爆笑)

帰路は混雑する高速を流して?帰りました。
途中から天気予報どおりの雨ジャジャ降りで
4速、5速でのセカンダリー領域のフルブーストは試せてませんけど…
今回乗ってもらって、車の制御関係も正常のようでしたし
ここ2ヵ月半に及ぶ中古タービン2個1再生作業も
一応の成功のようです。
次のネタを考えなければ…