民宿で懐かしい飛騨の郷土料理・朴葉味噌の朝食を戴き30年振りの高山に寄り道する事にしました
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国道158号線に入り僅かな距離で左に平湯大滝の看板を目にした私達
滝に目の無い私の為に有り難いですね
雄さん、ハンドルを左に切ってくれました
林道が続いていましたので、そのまま進みますと
2分も走らない場所に駐車料金所(500円)が設けられているでは有りませんか
下した決断は・・・やはり、バカバカシイ
車をUターンすると少し手前の空き地に駐車し350m弱を歩きます
途中、擦違った中年女性二人が
「素晴らしい滝です、一見の価値は有りますよ」と言って通り過ぎて行きました
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駐車場からは片道100円で巡回バスも出ている様でしたが
歩いてこそ得られる緑陰のちょっと冷んやりした空気
道の傍らに咲く野の花々・・・歩かない手は有りませんよね
20分くらい歩いたでしょうか
前方に目指す平湯大滝が見えてきました
飛沫がかかるほど近づいても滝壺は大きな岩に阻まれてみる事は出来ませんでしたが
幅6m 落差64mは流石、滝百選に選ばれただけの事は有る豪快さでした
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R158に戻り暫く行きますと今度は右に「銚子の滝」の看板を見つけます
国道から1キロ、道は狭いですが直ぐ側まで車で入れたのはラッキーでした
銚子の滝
この滝は2段になって落ちていまして上部は成るほどお銚子の口を思わせます
落差は25mですが豊富な水量は平湯大滝同様の豪快さが有りましたね
滝と対峙しますと容赦ない飛沫が襲い懸かります
ここはマイナスイオンを全身で浴びる事に致しましょう
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赤かぶの里を過ぎ長閑な集落を幾つか超えたとき雄さんが急にハンドルを右に切りました
私は気付かなかったのですが「匠の里」と言う看板が目に入ったらしいのです
行ってみますと雄さんが思い描いていたものとは違ってはいましたが
飛騨の匠が一分の狂いなく建てた民家を代々守り続けながら
ただ埋もれていくだけの何も無い山里で何か出来ないだろうか
家族で楽しみながらやれる事はないだろうか
若い頭首が構想を練り考え出したのが
二階の美術館やジオラマを楽しんで頂きながら
古民家でお茶を飲みながら寛いで頂くという“匠の里”だったのです
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このジオラマは一部屋を使って懐かしい昭和初期の高山を再現したものだそうでして
列車を走らせながら一日の情景を3分間ほどのドラマ仕立てにしてありました
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群馬もそうでしたが馬は大切な生活の担い手でした
ですので人間と同じ扱いがされていたんですね
この地方は勿論 背中の黒いたてがみが特徴である木曽駒です
足の短さと体系は日本人的(私的)ですが、まァ親しみが有ると言えばある様な・・・
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屋外では小さな子供も楽しめる中規模な水族館もあります
愛嬌が有りますでしょ
この“いとう”を目にすれば自分の顔に自信が持てるというものですよね
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その傍らに咲いていた半夏生です
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匠の里を後に少し走りますと今度は国の重文「荒川家」が有りました
この家は江戸中期、六ヶ村の庄屋を勤めた旧家で
屋根はクレ板葺と言い瓦の様な高価な物が使用できなかった時代、雨にも強い栗の木を板状にし
何層にも重ねて葺いたあと仕上げに風で飛ばないよう石を重石代わりに置いたのだそうです
係りの女性が親切で(もしかして退屈だった?)こと細かく説明をして下さいましたが
その説明を聞いていたら陽が暮れそうなので屋内を見せて頂く事にしました
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あちこち寄り道をしながら、ようやく高山にやってきました
30年も経つと記憶を手繰り寄せても、どうも当時の面影と合致しません
店の人も大分変りましたよと仰っていましたから仕方ないんでしょうね
良かった
橋の欄干の手長、足長、これはそのままでしたね
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陣屋跡と旧役場です
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暑い一日でしたが私達はめぼしい店を見つけてはショッピングを楽しみました
購入した物は白酒(これは一日しか持たないので家に帰るまでに飲んでしまわないと)
でも、どちらか一人ですよね、飲めるのは
それとお漬物3種、勿論、赤カブ漬けも入っています
そして私達もこうなりたいねと爺婆のお人形
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みたらし団子も食べましたよ
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あらら、軒下にツバメの赤ちゃんです
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今度は何時になるでしょう
三度目はもっと、ゆっくりしたいものです
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帰り何処で道を間違えてしまったのか知らない内に旧安房峠を走っていました
でも、お蔭でこんなシーンが撮影できたんです
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遠く有明山でしょうか
日本の原風景が暫くお供してくれました
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