たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

野反湖・八間山 8/5

2014年08月18日 | 登山
今日は野反湖へお花見と言う事でしたので、ゆっくり8時に箕輪を出発しました

ですが公ちゃんが見たいと言っていたニッコウキスゲは終わりを告げ

真黄色に染まるはずの湖周辺の傾斜地は緑が広がるばかりです

それでは「イカイワの肩」まで登り、そこで昼食して帰ろうかと話が纏まり

八間山への山道に歩を進めました 10:40

ニッコウキスゲは無いけど有る有る有るじゃない

先ず足元で揺れているのはハクサンフウロ

そしてホソバウスユキソウ ・ ヒヨドリソウ






定植したコマクサも大分、数を増やしてきています


ツリガネニンジンの風に揺れる様は風鈴の様ですね


振り返ればエビ山・高沢山の奥に草津白根山の姿が有りました


アザミは種類が多く形の違いは分かりますが

名前を覚えるのは面倒臭いので此処でもアザミで誤魔化す事に致しましょう




アルプスにも有りましたヤマハハコですね


大分、高い場所まで来まして野反湖がもう、あんなに低くなりました


イカイワの肩には11:55の到着

ここで、みっちゃん・きみちゃん口を揃えて

「ここまで来たんだし後は稜線歩きよね 八間山からキャンプ場に下山しない?」

要するに縦走してしまおうと言うのです

時間は何とかなりそうですし二人がそう言うのですから私は大丈夫、従いましょう

ただ稜線歩きと言っても結構な登りが待っているんですけどね

敢えてそれは口に出しませんでしたが・・・

では出発しましょうか


このツツジはホツツジと言いまして一つ一つはとても小さな花です

でも纏まるとまるで粉砂糖を振りかけた様に美しいですよね

ホツツジの花の由来ですが花の先端がクルッと丸まってまるで船の帆の様に見えるからなのです

思い切り近づいて写しましたので見て頂ければお分かりかと思います




暑さと結構な斜度に足元のキンレイカやアキノキリンソウ、ウツボグサを愛でながら一息入れました

11:55に着いたイカイワの頭でまた一息

八間山へは、もう一汗かかなくてはなりません










でも頑張りました12;40山頂到着です


展望は申し分ない360度

あの榛名山の向こう側には三人の家が有るんだよね

みっちゃんもきみちゃんも大感激、凄い凄いを連発しています


さて昼食に致しましょう

誰もいない山頂は私達だけの貸しきり山上レストラン

今日はコンビニでと言っていたにも関わらずデリシャスなご馳走が並びます


あらら、傍らに建つ小屋は今にも潰れそう

15年位前に雄さんと雪の壁を乗り越えようやく着いた山頂で昼食をとろうとした時でした

小屋の中へ入ろうとすると何処から吹き込んだのか半分以上の高さまで雪が積もっていたのです

私達は雪を踏み固めシートを敷いてそこで食事をしたのですが

もう忘れてしまいましたが多分、あの時から似たような状態だったのかもしれません


景色に満足、お腹満腹 時刻は13:40そろそろ潮時ですね

今きた道を戻ろうかキャンプ場方面に向かおうか問いかけましたところ

やはり縦走したい想いのお二方

それではとキャンプ場に向けて山を下ります

こちらは最後まで深い森に閉ざされた展望皆無の北斜面

花の数はグッと減りましたが、それでもギボシやツルリンドウ

そして道の両側にイワナシの実でしょうか、真っ赤な実が足元を飾ってくれました




ちょっと飽きたねと思い始めた頃、ようやくキャンプ場からの登山口に下山

時刻は15:00でした


ここからは舗装路を歩くより湖の遊歩道を歩いて駐車場に戻った方が断然いいよねと

湖に下る道を選びますと早速アサギマダラのお出迎えです




ここからは又、花の道が期待できそうでしたがカメラのバッテリーが点滅を初めてしまいました

花の幾つかは諦めるしかなさそうです

取り敢えず、クルマユリ ・ シモツケソウ ・ クガイソウ

きみちゃんの為に数輪残っていたニッコウキスゲです








あァ、もう秋を感じさせるヤナギランが咲いているんですね

そして、こちらも秋の匂いのするマツムシソウです






トラノオはもう最盛期を過ぎましたが静まり返る湖に良く映えていました


予定外の登山になってしまった今日一日

陽は西に傾いて吹く風が冷たくなった16:20無事、駐車場に帰り着きました

みっちゃん、きみちゃん お疲れ様



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