富士写ヶ岳 (942m) 標高差→786m
各名所を回りながらも常に頭から離れなかった登山の二文字
一昨日、地図から探しだし
ようやく登山に漕ぎつけました
富士写ヶ岳は深田久弥氏が登山を始めるきっかけとなった山だそうです
私達が選んだコースは枯渕コースですが下山に前山を下るコースをとれば
深田氏の顕彰碑が有ると言うのですが
(朝日に温まった水分が、しきりに蒸発しています)
入山口の道が広くなった場所(7~8台駐車可能)に車を停め8時20分出発
海に近い山の登山者の宿命とでもいいましょうか
山の標高は左程で無くても登山口が低い分(156m)標高差は結構なものです
我谷ダムに掛かる吊り橋を渡りきった所が登山口
ここを右に折れ、いよいよ尾根にとり付きます
「遥々と富士写ヶ岳へようこそ」とでも言う様に・・・
いきなり始まる急斜面、尾根に登りあげても容赦なく
富士写しと言うだけ有って厳しい登りの連続です
足元は落ち葉が堆積し隠れた石はネバ土を絡ませ憎たらしいほど良く滑りました
(この状態は山頂までずっと続きます)
帰りは余程、慎重に下らないと・・・
写真で斜度を出すのは難しいものですね
言葉で表現すれば、ふくらはぎが攣りそうな
ようやく登れた山だと言うのに楽しむ余裕が何処かに吹っ飛んで行きそうな・・・でしょうか
それでも目指す山が少しでも覗けば力が湧くと言うもの・・・
なのですが、それも束の間、再び木々に飲み込まれてしまいました
気が付けば周辺の木々はブナに、林床はシャクナゲの群生へと変わっていました
初夏の風景を想像しながら歩を進めますと
目の前に舞い降りた一匹のアサギマダラ
シャクヤクの変わりを務めてくれた様です
ブナの木は色んな表情を見せてくれますね
象に見えたらオナグサミ
ヒョー!!
ちょっと・何と言うか・・・(笑)
木々のオブジェを楽しんだ後は又一踏ん張り さぁガンバロウ!
赤や黄色の色さまざまに~~
本当は歌ってる余裕なんか有りゃしません
でも、やっぱり疲れる~
ヨボー、チョンチョ二~~~
入山してから2時間20分(10:40)
いきなり視界が開けました
スゴイ!
日本海が見える
知らない内に富士写ヶ岳が近づいてる
ナナカマドの実が美しい
続く
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