たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

(2)日本の滝百選米子大瀑布(ビューポイントへ)

2017年10月02日 | アウトドア
続き


正面の山は奇妙山(この山にも奇妙滝が有りますが現在は入山禁止)




山を下りガラリと景色が変わりました

ノコンギクやキクイモ等が足元を彩る伸びやかな道です




右側はどこかチロルを思わす景色です

ちょっと歳はいってますがハイジが元気よく(Iさん)・・・



   

同時に二つの滝が見渡せるビューポイントに着きました

雨の日には、この溶岩岩壁を幾筋もの滝が落ちるそうで

岩壁には数本の黒い筋が確認できました



上の写真と下の写真は全く同じ場所ですが

上は現在の鉱山、下は25年前に訪れた時に私が写したものです

ここは鉱山跡地です

1743年(江戸時代)に本格的な硫黄の採掘が始められ

昭和初期までの230年間、稼動しておりました

説明版に寄りますと当時1500人もの鉱山関係者が、此処で生活し

診療所や学校、共同浴場、売店、食道、映画館、テニスコート等々まで

有ったという事ですから驚きですね

   

掲示板に貼られていた全盛期の鉱山の様子


此処は校庭跡と言う事ですが学校はどの辺りに建っていたのでしょうかね

生徒たちは二つの滝を目の隅に置き勉学に励んでいた事でしょう

25年前の日記より

所々区画されていたので「売地だったら買いたいね」と話ながら

歩いていると学校跡、医院、テニスコートetc跡地の立札が目に入った

そんなところから此処にはかなりの人数が生活していた事が想像される

中略

雄さんは「何処の大手の会社が開発したのか解らないが何も無い谷間に

木霊する子供達のはしゃぐ声が聞こえて来る様だ」としんみり語っていた

あの頃は山蕗の生い茂る中、所々に家の基礎が残り、それらに何処か感傷めいたものを

感じたものでしたが今は整地され一面の芝生が時代の終わりを告げておりました


ホツツジ

   

キツリフネ & アキノキリンソウ


ガマズミ(?)


鉱山跡地から駐車場までは30分の急下降です

途中で飽きてしまった程でしたので実際には、もう少し掛かったかもしれません

という事で米子瀑布を観るウォーキングは今回も無事に終りました


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