9月29日
今回は前回とは逆コースになる白根口より芳ヶ平を目指します




駐停車禁止地点を過ぎますと前方にいよいよ白根独特の紅葉
笹の緑とナナカマドの赤の競演が始まりました
しかし何時もでしたら「ウワーッ」と声を張り上げる場所なのに・・・
今年はあの感動が今一出て来ないのです
こんな年だって有るわさ、私の運が悪かっただけ 






レストハウス前の小さな池を右に見て緩く下ると少しずつナナカマドの紅葉が
目立つ様になりましたが、どうしたのでしょうか
あのルビーの様な赤い実がどの木にも付いてない!
今年の夏の気象は樹勢にかなりの影響を与えてしまった様です
だが待てよ!樹勢が衰えると子孫を残そうと木々は実を付けるはず
と、いう事は・・・なんだろう??



何て気持ちの良い道でしょう
渋峠からの登山道に比べると嘘の様に緩やかで歩きやすい道です
「ぽっかり浮かんだ~白い雲~♪」 何処からかそんな歌が聞こえて来そうな・・・


双耳峰の燧ヶ岳が見えます、左の大きな山体は至仏山でしょうか
おや?後方でエンジン音 ここは車も通るんだ 

「すいませ~~ん」助手席の人が駆けて来ました
「勢いを付けないと車が止まってしまうので申し訳ないのですが除けてて頂けますかね」
これから芳ヶ平まで行くのだそうです




ここは立ち入り禁止区域
今から30年ほど前、学校行事での登山中、高崎の高校生が硫化水素ガスを吸い込んで
3名が死亡するという痛ましい事故が起きた場所です
今は警報装置が設置されておりますが
立ち込める硫黄臭は、あまり気持ちの良いものでは有りません



(中央に赤い屋根の芳ヶ平ヒュッテ)

危険地帯を通過し緩く下れば芳ヶ平ヒュッテまでは、もう一踏ん張り



着きました、先日、美味しいコーヒーと自家製ケーキを戴いた芳ヶ平ヒュッテです
今日は寄らずに湿原に直行する事に致します
(続く)
これから6日まで出かけますのでコメント欄は閉じさせて頂きました

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